公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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支援センター職員によるブログ

女性・シニア創業パッケージ型支援事業 被事業認定者が決定!

2010/03/31

kitabayashi2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当 北林昌樹です。

 

 昨日(3月29日)、今年度第4回目の女性・シニア創業パッケージ型支援事業の認定式を行い、三宅理事長(副市長)から、高森芳子さんに、認定書を交付をしました。

 

 今回は、3月11日に開催された事業可能性評価委員会(審査会)で、応募者の中から高森芳子さんが、優秀な事業プランを策定されたということで、見事選ばれました。

 

 この事業は、来年度も1年間を通して随時募集します。
 女性又はシニア(50歳以上の方)の方で、広島市内で創業をお考えの方は、是非、チャレンジしてみてください。
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しんや子供服店(平成21年度「いい店ひろしま」表彰店舗)

2010/03/30

saeki2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。


 今回は、平成21年度「いい店ひろしま」表彰店舗のしんや子供服店さんについて、自分が実際に行って、感じたことを紹介します。
 しんや子供服店さんは、金座街にある1955年創業の老舗の子供服のお店です。
 本通りや金座街にあるお店がどんどん入れ替わり、にぎやかなお店が増える中、昔ながらのどこかなつかしさを感じることができる貴重なお店です。
 店頭にある木のベンチは、よく待ち合わせ場所に利用され、ちょっとした観光スポットになっています。
 店内にはデパートにないオリジナル商品があり、ちょっと高いですが、高品質で長く着ることができるいろいろな工夫があり、納得の値段です。
 子供用のイス、おもちゃ、遊び場があり、子供を連れていっても安心で、ゆっくり商品を選ぶことができます。
 是非皆さんもお店を訪れてみてください。

                          (店舗外観)     

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                          (店舗内装)

2203302.jpg 平成21年度表彰店舗(50音順)

ウェブ解析を行いました!

2010/03/29

kishino2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。


 平成21年度も残すところ後、3日となりました。そこで、年度の締めくくりではありませんが、『役立×情報×発信』ブログのウェブ解析を行いましたのでご紹介します。

 

【検索キーワードベスト5】
1 中小企業支援センター      (20.3%)
2 広島市中小企業支援センター  (14.5%)
3 広島市中小企業          (13.3%)
4 中小企業               (4.0%)
5 中小                  (2.3%)

 

【県別アクセスベスト5】
 1 広島県    (91.4%)
 2 東京都    (4.3%)
 3 大阪府    (0.7%)
 4 岡山県    (0.6%)
 5 山口県    (0.5%)

 

【参照元ベスト5】
 1 Google                (18.0%)
 2 Yahoo                 (17.5%)
 3 (財)広島市産業振興センター  (16.3%)
 4 ダイレクト(直接当ブログへ)   (15.6%)
 5 広島市の産業            (11.8%)

 

※上記、解析結果は3月24日(水)時点における、『役立×情報×発信』ブログのトップページについて、無料アクセス解析ソフトGoogle Analyticsにより解析したものです。

