公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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支援センター職員によるブログ

事件は現場で起きている

2018/10/23

中小企業支援センター 土佐所長 おはようございます。

 がんばる中小企業と創業者を全力で応援する「広島市中小企業支援センター」所長の土佐です。


 やっと暑かった夏も終わり、朝晩も涼しく、風がとても心地よく過ごしやすい季節になりました。この季節が長く続けばいいのですが、また、あっという間に寒い冬が来るのかと思うと残念な気分になりますが、この季節を存分に楽しみたいと思います。


 さて標題のフレーズは、有名なテレビドラマの主人公の台詞であり、皆さんもよく御存知ではないでしょうか。このことの本質は、企業経営の問題解決にも通じるものがあります。


 以前、私が企業からの相談を受けた時のことです。その企業は、長い歴史を有し、有能な職人も抱えた建設業の方で、新たにリフォーム用のショールームを設置したが、売上が伸びないとのことでした。

 そのショールームに行ってみると、そこには、洋菓子店、喫茶店、美容室かと見まごうような、とてもオシャレな店がありました。しかし、外観からは何をしている店かまるでわかりませんでした。このため、オシャレな外観にふさわしい看板を付けて、リフォームのためのショールームであることを明示するよう提案しました。その後、半年くらい経って経営者の方から電話があり、看板設置後お客様が増えた、お客様も何の店かわからないので、入りにくかったとのことでした。


 例えは違うかもしれませんが、キリンや象のことを全く知らない人に、口でいくらその特徴を説明しても理解できないが、一度見せると皆が理解できるように、課題・問題点の改善のためには、現場に足を運ぶことの重要性を、企業の経営者も企業の支援を行う者も 肝に命じる必要があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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