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2018/12/10
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。
2018年11月14日からパシフィコ横浜で開催された展示会に行ってきました。
今回の全体テーマは「IoT新潮流のコア技術"エッジテクノロジー"がスマート社会を加速する」という内容であり、アジア最大規模と言うだけあって、6つのテーマゾーンに分かれて出展410社(団体)、820小間の規模でした。
今回の展示会で多く見られ、興味を引いたのが「エッジコンピューティング」に関する技術や製品の展示でした。
それは何?と思われた方もいるでしょうが、簡単に言えば「端末の近くにサーバーを分散配置する」というコンピュータ・ネットワークの技法です。
つまり、最近流行の「クラウドコンピューテング」を端末に近いところに置くという考えで、特に複雑な処理が多くあるAI(人工知能)には有効であるようです。
例えば、車の自動運転でインターネットを介して「クラウドコンピューテング」だけで処理を行うと、通信での遅延が発生するなど、実用的ではありません。
そこで、「エッジコンピューティング」の技術を活用して遅延をなくし処理や判断を行います。
その技術が一番進んでいると感じたのが、グラフィックボードで有名な
米国NVIDIA(エヌビディア)社の技術で、会場のあちこちで活用した製品や利用例が出されていました。
それ以外にも、見るべき物が沢山ありましたが、また次回とさせて頂きます。