平成22年のICTキーワードを並べると・・・

2010/03/26

hamada2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー 浜田文男です。


 今年度の最後のブログとなります。

 平成22年のICTに関するキーワードを新聞情報から並べてみましょう。


(1) LTE(ロング・ターム・エボリューション:携帯通信網で光ファイバー並みの高速通信サービス)
(2) 多機能携帯端末(スマートフォン、例:iPhone)
(3) ツイッター(140文字以内のメッセージを瞬時に世界中の会員に伝えられるブログサービスで、携帯端末からの利用を念頭に開発された)
(4) マシン・ツー・マシン(M2M)通信(例:自動販売機に組み込まれ、商品在庫や釣銭の状況を運営会社の情報システムと常時交信して監視し行動を促す)
(5) 車車間通信(M2Mの車への適用)
(6) 位置情報(GPS),マーケットプレイス(アップストア、グーグル、マイクロソフト)⇒ 携帯電話向けコンテンツ市場
(7) 薄型テレビ(LEDで節電、3Dでメガネ使用/メガネ使用しないものも!)
(8) ウインドウズ7(パソコンOS)マルチタッチ機能、ジャンプリスト、エアロ表示
(9) 小型・軽量化できる規格(マイクロフォーサーズ)、ミラーレス一眼 ⇒ デジカメ
(10) 電子自治体(行政)
(11) 診療予約、電子カルテ(医療)
(12) 学校でのICTを活用した授業(教育)
(13) クラウドコンピューティング(J-SaaS,セールスフォース・ドット・コム、アマゾン・ドット・コム、グーグル、マイクロソフト)
(14) 仮想化技術
(15) データセンター
(16) シンクライアント
(17) テレビ会議システム、ハイビジョン(HD)対応システム
(18) ウェブ会議システム
(19) 体感ゲーム(任天堂Wii、ソニー・コンピュータエンタテインメントのモーションコントローラ(仮称)、マイクロソフトのナタル)
(20) 3D映画,シネマ観劇 ⇒ 映画館
(21) 電子書籍(アマゾン・ドット・コムのキンドル、ソニーのリーダー、アップルのiPad)
(22) デジタルサイネージ(「OOH(Out Of Home)」の一端を担う次世代広告媒体として、その広告価値の高さに注目が集まっている:業界団体「デジタルサイネージコンソーシアム」が2007年6月に設立されている)
(23) CO2の見える化
(24) スマートグリッド(次世代送電網)


 これらのICTキーワードに関連した情報がたくさん発信されると思います。意識して私たちの身の回りを見ることで、随分と身近に感じられるのではないでしょうか。

ちょっとお得なパソコン活用術

2010/03/25

kobayashi2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。


 私は、当財団のICT担当と言われている(自称?)こともあり、今回もパソコンの使い方についてご紹介します。

 

 今回は、フォントの違いについて少しお話させていただきます。

 マイクロソフトの基本的なフォント「MS 明朝」と「MS ゴシック」の違いはご存じと思います。見た目が違いますからね。明朝は細くて、ゴシックは太いといった感じでしょうか。
 では、「MS 明朝」と「MS P 明朝」の違いは、どうでしょうか?
 フォント名にPの付かないフォントは、等幅フォントで文字の横幅はどれも同じとなっています。
 逆に、Pの付くフォントはプロポーショナル フォントと呼ばれ、文字によって横幅が違います。文字はそれぞれ横幅が必要なものやそうでないものがあります。例えば、「W」は文字自体の幅が広く、「I」は幅が狭いですね。これら文字ごとの横幅の違いがそのまま反映されるのが、Pの付くフォントです。


 入力した文字列が、縦に綺麗にならんでいる必要がある場合には、Pが付かない等幅フォントでなければいけませんし、限られたスペースにできるだけ多くの文字を入れたい場合は、Pが付くフォントが有効と使い分けます。

エンド陳列の有効活用について

2010/03/24

tosa2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長の土佐です。

 

 当然のことですが、店舗には商品を陳列するためのケースや棚が各所にあります。
 今回は、この中でも最も目立つとともに、商品売上や利益貢献の高いエンド陳列についてお話したいと思います。
 エンド陳列は、陳列棚の両端のことで、通常の商品配置とは90度方向性が異なり、消費者にとって目立つ場所にあります。そのスペースを有効活用することは、お店にとってとても重要な販売戦略に繋がることとなります。

 

 このエンドに置くべき商品は大きく分けて以下の4種類のものが考えられます。
 ① 特価商品(広告商品とも置き換えられます。)
 ② プライベート商品
 ③ 高利幅商品
 ④ 季節商品
 陳列に当たっては、POPをつけることが重要です。例えば、新商品であることや、お値打ち商品であること、今流行りの商品であることなどを表示することで、消費者は立ち止まります。そうすればもうしめたものです。

 

 なお、レジ回りのスペースも同様の機能を有していますので、是非、貴店のエンド陳列の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

『リコール問題』

2010/03/23

kubo3.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクトマネージャー・久保です。


 今月もリコール問題について、もう少し考えてみましょう。

 日本の自動車のリコール制度は、昭和44年に自動車型式指定規則の一部改正によりスタートしました。

  『リコール届出とは、同一の型式で一定範囲の自動車又は特定後付装置について、道路運送車両の保安基準(国土交通省令)に適合していない、又は適合しなくなるおそれがある状態であって、かつ、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うもの』(国土交通省HPより)をいいます。

