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2026/07/01
おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
「これから業務で生成AI(ChatGPTなど)を使ってみよう!」と考えている皆さま、AIに対してどのようなイメージを持たれていますか?「どんな仕事でも一瞬で完璧にこなしてくれる魔法のツール」と思っているなら、少し注意が必要です。実は、AIにも明確な「得意・不得意」があります。
今回は、私が実際にAIを使って「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業のHPの内容から、各行の文字数がピッタリ同じ『縦読み(隠しメッセージ)』の文章を作る」という少し意地悪な実験をした結果をもとに、業務でAIを賢く使いこなすためのリアルなコツをご紹介します!
AIに与えたミッションは以下の通りです。
提供資料:広島市中小企業支援センターの「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」に関するHPの掲載内容
隠しメッセージ:各行の頭文字を縦に読むと「創・業・す・る・な・ら・広・島・で」になること
厳しい制約:全9行で、各行を必ず「25文字」ピッタリにそろえること
人間がやろうとすると、頭を抱えてしまうようなパズルですよね。結果として、この作業を通じてAIの「得意なこと」と「苦手なこと」が浮き彫りになりました。
まずは、AIが圧倒的なパフォーマンスを見せた部分です。
①長い資料の瞬時な読み込みと要約、専門用語が多く情報量の多い資料を一瞬で読み込み、「誰が対象で、どんな支援が受けられるのか」という要点を正確に抜き出してくれました。
② ゼロからベース(叩き台)を作るスピード「頭文字を固定して意味の通る文章を作る」という難題に対しても、わずか数秒で自然な文章のベースを出力してくれます。
業務においては、「膨大な資料の要約」や「企画書・メールの叩き台作成」を任せると、劇的な時短に繋がります。
一方で、AIがつまずいたポイントもありました。それが「ルールの厳密な遵守」、特に「文字数のカウント」です。「25文字ピッタリにして」という指示がなかなか通らない生成AIは言葉を「文字」ではなく「トークン(意味の塊)」として処理する仕組み上、文字数を厳密に数えるのが非常に苦手です。24文字になったり、26文字になったりと、微細なズレが何度も発生しました。
業務において、「ちょうど400文字で」「このキーワードを必ず3回使って」といった「数学的・パズル的な厳密さ」を求めると、AIはポンコツ化してしまうことがあります。
この実験から得られた、これからAIを使い始める方への一番のアドバイスは「AIに100点を求めないこと」です。AIに80点までの叩き台を一瞬で作ってもらい、最後の20点(今回で言えば、文字数の最終的な微調整や、人間らしい温かみのある表現の追加)は人間の手で仕上げる。この「AIと人間の役割分担」こそが、最も効率的で賢い使い方です。
生成AIは万能ではありませんが、得意・不得意を理解して使えば、皆さまの業務を何倍も楽にしてくれる最高の相棒になります。まずは「完璧じゃなくてもいいから、とりあえず叩き台を作って!」と、気軽にお願いすることから始めてみませんか?
【縦読み:創・業・す・る・な・ら・広・島・で】
創業意欲ある方へ、経営と資金の両面から支援します。
業種については小売業や製造業などが保証の対象です。
すでに開業している場合は開始後三年未満が条件です。
るい計四回までの事業計画策定支援が無料となります。
なやみが多い創業時にも専門家からの助言があります。
らいばるに差をつける最大三千五百万円のご融資です。
広島市内で創業か主たる事業所があることが条件です。
島しょ部を含む広島市内での創業を全力で応援します。
では必要書類を揃えて支援センターへご提出ください。