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支援センター職員によるブログ

「真摯さ」について考えてみました

2011/06/21

kodama.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長・児玉です。

 

 「もしドラ」がベストセラーになり、またNHKで放映され、映画化もされるなど、今、ドラッカーが色々なところで取り上げられています。(Eテレの「100分de名著」でも、今月はドラッカーの「マネジメント」を取り上げています。)
 私は、アニメ版の「もしドラ」と「100分de名著」を見ただけですが、その中で「真摯さ」という言葉が印象に残りました。
 ところで、今回はこの「真摯さ」について考えてみます。
 「真摯さ」について、辞書を引くと「まじめでひたむきなこと。一所懸命に物事に取り組むこと。」という意味があり、原語の「integrity」では、正直,誠実,高潔といった意味があります。
 先ず「一所懸命」という方向で考えると、単に「真面目に一所懸命に仕事をする」意味だけではないと思います。やはり、「仕事について、より効率的に行う、またはより大きな成果をもたらす工夫を一所懸命に考え続ける」ことも「真摯」であるためには必要だと思います。では、この「効率性」や「成果」とは何でしょうか?これを考えるためには、自分の仕事の「目的」、「すべきこと」、「顧客」といったことについても「真摯」に考える必要があります。
 また、「誠実さ」という方向で考えると、「我欲」や「好き嫌いの感情」から物事を判断することなく、「正しいか正しくないか」を基準に公平に判断するということが必要であると思います。そのためには、何が正しくて、何が正しくないかの基準について「真摯」に考え続けることも必要です。
 「真摯さ」について真摯に考えるほど、自分の仕事について大変高い「志」を要求されますが、一方で、高い志で仕事を一生続けていくためには、張りつめているだけでなく、ある程度は肩の力を抜くことも必要かもしれません。ワーク&ライフ・バランスについても真摯に考えることも必要でしょう。

 

 という風に「真摯さ」という言葉からあれこれ考えてみましたが、ドラッカ-の「マネジメント」を読みもせず、色々勝手に考えているだけで「真摯さ」には程遠いと反省です。

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