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2025/03/26
がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・平野です。
近年、働き方改革の推進により、多くの企業で労働時間の短縮が進められています。
しかし、その一方で、「時短ハラスメント(ジタハラ)」という新たな問題が浮上していることをご存知でしょうか?
「時短ハラスメント(ジタハラ)」とは、企業が従業員に対して、業務が終わっていないにもかかわらず、無理やり退社を促すなどの行為を指します。
例えば、
・業務量が減っていないのに、定時退社を強要する
・「残業するな」と強く叱責する
・業務が終わっていない従業員に対して、嫌味を言う
などが挙げられます。
こうした問題は、企業の生産性の低下につながったり、従業員が不利益(残業代が払われない、ストレスによって病気になるなど)を被った場合は企業が責任を問われたりといった結果につながる可能性があり、ハラスメントを受けた本人だけでなく企業にとっての問題となりえます。
そのため企業は、問題の防止のために、労働時間の短縮だけでなく、業務効率化や人員配置の見直しなど、根本的な解決策に取り組む必要があります。
もしも、業務内容の見直し・効率化、人材育成などに関してなどでお悩みでしたら、専門家に無料で相談できる窓口相談などもありますので、ぜひ当センターをご利用ください!