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2015/08/11
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・中島です。
報告書、計画書、申請書等、文書作成には苦労されていることと思います。助成金は欲しいけど、文章作成がいやで、申請されない方もおられる様です。
文書の種類によって、文章の書き方はそれぞれでしょうが、「申請書」の場合には、『分かり易いこと』が第一です。そのための、私なりのポイントを挙げてみます。
○文章構想は、先ずは箇条書きから
最初から文章を書き始める方が居られますが、それでは、構想がまとまらなかったり、本論に関係ないことを書きすぎたりして、先に進まなくなってしまいます。構想を、箇条書きにし、筋書が起承転結・首尾一貫していることを確認しましょう。
○だれが読者かを考えて書く
自分と同じ専門分野の人が読者の様な書き方の文章があります。同業誌ならばそれでよいのですが、申請書では、読者は、その分野(技術)は初めて聞くと言う方かもしれません。平易な文章にし、専門用語には注釈をつけるなど、配慮が必要です。
○文書(段落)記号と見出し
すーっと読んでもらうためには「文書(段落)記号」は意外と重要です。文書記号で、読者は、文章全体の(起承転結の)どこにいるかがわかります。また、本文の内容を、予測できる見出しが書いてあると、文章は更に読みやすくなります。
・・・・・次回につづきます。