公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

閲覧補助
文字サイズ
標準
拡大
検索
お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

支援センター職員によるブログ

事業計画書策定のポイント!家計調査年報からみた動向と需要予測について

2011/03/11

shimonawa.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。

 

 今回から「事業計画書策定のポイント!」と題して、それぞれテーマを設け、よりよい事業計画書を作成するための方策をみていきましょう。


 今回のテーマは、私が創業支援担当となって最も相談の多かった「飲食業」と外食の形態に含まれる「調理食品小売業」について、家計調査年報からみた動向と需要予測について検討します。

 

168.jpg 家計調査年報から二人以上世帯の平成21年外食支出と調理食品支出をみると、全国平均では、それぞれ161,314円と98,470円で合計259,784円なっている。また、この20年間の推移をみると、外食支出では平成9年の183,664円をピークに減少し、平成21年はピーク時の87.8%水準にまで低下している。これに対し、調理食品支出は平成18年の101,904円をピークに減少傾向にはあるものの、平成21年で減少率は3.4%に留まっている。


 次に、単身者世帯の平成21年の外食支出は165,543円、調理食品支出は67,652円で、合計233,195円となっている。その推移をみると、調理食品支出はほぼ横這いとなっているものの、平成21年の外食支出は平成14年の73.5%水準にまで減少し、この間の年平均減少率は3.8%となっている。

 

169.jpg 次に、広島市の人口、世帯数の推移を国勢調査結果からみると、平成22年10月1日現在で人口1,174,209人、世帯数512,946世帯で、この10年間で、それぞれ40,075人(3.5%増)、51,502世帯(11.2%増)の増加と世帯数が人口の伸び率を大きく上回っている。


 これを区別でみると、人口の増加率が高いのは、安佐南区(14.3%)、中区(4.6%)、安芸区(4.5%)であるが、安佐北区(△4.3%)、東区(△2.0%)は減少に転じている。
 これに対し、世帯数はすべての区で増加しており、中でも安佐南区(20.1%)、中区(15.0%)、安芸区(11.6%)と市平均を上回る高い伸びを示している。


170.jpg 紙面の都合上、需要予測については次回とします。

 

 創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。

カテゴリ

最近のブログ記事

月別の記事

リンク集

このページのトップへ