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2018/12/07
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。
「オンライン」と「オフライン」という言葉はよく使われていますが、元々はコンピュータ用語です。
「オンライン」はコンピュータがネットワークに接続している状態、「オフライン」はネットワークなどで他のコンピュータに接続されていない状態です。
コンピュータの歴史を振り返ると、元々「オンライン」で動作するのが「普通」でした。
いわゆる大型コンピュータ(メインフレーム)では、操作や計算結果の表示などを行うのが「端末(ターミナル)」であり「オンライン」で接続されることで利用できましたが、当時のコンピュータは高額であり、大学や大企業などでシェア利用することから、利用時間などは限られていました。
【写真:メインフレーム】
いつでもどこでも利用できる自分だけのコンピュータが欲しい、ということから生まれたのが、単体で「オフライン」で動作する、「パーソナルコンピュータ」つまりパソコンが誕生したのです。
ここであれっ、と思ったかたもいらっしゃるかと思います。
そうです、インターネットはコンピュータ同士が繋がっていることから、まさに「オンライン」です。
つまり、世界中のサーバーやパソコンが接続された超大型コンピュータが「インターネット」であると考えても良いでしょう。
そう言う意味では原点回帰かもしれません。
結局、コンピュータは繋がることが、一番真価を発揮するということですね。