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2009/12/16
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。
今回は以前紹介しました、中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!という船井総合研究所 菊池功監修の本にある内容を一部ご紹介します。
この本の中で、「2015年頃が、エコノミー優先からエコロジー優先へと価値観が大転換する年」と予測しています。「世界の環境情勢や日本の政策・規制・補助金の状況、環境技術の開発状況や消費者意識の変化を考えると、それぐらいの時期になる」という予測です。
現在米国もCO2削減に取り組む姿勢を示し、世界的に環境への取り組みが、目に見えてはっきりして来ました。そして日本の環境規制も強化される一方ですし、環境への関心が消費者の中にも徐々に浸透しつつあります。また、環境ビジネスのエネルギー、廃棄物&リサイクル、水・土壌、空気・大気、エコ製品・エコ素材、健康素材・健康製品等々の多くが2015年ごろには、成長期・成熟期に入ることが、この本の中で予測されています。今やエコノミーだけでなく、エコロジーも考えよう!という動きが加速して来ているともいえます。
実は、エコノミーもエコロジーも同じ語源オイコス(家)という古代ギリシャ語から生まれています。「エコノミー(経済)」の語源は古代ギリシャ語のオイコス・ノモス(家の法)が転じたものであり、「エコロジー(生態学)」はオイコス・ロゴス(家の論理)からきたことばです。
エコノミー優先一方の社会から、エコロジーを優先しながら、経済活動を続け、オイコス(家、私達の生活空間)を維持・発展させていこう!その大転換の年が、2015年ごろになるとの予測です。それが、どうも本当になりつつあるのではないかとも思えるようになってきました。さて皆さんは如何お感じでしょうか。