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2009/08/13
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
先日、NHKの番組「たったひとりの反乱」で、男性社会の中でも困難に立ち向かいながら会社を立ち上げた女性起業家の物語を放映していました。
昭和40年代、高度経済成長の階段を登り始めたころ、世はまさに男性社会。女性が会社を興すことなどほとんどなかった時代に、女性ならではの生活者の視点で、当時、普及し始めた電話を利用した子育て相談「赤ちゃん110番」という事業を立ち上げました。
ところが、読みはズバリ当たり相談は殺到しましたが、お金を回収する方法を考えていなかったため苦境に立たされます。おまけに、電話回線がパンクし、当時の電電公社に呼び出され、お叱りを受けるはめに。そのときの電電公社の幹部役の江守 徹のセリフが印象的でした。(細かい言い回しは多少違ったかもしれませんが)
「情熱とアイデアだけでは事業はできん。お金がもらえる仕組みを考えなさい」
私も、これまで女性の起業支援に携わり、女性・シニア創業パッケージ型支援事業では起業をお考えの方の事業計画をいろいろと見させていただきましたが、まさにこの部分が弱い計画が多かったように感じられます。
ただ、情熱とアイデアはご本人次第ですが、「お金がもらえる仕組み」は他の人に聞くこともできます。
当センターの窓口相談などをご利用いただき、専門家の意見も聞きながら、お金が儲かる事業計画をお立てください。