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2011/03/01
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。
前回は、中国に滞在中の街の変化についての感想を書きましたが、今回は滞在中の中国語学習について書きたいと思います。
私が北京に滞在したのは、2004年から2005年までの1年間でしたが、北京に行くまでは、中国語の勉強もしたことがなく、まったく話せない状況でした。滞在の最初の1ヶ月くらいは、相手が何を言っているのか全く分からないため、買い物も満足に出来ませんでしたし、どこに行くにも小型のノートを持ち歩き、分からないことはノートに書いてもらっていました。
当初は、こんなことで生活できるのかと不安になっていましたが、生活にも徐々に慣れ始めた頃、なんとなく周りの人の言葉が分かるようになりました。昨日までは何を言っているのか分からなかったことが、ある日突然分かるようになったのです。(当然、分からないこともたくさんありましたが。)まるで、学習してきた単語や文法が一本の線として繋がった瞬間でした。
その後も、まるで階段を登るような感じで、上達が止まる時期と一気に上達する時期が交互に訪れました。上達しない時期には、学習することが嫌になることもありましたが、後で必ず上達するときが訪れると信じて学習を続けました。このようなことを続けていくうちに、気付いた時には、日常生活に支障がない程度には、話せるようになりました。
語学に限らず、どんなことでも障害に当たる事があると思いますが、諦めず継続することで道が開けるのではないでしょうか。