 

 メーカーがリコール届出を行う場合には、道路運送車両法の規定により不適合の状態、原因、改善措置の内容等を事前に国土交通大臣に届出るとともに、該当ユーザーに速やかに通知し、無償で対策を実施することが義務づけられています。

 また、届け出を受けた国土交通省はユーザー保護の立場から関連情報を速やかに公表するので、これが新聞、TV等のメディアに取り上げられてニュースとして流れ、誰もが知ることとなります。 
 この結果、メーカーは社会的責任を問われることにもつながり、社内ではリコールの源となった担当部署の責任も厳しく問われることになります。

 リコール対応については、顧客第一主義の考えに則って処理するルールをあらかじめ定め、ことに当たってはこのルール通りに厳正に対処することが重要です。

 ただしルールを作って置いておくだけでは、いざ問題が発生したときに、個人、場合によっては会社全体までもが、責任逃れのためにリコール隠しに走るという最悪の事態を招くことも実際に起こります。

 ルールは守らなければまったく意味をなしません。 『厳正に対処』することが重要となります。 リコールの内容が深刻であればあるほど、リコールをするかしないかは最終的には経営者の判断にゆだねられます。
 ここでは自動車の例を取り上げましたが、自動車に限らず法令に定められたリコールにしろ、自主的なリコールにしろ、対策は無償で実施することになるので、対策費用として多額な出費を余儀なくされることもあるので、引当金のような形で最悪の事態に備えておくことも必要でしょう。

 一度自社の危機管理体制を見直してはいかがでしょうか。  (以上)

雑学「地方銀行史」④銀行設立ブームとその終焉

2010/03/19

kageyama.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営担当マネージャー・景山です。

 

 地方銀行シリーズの4回目をお届けします。

 

 国立銀行条例公布の10年後、明治15年(1882年)に、中央銀行として日本銀行が設立されました。これに伴い、紙幣の発行は日本銀行の専管事項となりました。
 翌年の明治16年には、国立銀行条例が改正され、これまで設立された国立銀行は、営業期間20年をもって普通銀行に転換すべしと定められ、明治32年(1899年)には、国立銀行の名称が付いた銀行は消滅しました。

 

 明治26年には、普通銀行(従来の国立銀行及び明治13年以降設立された私立銀行より転換した銀行)を対象として、新たに銀行条例が施行され、併せて貯蓄銀行(小口の貯蓄預金専門銀行)条例も法制化され、日本の銀行制度は徐々にその形を整えて行きました。
 銀行条例施行の2年後、明治28年、同条例は改正され、それまでの貸出制限(資本金の1/10)が撤廃されました。貯蓄銀行条例も同時に改正され、資金運用上の制限が緩和されました。背景には、日清戦争開戦に伴う戦費調達の必要性があったと言われています。
 この改正を機に、銀行の設立ブームに火が付き全国の銀行数は急増し、6年後の明治34年(1901年)には、普通銀行1890行、貯蓄銀行444行とピークに達しました。

 

 しかし、大正期の不況時に中小銀行の取り付け騒ぎや臨時休業が多発したため、大正7年(1918年)には、政府方針として、銀行合同(合併)が奨励されるようになりました。
 これを受けて大正9年、広島県でも、以下の7行(普通銀行5行、貯蓄銀行2行)が合併し、藝備銀行が誕生しました。藝州と備後から一字づつとって命名したものです。
     廣島銀行、第六十六銀行、広島商業銀行、角倉銀行
     比婆銀行、三次貯蓄銀行、双三貯蓄銀行

「2010ひろしまバーチャルICT展」を開催中です!

