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支援センター職員によるブログ

情報の共有化

2016/09/27

中島コーディネータ

おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・中島です。
 

「情報化社会」と言われているなかで、企業や組織にとって、「情報開示」、「情報漏洩」、「情報隠蔽」、「情報保護」等々は、業種や規模によらず、企業としての社会的責任として、しっかり管理されなければなりません。

 一方で、社内で情報を管理・活用する課題の一つとして『情報の共有化』があります。こちらは、問題があっても、社外からクレームを受けることは少ないですが、企業の強化のためには非常に重要です。 情報が共有されていないと、個々の社員がもつ情報がばらばらとなり、メンバー間での連携した活動が困難になります。

 さて、ある辞書によれば、「情報の共有化」とは「見聞や知識、ノウハウを、仲間に伝達し共有すること。組織やメンバーでお互いに伝達・共有しあうこと」と記載してあります。 具体的には、経営者→中間管理職→社員、関連部署間、チームの同僚間などでの伝達・共有になると思います。

「なぜ日本企業では情報共有が進まないか(田坂広志著、東洋経済新報社)」によると、日本では、社員数の規模や職種によらず、情報の共有化に問題を抱えているとのことです。

この本によれば、情報には、3種類あり、①データ(事実情報レベル)②ナレッジ(高付加価値の情報レベル)③ノウハウ(考え方まで含んだ情報レベル)のとのことです。 ① データはまずは必要です。このレベルはITシステム(電子メール、共有フォルダー、クラウド等のネットワークシステム)を導入することにより、かなり達成できるが、②、③のレベルでの情報が共有できていなければ、「情報は知っている」が「意味や目的、効果などをわかっていない」ことになります。

皆様の企業では如何でしょうか?

当センターでは、ITや経営の専門家による窓口相談専門家派遣を受け付けています。 情報の共有化について関心ある方、その他経営課題をお持ちの方は、ぜひ、一度ご相談いただきたいと思います。当センターまでご連絡ください。


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