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2010/04/14
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の常本☆康之です。
前回までで、商圏分析は一応終了とさせていただき、今回からは売れる商品、売れない商品について私なりの考え方を説明します。
単純に言えば、商品の見極めです。
商品のアイテム数を仮に1,000種とします。そのうち売り上げの上位10位と売れていない下位10位は分かっていると考えられますが、その間にある商品をどのように判断するかが売り上げアップの分かれ目になります。要するに仕入れた商品の貢献度をどのように判断するのが良いかということですが、今回は、代表的な分析方法のABC分析について説明します。
ABC分析は、簡単にいえば沢山ある商材等を重要なものから順番に並べ、A(主力商品)、B(準主力商品)、C(非主力商品)の各ランクに分類・整理することです。
その分析手法については次回に説明しますが、主力商品として判断できるのは全体のアイテム数の10%程度、準主力商品として判断できるのは20%程度で、残りの70%程度が、非主力商品であり、この部分こそが売り上げアップのためのテコ入れゾーンとなるわけです。
―次回に続く―