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2018/06/26
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・佐藤です。
最近、経営者との話の中で出てくる話題の一つが、組織マネジメントのあり方についてです。
永く関わってきたテーマでもあるので、その背景や私の向き合い方について、しばしお付き合いください。
「もっと主体的に、活き活きと働いて欲しい」「もっと経営や事業運営に参加して欲しい」よく聞く、経営者の願いです。
変化が激しく、多様化する成熟マーケットに対応するためには、顧客接点を持つ従業員が変化を敏感に受信し、商品プロデュースする役割を担うことが欠かせません。
もはや経営者の一存で決めるリスクの方が大きくなっています。
しかし、従業員の意識を変え、経営参画を促すことは容易ではありません。
これまでの成長マーケットでは、トップの号令の下、指示されたことを正確に早く実行する従業員が求められ、副作用として多くの指示待ち族を生みました。
また他方で従業員に自由を許容することは、管理を軸にしてきたマネジメントから決別することを意味し、疑心暗鬼で踏み切れない経営者も少なくないようです。
組織としての規律を維持しながら、従業員の自由な発想や行動をいかに経営に取り込むのか。
一旦、従来のマネジメントを否定し再構築することが求められています。
何より経営者自身が変化することを余儀なくされています。
経営者は孤独なもの。こんな大事なことほど相談相手がいないものです。
そんな経営者に寄り添い、ありたい姿を実現できるようサポートをしていきたいと思っています!