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2008/12/12
おはようございます。
がんばる中小企業を全力でバックアップする「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・景山です。
いきなり耳慣れない「法則?」で恐縮ですが、株式相場や為替相場の世界には、「1の桁が7の年は大荒れ」というジンクスがあるそうです。
双日総合研究所の主任エコノミスト吉崎達彦氏がかねてから言われており、以下のように、10年に一度の大混乱の後、利下げ→バブル発生→バブル崩壊→安全保障上の危機というサイクルが続くというものです。
1987年:ブラックマンデー 1990年 → 1991年
→日銀の低金利→日本の不動産バブル バブル崩壊 湾岸戦争
1997年:アジア危機 2000年 → 2001年
→ロシア危機→Fedの利下げ→米国ITバブル バブル崩壊 9.11テロ
2007年:サブプライム問題 2010年 → 2011年
→Fedの利下げ→?バブル ? ?
サブプライム問題は、3年以上前から米国の住宅バブルはいずれ剥落すると言われてきましたが、ここまで甚大な影響があると予想する人は少なかったように思います。
現在では、百年に一度の金融危機、全治には最低3年必要とみられており、もう十分という感じだけに、今回は「アンラッキーセブン」の法則の後半シナリオが外れてくれることを祈るばかりです。
吉崎氏は、テレビ番組のコメンテーターを始め各方面で活躍中のエコノミストで、「溜池通信」というサイトを運営し、内外の経済・政治や貿易の動向について、最新で興味深い情報を発信しておられますので、是非覗いてみられることをお勧めする次第です。