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2010/05/31
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当の竹田です。
平成22年7月14日(水)13時30分から広島商工会議所において「売場活性化セミナー」を開催します。
このセミナーは、広島市内の小売店舗の経営者、店舗責任者の皆様を対象として行うもので、多くの業種・業態の事例を紹介しながら、ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)に携わる人がどのような視点で取組むと時代に対応した売場をつくることが出来るのかを、実例を交えながら分かりやすく解説します。
講師には、小売店の売場改善、販売研修VMDの実践指導を行っておられ、著書として、「商品陳列の法則99」「売場づくりの法則84」、その他月刊誌「商業界」「ファッション販売」などの業界誌で多数執筆しておられる株式会社マインド代表取締役 VMDディレクター 福田ひろひで(ふくだ・ひろひで)氏をお招きしております。
詳しいことは、6月1日発行の「市民と市政」、各区役所、出張所、区民文化センター等に置いてあるチラシ、当センターの各種セミナー・研修会サイトで内容をお知らせしますので、是非ご覧ください。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
「中小企業のためのリスクマネジメント入門」セミナーの開催の様子(昨年7月開催)
2010/05/28
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。
私は、当財団のICT担当と言われている(自称?)こともあり、今回もパソコンの便利な使い方についてご紹介します。
まずは、次の図を見てください。どちらが、立体的に見えますか?
(どちらも、ワードのオートシェイプで作成した図です。Aはオートシェイプの標準機能である影効果を付けたもの。Bは周辺をぼかした影の画像を別に作って重ねています。)
私は、断然Bの方です。
私たちが普段、生活している場所には、様々なところから光がやってきているはずです。蛍光灯や窓からの太陽光、それらが壁へ反射した反射光などです。それらの総和として影ができているハズですから、はっきりとした影になる方が少ないのかもしれません。
そこで、オートシェイプの影も周辺を少しぼかしてみると、あら不思議、立体的に見えます(私には)。こちらの方が、より自然に近いということなのでしょうか。
ワードでチラシを作るときなどに活用されてみてはどうですか? 立体感アップですよ!
2010/05/27
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクト・マネージャー 久保です。
この「モノづくり事はじめ」は、一昨年の12月に始まりその後シリーズとして継続し今回で19回目になりました。これまでに①発想→②設計→③図面化→④試作→⑤評価・検証→⑥改善→⑦生産→⑧販売→⑨アフターサービスの全プロセスの「⑦生産」までを「モノづくりの立場」から見てきたことになります。
モノづくりの立場からは、工場から商品を送り出し、⑨のアフターサービスの段階で市場品質情報が得られれば「モノづくりの仕事は終わり、あとは販売部門の仕事」と思うかもしれませんが、決してそうではありません。次世代の商品を「発想」するためには、P-D-C-Aの輪を閉じてやる必要があります。
商品導入時期には、開発した商品をお客様に正しく理解していただくために新商品発表会や展示会等のプロモーションイベントが実施されると思いますが、技術者自身も積極的にこれに参画し、開発のポイントは何か商品メリットは、競合商品に対しどういう点が優れているか等を開発者の立場から顧客に説明し理解を深めて頂いて一人でも多くのファンを獲得することが大切です。
さらに、その商品がどのように顧客に評価されているか、また不幸にして購入に至らなかった場合はその商品のどういうところがお客様に気に入っていただけなかったのか、購入拒否の理由は何だったのかを冷静に客観的につかみ取ることが大切です。商品の好評点だけでなく、お客さまから寄せられるこれらの不評点は次期商品を企画するにあたって非常に貴重な情報です。"自分はひと様との付き合いが苦手だから"という理由で技術者になる人は少なくありませんが、だからと言って自分が作った商品の向こう側にいるお客様が何を感じているかということに無頓着でいてもよいということではないのです。
(以下次号)
2010/05/26
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。
コンシェルジュは、「お客様にきめ細かなサービスを提供する人」の意味で使われています。たとえば、ホテルや百貨店などでお客さまの要望や分からないことなどいろいろなことの相談に乗ってくれます。お客様にとってとても役に立つ存在です。
実際、大手百貨店のコンシェルジュサービスを見てみると伊勢丹(新宿店)、西武百貨店(池袋店、渋谷店)、そごう(横浜店、千葉店、神戸店、広島店、大宮店、八王子店)、高島屋(東京店、大阪店)、三越(日本橋店)で行われています。サービスを受けるには前日までに予約した方が良いようです。「要望をあらかじめ聞いておけば時間をかけて店内を調査でき、より希望に沿った提案ができる」からです。
さて、中小企業のみなさんにとってこのような役割の人が居ると心強いのではないでしょうか。しかも、一旦受け止めると最後まで面倒を見てくれるというのが望ましいでしょう。でも、みなさんに心掛けて欲しいことがあります。それは、隠さないことです。
