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支援センター職員によるブログ

(グローバルビジネスのこぼれ話:会議編その4)

2009/06/11

konndou.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・近藤です。


 さてグローバルビジネスにおいてTV会議を利用する際のポイントを、私なりの経験から少しご紹介したいと思います。


 会議に同時通訳がついていたとしても、英語を理解する人と、あまり理解しない人が混在する会議を推進する場合に推奨したいことは、リーダー役の人が時々重要な局面において、会議を一時中断し、問題の絞り込みをした上で、日本側の総意を英語で確認しながら(こちらサイドにも日本語を理解しない人‐外国人‐がいますから)、相手側との協議を進める方法です。このことにより、英語をあまり理解できない人も議論に参加する形で進捗すれば、後々の業務プロセスをスムースに進めることができることになります。


 ところで、私がこういった会議で最も苦労したのは、相手側に、会ったことがないメンバーがいて、こちら側の外国人とお互い知り合いのケースです。このような場合、彼らはFirst Name で呼び合いますので、BobとかMarkのようなどこにでもある名前を呼び合うようなケース(場合によっては同じ会議に2,3人のBobや、Markがいるようなケース)です。外国人ですら混乱することもあるようですから、見慣れない出席予定者のFirst Nameを覚えておくことをお勧めします。


 もうひとつ、日本人の英語もそうですが(かく言う私も含め)、英語が母国語でない人たちや、癖の強い英語にも悩まされます。インド、中国、南アフリカ、タイ、オーストラリア等々、彼ら独特の癖や、また彼ら特有の言葉に慣れるのは大変です。勿論、日本人を相手にすることに慣れた人たちは、それなりに理解しやすく話すようにはしてくれます。私も出来るだけ誤解されないように、センテンスのきり方や、速度が早くならないように注意していました。何しろ発音の問題は直しようがありませんから。


 テレビ会議は、使いようでは、グローバルビジネスのもっとも大切なToolとなるものです。


 1対1の電話では実現できない、お互いのPartyのそれぞれの関連部門の人たちが一気に情報を共有し、スピードある解決を図れる重要なものとなります。そのためにはその基本言語である英語を本当の意味で使えるようになってください。それと十分な事前の根回し、テーマの絞込み、関連資料の事前配布、議事録の確認等の基本動作を行うこともまた重要です。


 グローバルなビジネスにとって、英語を読み、書き、聞き、話すことは避けて通れない必須事項だと言えるでしょう。


 次回は、電話会議についてお話します。

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