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2010/10/21
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。
中小企業さんの中で社員の方が少人数の場合、新たな事業を始めるに当たり、社員の方をアサインする、あるいは、新規に雇用するのはリスクが大きいと考えられます。特に、新たな事業がこれまで経験の無い分野であればなおさらです。
少し前から、卸売業さんの新たな動きとして、ネットショップを開設して販売を強化したいとの話をよく聞きます。ところが、これまで販売対象は小売業さんのため、新たに消費者の方に販売するにはどうしたら良いかわからないということが課題になっています。
これに対するソリューションの一つとしてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が挙げられます。実際にBPOを受託している中小企業さんもあります。
この時のポイントは両社のコミュニケーションを良くすることと役割分担を明確にすることです。また、費用面で見ますと、BPOは変動費ですが、月あたり(定額費+成果報酬)の考えで運用することが考えられます。特に、ネットショップを開設して1年間位は成果が出始める黎明期と捉えて適用して良いと思います。その後は成果報酬で考えます。成果報酬の良いところはやる気が出て双方にとってメリットがあるところです。もし、1年たって成果が出ないようでしたら撤退を検討します。
両社が力を尽くせば必ず良い結果になると思います。