みなさんと同じ目線でコミュニケーションを大切にして対応したいと考えています。みなさんのためのコンシェルジュを目指しています。
2010/05/25
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
ゴールデンウィークにNHKで「地球ドキュメント ミッション」"地方レストラン発 日本の農業"という番組の放送がありました。
山形県鶴岡市にあるイタリアレストランのシェフ、奥田氏は、絶滅しかけていた在来野菜や埋もれていた地元食材を発掘し、新たな郷土料理の開発や斬新なメニュー開発し、全国から訪れる人々を魅了し続けています。この店の出現で、それまで採算が合わず、自信を失っていた地元生産者は息を吹き返しました。
奥田氏は自店が成長し続けるためには、地元生産者が元気でなければいけないという信念のもと、共存共栄を図るため地元食材をブランド化し、地元の有望なシェフたちにこれら食材を提供するとともに、こうした志を持つ料理人を全国で発掘し、ネットワークの構築に励んでおられます。
地産地消が各地で定着するにつれ、消費者(利用者)側の課題として、①出荷量がそろわない、②どのような地場農産物があるか分からない、③どこで地場農産物が入手できるか分からない、などを挙げていますが、顧客に喜んでいただくためには、奥田氏のように自分の足と味覚で県内を駆け回り、農産物を探し出すとともに、新たな郷土料理の開発にまで踏み込むといった積極的姿勢が、今、求められているのではないでしょうか。
奥田氏の経営姿勢に、商売成功の多くのヒントがあるように思えてなりません。
2010/05/24
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・常本☆康之です。
今回は、5月14日(金)から、今年度分の募集を開始した「新開発商品市場開拓事業助成金」は、中小企業の皆さんが研究開発した新商品や新技術を市場に送り出す際のお手伝いをするもので、商品等のPRとなる見本市等の出店費用などが助成対象となります。
昨年度は、5社に助成しました。募集期限は、6月14日(月)までですので、新商品のPR資金等に利用しようと思われましたら、申請書類をダウンロードして頂いた上で、応募をお願いします。
また、内容にご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
☆申請書のダウンロードは、こちらをご覧ください。
2010/05/21
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
1本1,000円を切る激安ジーンズが大手SPAやディスカウントショップから発売されて1年位経ちますが、その安さの秘訣ともいえる中国の製造工場の様子を、先日テレビで放映していました。
ご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、その工場では、500人の従業員が午前7時から午後6時まで働き、1日6000本のジーンズを製造しています。布地の裁断もほとんど端切れを残さず裁断し、何といっても驚きは、それが超分業体制で生産されていることで、具体的にはサイドの縫製担当はサイドだけ、ポケット担当はポケットだけ、ファスナー担当はファスナーだけを受け持っています。大量生産体制ではこのように工程を細分化しピッチタイムを短くして、超単能工化を図った方がいいかもしれませんが、毎日毎日10時間も小さなポケットだけを作るのって本人はどうなのかなと思い、見ているうちにチャップリンのモダンタイムスを思い出しました。
ただ、中国もこれから経済が成長するにつれて人件費水準も上がり、いずれはこのような工場も工程の再編、多能工化の促進に迫られ、人件費の安さを目当てに中国で生産活動をしている企業も対応の見直しを迫られてくるのではないでしょうか。
2010/05/20
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センター所長の藤田です。
私が、当センターの支援企業や起業家を訪問し、頑張りぶりを紹介しています。
"カモメのばぁばぁ"は、オーナーの船本由利子さんが、当センターの「女性・シニア創業パッケージ型支援事業」を利用して、平成20年8月に創業されました。
船本由利子さん
"カモメのばぁばぁ"という店名は、船本さんがイギリス留学のときに住んでいたブライトンという港町のイメージと、店舗が元理髪店(Barber)だったことに由来するそうです。
店の看板はもちろん「カモメ」
イギリスでは、街のギャラリーが若い優れた作家の発掘や芸術や文化を語り合える場所となっていることに感動したことが創業のきっかけだそうです。帰国後、広島にも、そのような場所を作りたいと思っていたところ、「アーティストに優しい街」を標榜する横川商店街の一角に現在の物件が見つかり、一念発起。当センターの支援事業にチャレンジされたものです。
訪問した時に展示されていた作品 店内には、藤田嗣治の展示会のポスターも
創業を機に「アーティストに優しい街」横川に住まわれ、横川商店街の広報誌づくりに参画したり、カープ応援のために「赤い作品展」を開催されるなど、アートを通した地域活性化にも貢献されています。
店内はカープの赤一色「赤い作品展」
また、着物や帯の洋服、小物へのリメイク事業で、船本さん同様に「女性・シニア創業パッケージ型支援事業」の認定を受けた小田百合さん(ぐれいす ぱんせ)の個展が開催される予定です。
2010/05/19
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長・北林です。
