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2011/12/06
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長の児玉です。
12月となり、今年もいよいよ押し詰まってきました。年末ということで何かと気ぜわしい毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、Eテレの「さかのぼり日本史」ですが、10月は江戸時代を取り上げていました。島原の乱、宝永地震、天明の大飢饉、露寇事件などの災害や事件に直面し、江戸幕府は政府としての自らの役割を再定義し、「武力による統治から法による統治への転換」、「高度成長から低成長への転換に見合った社会構造の変革」、「国民の生活と安全の保護」といった課題に対応するため、政策の転換や改革のための努力をし続け"泰平の世"を実現したという内容でした。
昔の一般的なイメージでは、江戸時代はその初期に身分制度等の社会の仕組みをがっちりと決めて、その仕組みを守り続けてきた社会であり、江戸幕府はあえて社会経済の変化を押しとどめることにより、260余年の長きにわたる天下泰平がもたらされたといった感じですが、実はそれだけではなく、江戸幕府は、押しとどめきれない社会経済の変化に対応するため、懸命な努力を行い改革に成功し続けてきたとの再評価です。
水面上は優雅に浮かんでいる白鳥が、実は水面下では足を激しく掻き続けているというたとえ話(本当かどうかはわかりませんが)がありますが、外からは同じように見えていても、長きにわたって安定し続け、順調であり続けるためには、自己のあり方や進むべき方向を絶えず見直し続けることが必要と考えます。
そこで、来年の1月20日(金)に実施します当支援センター主催の「経営戦略確立セミナー」をお勧めします。皆様ふるってご参加ください。