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2012/05/10
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
事業計画書とは、事業に関するアイデアを文章や数値化することにより、ビジネス全体における仮説を打ち立て、自分が進むべき道を記した地図を作成することにほかなりません。
この地図は事業協力者等の誰が見ても分かりやすいものでないといけませんので、事業計画書(仮説)にストーリー性を持たせ、当該事業を成功に導くための方策が論理的、具体的に展開され、目標地点へどのようにして行こうとしているかが簡単、明瞭に分かる必要がありますので、次のことに注意して作成してみましょう。
1 大まかな事業イメージを明らかにする
あなたはどんな事業をしたいのか?まず、頭の中にある事業のエッセンスを、できるだけやさしく、明確で簡潔な言葉で表現してみよう。
どのようなコンセプト(事業全体を貫く基本的な概念)のもと、何を(商品等)、誰に(顧客ターゲット)、どのような方法で、いくらで(売価)、どこで(場所)、いつ売るのかなどをまとめていきます。
中でも、小売業、飲食業及びサービス業を目指す方には、どこで(場所)事業を始めるかが事業の実現可能性の見地から重要なポイントとなってきます。例えば、出店予定地から判断して、設定された顧客ターゲット、客単価、客数等が計画どおり実現できるかある程度の予測が専門家にはつくからです。
次回は、「事業(商品)の新しさや、競合他社に比べたセールスポイントをはっきりさせよう。」です。
創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。