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2015/01/22
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
設備投資を行うべきかどうかは、企業がよく直面する問題だと思います。こうした投資計算を行う際に用いられる原価(コスト)概念に、「機会原価」と「埋没原価」があります。
「機会原価」とは投資をする際に新たに発生する原価を意味し、これにより投資計算を行いその可否を決定します。一方、「埋没原価」とは投資を行っても、行わなくても発生する原価を意味し、共通に発生する原価のため投資計算から除外します。一般的に従業員の解雇は難しいことから人件費等が該当する場合が多いようです。ただし、従業員の配置転換が可能で、かつ、設備の導入により生産性の向上から人件費の削減ができるのであれば、当該人件費は機会原価として計算します。
次回は具体例で投資計算を行ってみましょう。
創業に関する様々な問題や課題について、お気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。