2010/03/18

niimoto2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。


 今回のブログでは、今年22年2月1日(月)から開催しています「2010ひろしまバーチャルICT展」をご紹介します。

 

 昨年度から、広島市と当センターでは、広島市内企業の優れた技術を広く情報発信し、ビジネスマッチングに結び付けるため、ホームページ「広島市の産業」内において、「ひろしまバーチャル技術展示館」を開設しています。


 このたび、昨年度の環境展に続く企画第二弾として、「2010ひろしまバーチャルICT展」を開催しています。

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 この展示会は、ブログや動画サイトを利用し、事業者の皆様が優れた保有技術を自らの創意工夫でPRしていただくものです。

 開催期間は、平成22年2月1日(月)から3月31日(水)までで、ICTに関係がある企業20社が出展していますので、ぜひ、ご覧ください。
              
               「2010ひろしまバーチャルICT展」はこちら

「1年を振り返って(マネジメント担当)」

2010/03/17

kataoka2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネジメント担当・片岡です。

 

 今回は、私にとって平成21年度の最終回になりますので、この1年を振り返ってみて、1番印象に残っていることについてご紹介させていただきます。
 それは、昨年の8月に行った「平成21年度市内中小企業経営実態調査」の最後の設問の「当支援センター事業への要望等」(自由記述)に記載された内容についてです。
 記載された中で、断トツで1番多かったものが、「中小企業支援センターはあまり知られていないので、もっとPRしたらどうか」であり、2番目が「ビジネッマッチングの場を設けて欲しい。」、3番目が「同業種・異業種企業の交流の場を設けて欲しい。」と続いています。
 当支援センターの名前が知られていないということは、うすうす感じてはいたのですが、今回その現実を知らされました。
 確かに、中小企業を支援している広島市内にある機関は、国や県の機関(中国経済産業局・中小企業基盤整備機構中国支部・中小企業大学校広島校、県庁・ひろしま産業振興機構)、地域力連携拠点である広島商工会議所、広島県商工会連合会・各商工会、広島県中小企業団体中央会、中国地域ニュービジネス協議会、中小企業診断協会広島県支部、広島銀行、このほか、発明協会広島県支部、大学、金融機関、NPO、民間コンサル会社など、名前を覚えられないくらいの数の団体が存在しています。こうした中で、「広島市中小企業支援センター」の名前と、行っている事業の中身を知ってもらうのは、そう簡単ではありません。
 とは言うものの、名前と事業内容を知ってもらうことが第1歩であり、これがないと次に進めないとの思いで、これからも頑張ってまいりますので、皆様のご協力をお願いします。

クレームは企業の宝

2010/03/16

bajyou2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。

 

 よく、「クレームは企業の宝」とか「クレームは顧客からの贈り物」とか言われますが、もちろん、クレーム担当者にとっては、クレームは無いにこしたことはないですよね。

 ただ、悪質なクレーマーは論外ですが、クレームが自社の製品やサービスの欠点を気付かせてくれる、あるいは更なる品質向上のヒントを与えてくれるのも事実です。

 

 現在、某有名自動車メーカーが対応に追われているように、金額の張るもの、安全に関わるものの不具合に対してはクレームをつけますが、安い日用品や飲食店に対しては、何も言わず二度と買わない、二度と食べに行かないというサイレントクレーマーも多いのではないでしょうか。

 そして、インターネットの掲示板などで、悪評を書き込むことも十分考えられます。

 私も、大抵のことにはクレームはつけませんが、先日、車を車検に出したところ、業者が1週間日程を間違えており、おまけに車検から帰った車に乗ろうとしたら、ドアの開閉時に異常音がするので、少し、文句を言いました。(ちなみに、車検を頼んだのは、上記自動車メーカー系列のディーラーです。)

 

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、某有名焼肉チェーン店は、お客に対してクレーム1件につき300円のキャッシュバックをして、クレームを集めて店の改善に役立てたと言われています。

 先日もテレビで、ある焼肉屋がこの真似をして、本当に経営の改善に役立つか検証実験をしていました。

 10日間、同じ方法でクレームを集めた結果は接客に関するクレームが最も多く、それを改善した結果、客足も伸び、売上げも上がったという後日談が放送されていました。

 

 結局は、消費者の目線が大事ということで、企業の目線を消費者の目線に近づけてくれるのが「クレーム」ということになるのではないでしょうか。

小売店舗が利益を上げる方法(3)―重要商圏の分析(続)―

2010/03/15

tsunemoto2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・常本です。

 

