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2009/08/12
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクトマネージャー・久保です。
(7月号からの続き)
前号までで「発想」の段階ではどういう作業をするのかを学びました。
ここで、これまでのおさらいをしてみましょう。
1.商品の開発は基本に忠実に、そして地道に、着実に進めること。
2.ターゲットとなる、お客様像をはっきりさせること。
3.お客様はこれから開発しようとする商品を、どんな使い方をするのかを考えること。
4.そしてお客様が期待する使い方を実現するためには、その商品はどういう機能を持っていなければな
らないのかを考え商品コンセプト(=商品像)を描くことです。
この段階で開発しようとする商品の"機能的目標"が決まったことになります。
そして最後に大事なことは、営業・企画・設計・製造等この商品開発に携わる全ての関係者がこの「機能的目標」を共有し、さらに、開発途中で変更が必要になった時には関係者の合意の上で変更することです。
決して一部の人間だけで変更を決めてしまったり、変更があったことを関係者が知らないという状況を作ってはならないということです。
さてそれでは次号で、いよいよ設計の段階に進みましょう。(次号に続く)