公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

閲覧補助
文字サイズ
標準
拡大
検索
お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

支援センター職員によるブログ

コンプラ違反警察

2023/11/29

阿須賀コーディネータ(創業支援) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・阿須賀です。

創業支援の担当なので、新しい事業にチャレンジする方とユニークなビジネスプランについてお話しすることが多いのですが、未来への夢の前に、細かいことがいろいろ気になる職業病にかかってしまったようです。

 まず多いのが、屋号や商品名、サービスの名称の商標確認。これは最初の段階ではまず検索すればいいので少しは気が楽ですが、区分のことや以前に他の人が申請して拒絶された事例など深く調べることも必要なので、相談窓口を紹介します。

 加工食品は、中級食品表示診断士(※よく間違われますが中小企業診断士ではない)の資格を持っているので「添加物不使用」表記は確か指針出てたよね、とか、栄養成分表示や原産地表記大丈夫?と知らず知らずのうちにチェックしている自分がいます。

 さらに、生徒を集めていろんなレッスンを企画する方がお茶とケーキを出したいといえば、「飲食業にあたらない形態?」、シニアターゲットのサービス事業者さんが送迎付きにしたい、と言われたら「白タクにならないようご注意を」、「古い着物のリメイクをして小物販売する」「もらった着物をレンタルに」という方には「古物商取ってくださいね」。エステ開業だと、首から上の施術は美容所登録などの謎ルールが書いてあることがあり、基準はどこなのか厚労省サイトなど検索して悩む羽目に。

 細かいことを言い出すと、体操教室でかける曲は、JASRACに申請が必要?有償で撮影を請け負うのに、公共の公園を使う場合は使用許可がいるの?お金をもらって実施する野外体験教室を公共の公園やキャンプ場で開催可能?などなど、いろんな疑問が次から次へ。

 事業者ご自身では気づいておられないことも多く、お話しするたびにまず心配ごとからお伝えすることになって、まるでコンプライアンス警察、小姑のような性格になりそうです。とはいえ、大手企業であれば、社内に法令を調べる部署がありますが、中小企業支援の大事な役割のひとつだと考えています。

 自分で全部規制や法令を把握しておくことは不可能だと思うので、私の役割は問題点の事前の発見と、専門の相談機関へつなぐこと、と割り切って、小姑を貫こうと思いますが、できればもっと夢の話に時間を割きたい!です。

カテゴリ

最近のブログ記事

月別の記事

リンク集

このページのトップへ