 商圏を計算式(来店客構成比÷人口構成比=商圏強度)と略地図を使用すると、自店のおかれた状況がビジュアル化した上で明確に分かってきます。
 前回、商圏強度別に町丁目を色鉛筆などで色分けして重要商圏の把握を行いましたが、今回は、得られた情報に基づく分析方法(考え方)を説明します。
 最低限必要な分析としては、自店に隣接している位置にありながら、重要商圏となってない地域(a)の分析です。

 

220315.jpg まず、隣接していながら来店頻度が高くなく、重要商圏となっていない場合、その地域に住む人がどういった年齢層で家族構成はどうなっているか調査します。例えば、地域(a)の住民が、年齢層が若く3~4人程度の家族構成が多い地域であったとき、自店の商材は、そういった人たちが買うものかどうかという問題があります。
 自店に高齢者向けの商材が多い場合、利用の必要性を感じていないからということも考えられます。しかし、ターゲットとする顧客であった場合、なぜ利用されないのかという部分を考える必要があります。競合店が近くにあるという理由もありえますが、仕入れる商材に興味がないということになれば、早急な対策が必要です。
 ただ、個店である以上、ある程度商材を絞って仕入れる必要もあると考えられますので、今後の店舗展開を考える上での参考とし、売れ筋商品、死に筋商品の見極めとともに重要なものとして商圏分析は整理する必要があるのです。

 

 ―次回に続く―

環境への取り組み! 広島市のリバーサイドウォーキングを楽しもう!

2010/03/12

mennde2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。

 

 広島市は、今年4月1日から緑化推進制度を始めますが、都市がさらに緑化されてくると、メタボ対策に取り組んでいる私にとってもいい効果があります。

 勿論今回の緑化推進制度は、ヒートアイランド現象の緩和や暮らしやすい街づくりにあるわけですが、緑が一層増すことによって、私達にも歩きやすい街にもなってくると思えるからです。

 

 メタボ対策はいろいろとありますが、もっとも効果的なひとつがウォーキングです。

 毎日平均1万歩を歩くことによって、酒量も食事もあまり減らさず、体重を落とすことができます。

 お陰で体重が1年近くで93kgから86kgになりました。

 

 そのウォーキングを行うときよく使うのが広島市のリバーサイドウォーキングコースです。

 広島市は、とてもありがたいことに6つの川(かっては7つ)が流れています。

 その川は、冬は寒さを増しますが、春夏秋は、風の通り道になり、爽やかな風を送り込んでくれます。

 

 そして、4月初旬の桜が咲く頃のリバーサイドウォーキングは最高です。桜並木は、あちらこちらにあり、何度歩いても飽きない、つぼみの時期から満開を迎え散って行く桜が語りかけてくる言葉は、無数にあります。

 歩きつつ今さらながら緑豊かな川沿いが、とても優れた憩いの空間であることに気付かされた次第です。

 

 世界で有名な都市は、川と共にあるともいえます。

 ロンドンのテムズ川、パリのセーヌ川、ニュ-ヨークのハドソン川、ブダペストのドナウ川、ケルン・デュッセルドルフのライン川、上海の揚子江。

 そのような有名な川には及ばないとしても、広島市の6つの川は、すばらしい街づくりへの可能性に溢れているように思います。

 緑に溢れた街づくりには、多くの方々の参加が必要ですが、それがもたらしてくれる恩恵は、私達の想像以上のものがあるとはいえないでしょうか。

21年度各種セミナー・研修会にご参加いただき、誠にありがとうございました!!

