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支援センター職員によるブログ

「意外にも的を射たコミュニケーション戦略」

2010/08/13

mikio2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林です。


 先日、広報関連の専門コンサルタントの方とお話しする機会がありました。その際、私が「コンサルタントなどの専門職を持つ既婚の女性向けにビジネスバッグを開発し、販売する場合、商品広告を掲載する既存雑誌は何にしますか?」と仮定の話を尋ねました。
 すると、3誌あげていただきました。2誌はトレンディ系で著名な雑誌。
 そして、もう1誌が、女性向け専門誌を予想していた私にとっては意外にも、新しい生活を提案し、いいモノが載っていると謳う男性向け雑誌でした。理由を詳しくお聞きする時間がなかったため、私が次のように推測しました。

 

 ターゲットとする女性の生き方、考え方などが次のように考えられるため、この男性向け雑誌も広告掲載候補として考えられる。
 ① 絶えず新しい知識、情報の収集に心掛けている。
 ② 専門職は比較的男女の差がなく、読む情報誌についても良質の情報を掲載しているものであれ

  ば、女性向けにこだわらずに読んでいる可能性がある。
 ③ 既婚者であるため、夫がこの男性向け雑誌を買って、家に持って帰れば、読む機会がある。
 ④ 夫婦がそれぞれ収入を得て、経済的余裕があると考えられるため、この雑誌の読者である可能

  性が高い。
 ⑤ 結婚、出産後であっても、これまでの消費スタイルを維持できるような情報誌への関心が高い。

 

 実際に、この雑誌の読者の属性が公表されています。女性読者:20.4%、既婚者:51.9%、1か月の小遣い:6.8万円、回読人数:本人のみ29.9%、2人34.3%、3人22.0% などとなっています。

 

 ターゲットとする消費者の生活様式などを詳細に分析することにより、女性向け商品の広告を、あえて男性向け雑誌に掲載し、「あなたのようなライフスタイルを送っている方に、喜んでいただける新商品を提供いたします。」という特別なメッセージを届ける手法もあるのだと教えていただきました。

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