公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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支援センター職員によるブログ

「使い込んで愛でる」ということ

2017/07/11

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おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・浅木です。

 

私のシステム手帳は、他社の手帳やスマホの手帳アプリに「浮気」をした時期もありましたが、その都度、元の鞘におさまり、今年で19年目を迎えました。

経年劣化により、皮革の部分がボロボロになり、普通なら新しいものに買い替えるところですが、ここまで使い込むと妙に愛着が深まって、手放すことができなくなり、この度、お店の人に相談して、道具と材料を買って、直し方を教えてもらって、自分で「補修と改造」を施しました。

レザークラフトを趣味としているわけではないので、見た目は不細工ですが、私にとっては納得の出来栄えです。

これで、あと20年は使うことになるでしょう。

さて、世の中には次のような市場があちこちにあろうかと思います。

 生産・販売者がこだわりをもった商品・サービスを供給する。

⇒このこだわりに共感した顧客はそれを使い込んで愛でる。

⇒このような顧客の中には、自分で商品・サービスに関する知識の習得に努め、維持・補修・更には改造を自分でしようとする方も多いと考えられる。

⇒生産・販売者も、これに対応する商品・サービスを用意することで、顧客満足度を高めていく。

⇒生産・販売者と顧客の絆も、強固なものとなり、小規模ながらも、しっかりした市場が形成される。

まさに、中小企業、小規模事業者が活躍できる分野ではないでしょうか。

ちなみに、私が現在、通勤で使っているバイクは、父親から譲り受けたもので、今年で31年目になります。行きつけのバイク屋さんに相談して、エンジンを手直ししました。これも見た目はボロボロで、いつまで稼働してくれるかわかりませんが、愛着がわいて、とても気に入っています。

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