2010/03/11

takeda2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネジメント担当竹田です。

 

 私は、21年度は主に、「情報セキュリティマネジメント入門」、「リスクマネジメント入門」、「中小企業会計啓発・普及セミナー」、「環境経営戦略入門セミナー」、「中小製造業のための生産革新セミナー」、「職場のメンタルヘルス対策入門セミナー」の、各種セミナー・研修会を担当し、たくさんの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。


 ほとんどのセミナーで、大多数の参加者の皆様から、「内容はよく理解できた」、「非常に参考になった」というアンケート回答をいただき、大変好評でした。セミナーで学ばれたことを、皆様方の職務の参考としてご利用いただければ幸いです。

 

 22年度(4月1日以降)もこれに負けないように各種セミナーを計画して参りますので、ご期待ください。今後とも幅広い皆様方ご参加をよろしくお願い申し上げます。22年度もこの各種セミナー・研修会サイトからも申し込みができますので、是非ご覧ください。


  220311.jpg            「中小企業のための環境経営戦略入門セミナー」の開催状況

頑張る中小企業訪問記 その2 GoogleMapsを用いて、安価で高性能な位置情報サービス「SkyEye(スカイアイ)」と目的地検索システム「ピンしるべ」を開発した株式会社ウイング

2010/03/10

96.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センター所長の藤田です。

 

 私が、当センターの支援企業や起業家を月に1社を目標に訪問し、頑張りぶりや特徴ある商品などを紹介しています。

 

 今回は、GoogleMapsを用いた位置情報システムで飛躍をめざす「株式会社ウイング」(代表取締役 伊藤 洋さん)をご紹介します。

 

 同社は、地場大手自動車メーカーをスピンアウトされた伊藤さんが1981年に創業。以後、システム開発をメインに順調に業容を拡大されて来ました。
 最近は、携帯電話GPSとGoogleMapsを利用した位置情報サービス「SkyEye」やGoogleMapsを利用したGIS(地理情報システム)「ピンしるべ」といった特色ある新製品を開発し注目を集めています。
 「SkyEye」は、2008年の第11回HiBiSインターネットビジネスフォーラムで優秀事例、「ピンしるべ」も2010年2月に開催された第13回の同フォーラム最優秀事例に選定されるなど高く評価されています。

 

 「SkyEye」は、GPS機能がついた携帯電話からの位置情報をもとに、車両の現在位置をインターネットにつながったパソコンや携帯電話で簡単に確認できるシステムです。
携帯電話のGPSとGoogleMapsAPIを利用することで、小型、低コストかつ広い地域で利用可能なシステムを実現しています。
 現在、市内の自動車学校の送迎バスの位置情報システムで使われています。

 

 「ピンしるべ」は、電話番号や住所で検索して目的地をパソコン画面上に表示するとともにStreetViewの写真の表示(利用可能地域に限る)や目的地までのルート検索などもできます。また、顧客の属性情報の付加や分布状況の表示も可能で、目的地検索だけでなくマーケティングなど幅広い業務での利用が期待できます。
 「ピンしるべ」もGoogleMapsを利用することで、低コストかつ高機能を実現しており、便利だが高価というGISのイメージを一新するものとして発展が期待されます。
 現在、市内の宅配チェーンで使われており、全国展開も視野にさらなる改良に取り組まれています。

 

 株式会社ウイングは、広島市が実施する「バーチャルICT展」に出展されています。こちらもご覧ください。

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                     「ピンしるべ」を操作する伊藤さん

景気対応緊急保証制度が始まりました!

2010/03/09

hirayama2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・平山です。


 昨今の厳しい経済情勢を勘案し、平成20年10月31日より「緊急保証制度」が実施されておりましたが、平成22年2月15日に、新たに「景気対応緊急保証制度」が創設されました。


 今までの「緊急保証制度」との変更点として


 ① 農林水産業、金融・保険業、公務(公的機関)、学校法人、政治・経済・文化団体、宗教等を除き、原

   則として全ての業種が対象となったこと。


 ② 認定基準を緩和し、新たに2年前比での売上減少基準を導入したこと。


があげられます。


 また制度創設に伴い、金融機関・保証協会は制度の趣旨を勘案し、柔軟な対応をすることが求められています。


 申請に際しての留意点として、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」に定められている業種については、多くが認定外となっていますので、ご注意下さい。

 

詳しくはこちらをご覧下さい

(グローバルビジネスのヒント: グローバル商品マーケティング編その6)

