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2009/04/17
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の土佐です。
厳しい経済情勢が続き、生活者の消費マインドが急激に低下し、小売店ではモノが売れない状況が生じているのではないでしょうか。何か対策はないものかと悩み、安売りを企画するなどのアイデアを打ち出すお店もあるかもしれません。
少し待って下さい。あなたのお店の周りにある競合店(できれば繁盛店)と思われるお店をもっと観察してみてはどうでしょうか。競合店の前に立てば、どのような年代・性別のお客が何人入っているかわかります。また、店に入れば、およその客単価や売れ筋商品も推測がつきます。そこから競合店の売上も推測可能です。
まずは、相手を知ることが重要です。そのうえで、自店の強みは何か、不足しているものは何かを分析することが重要です。その結果、売れ筋商品を揃えるのか、価格の見直しを行うのか、配達や接客などのサービスの充実を図るのかといった対策の取捨が可能になるのではないでしょうか。
これは自分で一人でも出来ることです。まずは汗をかいて、競合店の魅力を探ってみてはどうでしょうか。