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支援センター職員によるブログ

海外の飲食店に学んだ「セルフ会計」の工夫

2025/07/23

nagasato2024.jpg おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・長里です。

 

さて、今回は、海外の飲食店で体験した「セルフ会計システム」というちょっとしたデジタル活用の工夫をご紹介します。

  

訪れたレストランでは、各テーブルにQRコードが設置されており、自分のスマートフォンで読み取ると、メニューが表示される仕組みになっていました。注文はスタッフが対面で受け付けますが、会計はなんと再びQRコードを読み取って、専用サイトにアクセスし、クレジットカード情報を入力すれば自席から支払うことができるセルフ決済型でした。さらに、この方法が、チェーン店だけでなく個人経営の小さなお店でも当たり前のように使われていました。私は、飲食店でこの支払方法を体験したのは初めてでしたので、驚きました。

 

お店のスタッフの数は店舗の広さから見るとかなり少人数でしたが、料理の提供や片付けなどに集中しており、無駄な動きがほとんどなく、スムーズに回っている印象でした。そのためか、少し列ができていても待ち時間が短かったように感じました。「この仕組み、便利だし、お店側にも来店客側にもとっても助かるんじゃないか?」と感じ、ちょっとしたデジタル活用で、「業務の効率化」や「人手不足の対応」につながっていることを実感しました。

 

日本でも、タブレットでの注文や、QRコードでメニューを見るスタイルは増えていますが、「会計までを完全に非接触・自席完結で行える仕組み」は、まだ一部の店舗に限られている印象です。 

このような仕組みを見て、「DX」というと大がかりなシステム導入や大企業の話だと思っていましたが、実はもっと小さなことから始められるのでは?と感じました。

「デジタル化」や「DX」という言葉を聞くと、難しいシステム導入や大規模な改革をイメージされる方も多いかもしれません。難しいIT導入ではなく、ちょっとしたデジタル活用から始めるのが、DXの第一歩なのかもしれません。

  

まずはスモールDXからはじめてみませんか?

当センターでは、デジタルツール導入に関する相談対応や、DXセミナーを随時実施しています。「何から始めればいいか分からない」「ITにはあまり詳しくない」という段階でも問題ありません。ぜひ窓口相談やセミナーにて、お気軽にご相談ください。

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