2010/03/08

konndou.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・近藤です。


 商品仕様の案をプロダクトアサンプションと呼んでいます。マーケティング部門の声(すなわち顧客の声)をもとにしつつ、開発部門や財務部門とともに、商品コンセプトを実現すべく商品仕様を構築していきます。


 ここで、仕様の設定に決定的な要素となるのは、キーとなる商品仕様が、顧客にとってどのような価値をもっているかということです。仕様のコストが顧客価値を上回るようでは,その仕様の採用はあきらめざるを得ません。もしその仕様が商品コンセプトを表現するのに必須のものであるなら、開発陣はコストをいかに下げるか知恵を絞らねばなりません。


 この一連の顧客ニーズ、商品コンセプト、商品仕様、仕様の価値、目標価格、台数、採算性を一瞥できるようにまとめ上げたものをマーケット・イークエージョンと呼んでいました。直訳すれば「市場の方程式」とでもいいましょうか。


 開発プロセスが進むごとに、市場ごとに、そして商品バリエーションごとにまとめられ、商品の成果(パフォーマンス)の目標が提案されます。「各市場の方程式」の確実性と効率性について、商品仕様の最終決定の時まで、議論されていくことになります。


 さらに付け加えれば、以上の商品ごとのマーケット・イークエージョンの数字を全商品ラインナップで積み上げられたものが、企業の経営目標となっていくことになるのです。

創業アカデミー「ジャンプコース」から!

2010/03/05

  kishino2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。


 先月、創業アカデミー「ホップ・ステップ・ジャンプ」~ジャンプコース~が終了いたしました。
 今年度の特徴は、9月にホップコース、11月にジャンプコースを行いましたが、3つのコースをすべて受講された方々が非常にたくさんいらっしゃったことです。
 今日は、ジャンプコース最後の講義内容で行った「プレゼンテーション能力を磨こう」の1コマで印象に残った「質疑応答で差がでる話し方」3つのマナーを紹介いたします。

 
・聴き手のマナー ・自分の作業をしない
              ・話し手に向けて体を傾ける
              ・時々、うなずく
              ・気になったキーワードをメモする
              ・プレゼンが終わると賞賛の拍手をする
              ・質問することを前提に話を聴く

 

・質問のマナー  ・自分の名前を名乗る
             ・プレゼンの中で特に良かったことを一つ挙げる
             ・質問の数を言う(4つ以上質問しない)
             ・質問は自分で仮説を考えて「開かれた質問」で行う
             ・応答の時には、話し手に体を向けてうなずく
             ・最後に「ありがとうございました」

 

・応答のマナー  ・質問は最後まで聞く(話をおらない)
             ・質問の内容を繰り返す(何が疑問なのか確認)
             ・質問に関して「否定」することなく「YES」で
             ・「BUT」ではなく「AND」で答える
             ・答えた後、最後の締めくくりは疑問形「開かれた質問で?」しめる
             ・質問していただいたことに感謝の気持ちを持つ

クラージュプラス(平成21年度「いい店ひろしま」表彰店舗)

2010/03/04

saeki2.jpg おはようございます。

 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。


 今回は、平成21年度「いい店ひろしま」表彰店舗のクラージュプラスさんについて、自分が実際に行って、感じたことを紹介します。


 クラージュプラスさんは、中区西川口町にある家具・雑貨のお店で、少し分かりにくい場所にありますが、外観・内装・商品全てにおいてとてもオシャレなお店です。
 新築やリフォームなどで家具一式を揃えたいなと思った時に、クラージュプラスさんにお願いすると素敵な部屋にすることができます。
 ただ、とても高価な家具が多いので、店員さん(いろいろ提案してくださりとても親切です。)に相談しながら選ぶといいと思います。
 また、店内は広く、トイレはちょっと驚くくらいきれいで凝っています。エレベーターもあり、子供連れや高齢者の方にも安心です。
 是非皆さんもお店を訪れてみてください。

                              (店舗外観) 

2203041.jpg      

                               (店舗内装)

2203042.jpg平成21年度表彰店舗(50音順)

ビジネスインフラ実現に向けた動きとは!!

