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支援センター職員によるブログ

環境への取り組み! 白熱電球が消えていく?!

2010/04/15

mennde3.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。

 

 東芝が、120年続いた白熱電球生産を中止するという発表が、驚きをもって迎えられました。 我が家でも白熱電球を就寝用電気スタンドとして愛用しています。光が穏やかで、温かい、そして点灯・消灯が一瞬のうちにできるのが魅力です。 エジソンが、白熱電球のフィラメントとして日本の竹炭を使い、それまで数十時間しかなかった寿命を千時間以上に延ばし、「世界から夜がなくなった」と言わしめたのはあまりにも有名です。

 

 今回の東芝の白熱電球生産中止は、政府の要請を受けたものです。 京都議定書に、わが国の温室効果ガスの排出量を「2008年から2012年の第一約束期間に、基準年(1990年)から6%削減する」という先進国間の約束があります。 1990年からエネルギー消費が大きく増えたのは、民生(業務・家庭)部門です。 2005年度の民生部門は、1990年比で約42%増となっています。 約束を実現するために、民生部門の省エネ対策が次々に打ち出されていくことになりました。

 

 その一つが、平成20年度の改正省エネ法の「事業者単位の規制体系導入」です。 これにより、多くのオフィスビル・コンビニ・スーパー・ホテル・学校・病院等々の民生業務部門は、エネルギー使用の合理化を図らなければならなくなりました。(フランチャイズチェーンも一事業者になります) その民生業務部門では、照明は大きなエネルギー消費項目の一つです。 従来の白熱電球から、例えば、電力消費量が1/10以下でかつ10倍以上の長寿命にもなるLED電球に変えていくことによって、照明用電力消費量を大幅に下げていくことができます。 

 

 LED照明は、すでに液晶TV、自動車のヘッドライトに一部使用されていますが、今後価格ダウンと共に従来に増してさらに様々な分野に使用されていくものと思います。 今回の改正省エネ法によって、企業には様々なビジネスチャンスが拡がって来ます。 今後どのようなビジネスチャンスが産まれてくるかを見て行きたいと思います。

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