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2009/05/15
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの近藤です。
さて、今回はテレビ会議において避けて通れない使用言語の問題について触れてみます。
グローバルな会議は英語で進めるのが一般的です。会議で話されたことがその後のプログラム推進のベースになりますので、英語で共有されたことが業務を進める際の関係者間の共通の理解となります。
私が経験してきた種々の公式会議では、通訳(同時通訳)がつくのが一般的でしたが、いかに優秀な通訳者であっても、通訳を介して聞いた言葉では真の意味を理解することが困難な場合が多いといえます。
例えば、「J99のPIAの前にはDPFのPVAを決めねばならないが、MLEのBobの考えを確認する必要があるし、例のFleetのDiscountの件も考慮しなければ、云々」(ある架空の話)というような議論がもっと込み入った形で、しかもテンポが速く議論されますから、ベテランの通訳でもこれを同時通訳するのは困難であり、日本語で聞いている日本人は誤解してしまうか、混乱してしまうケースが多いのが実情です。
グローバルビジネスの世界では、どうしても英語は必須であり、少なくともリーダー役を勤める場合は、通訳を介さず、会議をリードできる英語力が必要ということになります。
つまり、通訳を介するか、介さないか、2つにひとつであり、両方を使うというのは現実的ではありません。通訳はあくまで、英語を得意としない会議参加者が、相手側から何らかの質問を受けた際に、的確な回答を日本語でするための補助的なものとして理解するのが妥当でしょう。
さて、このような会議を進める上でのポイントを、私なりの経験から2,3点、次回のブログでご紹介したいと思います。