2010/03/03

hamada2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・浜田文男です。

 

 先日、「ビジネスが拡がる!次世代受発注効率化セミナー」に出席し、そこで気づいたことを少し述べます。

 

 表題にあるビジネスインフラというのは、「企業や業界を超えて自由自在に情報の交換や共有が行える基盤」と定義しています。

 

 現在の受発注(EDI)の発展形として目指す姿を想定すると「企業間で必ず情報のやりとりが発生するEDIをビジネスインフラへ進化させる必要がある。」ということになります。

 

 その背景として

 

 ①IT化によるグローバル化とグローバル最適調達・最適生産が拡がってきていること

 ②日本の製造業のサプライチェーンが、従来のピラミッド型(系列)からメッシュ型に変化しており、力のある部品メーカは複数のセットメーカと取引する時代となってきていること、があります。

 

 そこで、EDIをビジネスインフラに進化させる試みとして「ビジネスインフラ研究会」が発足し、製造業である自動車業界と電機業界を対象として検討・実証実験が行われています。端的にいえば現在のEDIは独自仕様のWEB-EDIが乱立しており、複数企業から受注している中小企業では発注企業ごとに画面を変えるという生産性の悪いオペレーションを強いられています。それを解決するために業界・業種を超えたビジネスインフラを構築し高い生産性を確保しようというものです。

 

 まずは、自動車のエレクトロニクス化を考えると二つの業界(自動車業界と電機業界)にまたがるビジネスインフラ構築が急がれます。

  次いで、流通業界への拡張など順次拡大されると期待できます。

ちょっとお得なパソコン活用術

2010/03/02

kobayashi2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。


 私は、当財団のICT担当と言われている(自称?)こともあり、今回もパソコンの便利な機能についてご紹介します。

 

 今回は、Excel2007の便利な機能「フィルタ」についてご紹介します。


 フィルタ機能自体は、以前からありましたが、Excel2007になってから各段に使いやすくなったと思います。


 フィルタ機能を簡単に説明すると、エクセルをデータベースのように使っている場合に、指定したデータ(行)のみを表示してくれる(不要な行は隠してしまう)機能と言えます。


 では、使ってみましょう。例えば、支払いに関するエクセルファイルがあったとします。シートには、「支払日」「内容」「担当者」の3列があるとします。このシートから先月1か月間のうちに担当が小林であったものだけを表示してみます。


 まず、このシートに対してフィルタを適用します。「データ」タブの「フィルタ」をクリック。これで、1行目の各列に▼が表示されたはずです。これだけで準備完了!


 ここからはデータ指定の作業になります。支払日の列1行目の▼をクリック→「日付フィルタ」をポイント→「指定の範囲内」をクリックして先月1か月間を指定します。次に、担当者の列1行目の▼をクリック→小林だけにチェックを入れてOK。


 以上で、先月に担当者が小林であった行だけが表示されたはずです。


 さらに、入力してあるデータをテーブルに変換しておいて、集計行を表示させておけば、抽出した行だけの集計ということも出来ます。お試しください。


(元に戻すには、データタブの「フィルタ」をクリックするとフィルタ機能を解除できます。)

「アフリカ諸国の方に起業支援事業を説明しました。」

2010/03/01

mikio2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林幹生です。


 アフリカ諸国において中小零細企業支援や女性起業家育成支援を行っている行政機関等の担当職員を対象とした研修が広島県内を中心に行われ、2月16日、24日の両日に広島市における起業支援事業を説明する講師を務めました。


 この研修は、(財)ひろしま国際センターが国際協力の一環として、(独)国際協力機構(JICA)から「アフリカ地域中小零細企業支援機関育成」と「アフリカ地域女性起業家育成支援」の両コースを受託して行われたもので、そのカリキュラムの一部として当支援センターで実施している起業支援事業(起業支援アドバイザー派遣女性・シニア創業パッケージ型支援女性起業家サポート創業者向けセミナー・研修会など)を説明しました。


 様々な角度から事業についての質問があり、質疑応答時間だけで1時間かかるなど、自国での起業支援事業への真剣な思いがひしひしと伝わってきました。

 

                     〔中小零細企業支援機関育成コース〕 106.jpg

                       〔女性起業家育成支援コース〕

107.jpg

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