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2010/12/06
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
去る11月29日(月)、(協)広島総合卸センターの会議室で、第2回「事例に学ぶ卸売業の商品開発研究会」が開催されました。
今回は、前回に引き続き、(株)システムプランニング代表取締役の鈴木栄治氏が「無印良品に学ぶモノづくり~誕生秘話とマーケット(市場)創造の進め方~」というテーマで、同氏が過去に(株)西友で取り組まれた「無印良品」のブランド開発の事例を話されました。
講演では、無印良品が誕生した経緯、無印良品の開発コンセプト、無印良品の顧客ターゲット等について話があり、特に、無印良品は流行やトレンドは追わず、徹底して「簡潔」、「シンプル」、「省資源」、「自然志向」にこだわり、それに賛同してくれる顧客をターゲットとしているということです。
マーケティング活動においても、消費者の生活実態(ライフスタイル)を知るために、そういったファンとなっていただいているコア顧客の家の中の写真を撮ったり、現場の店舗から顧客の声が上がってくる仕組みを確立しているそうです。
次回は、ギフト商品を中心に数々のヒット商品を開発するほか、全国の地域産品の百貨店や大手量販店等への販路開拓支援をしている(株)ゴールドボンドの事例を紹介します。