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2012/05/15
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
競合他社(取扱商品)とどこがどう違うのかをはっきりさせておこう。最低限、次の二つのことを明らかにしておきたい。
① まったく新しいタイプの事業(商品)なのか
まだ世の中にまったく存在しない事業(商品)なのかどうか。この場合は、事業(商品)はどのような機能を持っているのか、どのような役に立つのか、どうしてその事業が成り立つかといったことを、分かりやすく明確に伝えられるようにしよう。
② セールスポイントは何か
新しいタイプの事業(商品)であろうとなかろうと、何もセールスポイントがなければ、事業の先行きはおぼつきません。「どのようなセールスポイント」があるのかを箇条書きにしてみましょう。既存事業(商品)との対比で書くことにより具体的で分かりやすくなります。
※ 競合他社とは、同業他社のことではありません。例えば、大手町界隈で昼食需要を狙って、事業所に勤めている人や買い物客を顧客ターゲットにラーメン店の創業する場合、競合他社はどこですかと聞くと、ほとんどの人が出店予定地周辺のラーメン店を挙げられます。
ラーメン店だけが競合店なのでしょうか?昼食需要を狙った事業は和食、中華、喫茶などの飲食店はもとより、コンビニの弁当、事業所への弁当宅配業者、パン屋など様々ありますので、こうした広い視野で競合他社を捉える必要があります。
次回は、「自分の特徴や自分の置かれた内外環境を活かす工夫をしよう。」です。
創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。