先日、レトルトカレーを買いに行きました。デパートとスーパーの食品売場に行って、じっくり選んでみることにしました。
当然のことですが、価格帯が違います。デパートは135円~840円、スーパーは88円~520円です。これは、業態の違いによる「価格戦略」の違いでしょう。
次に、高価格商品のパッケージは、高級牛の霜降り、ダークブラウンなど高級感のあるイラストや色彩となっています。「カラー戦略」がとられています。
大手食品メーカーのアイテム数は、スーパーが圧倒的に多いです。それに比較して、デパートが扱う商品は、○○ホテルカレー、△△牛ビーフカレーなどのこだわり商品が豊富です。メーカー側からの「流通戦略」もあるのでしょう。
子供向けカレーは、陳列棚の低い位置にあります。子供にも選択しやすいようにした「売場戦略」なのでしょう。
このように、ちょっと気をつけてみると、当たり前のことですが、メーカー、小売店舗とも様々なマーケティング戦略を行っていることがわかります。
また、当センターが毎月発行している「メールマガジン」最新号の中で、(株)流通プランニング研究所 代表取締役 所長 川上正人氏が、販路開拓には「販売対象の明確化」「企業価値・商品価値の明確化」などが必要だと述べています。
当センターでは、マーケティングをはじめ様々な経営課題に対する支援として、窓口相談、アドバイザー派遣などを行っています。どうぞ、ご利用ください。
2010/05/18
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の佐伯です。
今回から中小企業の皆様の資金需要を下支えする信用補完制度の概要について、分かりやすく解説してみたいと思います。
この信用補完制度という言葉、聞き覚えのある方は少ないと思いますが、信用保証制度という言葉であればご存じの方も多いのではないかと思います。
信用補完制度は、保証機能と保険機能という二つの機能が連携した制度となっています。
第1回目は、保証機能にあたる皆様に馴染が深い信用保証制度の概要について分かりやすく解説してみたいと思います。
さて、皆さんは、広島市の中小企業融資制度のパンフレットをご覧になったことがありますか。
パンフレットに信用保証、信用保証料率という欄がありますが、ここに記載されている内容が信用保証制度との関わりを示しています。例えば、「すべて保証付」と書かれている場合は、必ず信用保証協会の保証承諾を得て融資の実行を受けてください、という意味です。では、保証協会の保証とは何でしょうか。
例えば、ある中小企業で、業績はまあまあだが資金繰りが厳しいので融資を受けたいが金融機関から担保や第3者の連帯保証人を求められている場合を想定してみてください。
仮に担保がない場合や保証人を立てることができなければ融資を受けられないということになり、結果として資金繰りが緩和されないため、せっかくの商売のチャンスを失うことにもなりかねません。
そこで登場するのが、信用保証協会による保証制度です。担保や連帯保証人の代わりに融資債務の保証を行うことで、金融機関は万一事故が発生した場合にも備えができたことになり、安心して融資を実行することができるようになります(中小企業は保証協会に保証料を支払う必要があります。)。
そうなんです、信用保証制度は円滑な資金供給の環境を提供する大切な制度なのです。
しかし、一方では、倒産などで金融機関へ返済ができなくなる場合が現実には起っています。その場合、信用保証協会は倒産した中小企業の代わりに金融機関に返済できなくなった借入金額を支払う(これを代位弁済と言います)ことになりますが、このままの状態が続けば、いずれ信用保証協会も保証のための財源がなくなってしまうことになりますが、この続きは次回に説明します。
2010/05/17
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。
広島市では、「ビジネスチャンスにつながるサイト」としてホームページ『広島市の産業』を運営し、卸売業の特色ある製品や製造業・情報通信業等の優れた技術などの情報を発信し、事業パートナーとの出会いを支援しています。 (昨年度から新たに卸売業を追加!)
★ 企業のホームページアドレスを記載するため、御社の詳細情報への誘導も簡単です。
★ ホームページがない企業でもインターネットによる情報発信ができます。
★ 日本語版、英語版をセットで掲載します。
★ 平成21年度のアクセス件数 30万件(うち海外12万件)
しかも、ホームページ作成、登録費用は無料です。是非ご利用ください。
対象企業 広島市内で製造業、情報通信業、卸売業、デザイン業を営んでいる企業
掲載情報 会社概要 主要商品 商品等の画像 優れた技術など〔掲載状況はこちら〕
申し込み方法(随時受付)
(財)広島市産業振興センター 中小企業支援センター創業支援担当にお電話(278-8032)ください。
2010/05/14
~創業時に発生する問題や悩みについてお答えします~
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
起業支援アドバイザー派遣とは、これから事業を始める方や事業を始めて間もない方を対象に、創業時の留意点、事業計画、資金計画、ホームページの作成・管理等の経営ノウハウについて、中小企業診断士等の経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士等の経験豊かな専門家や当センターのマネージャー等を派遣して相談に応じるものです。
皆様のお役に立つ様々な助言が得られると思いますので、どうぞお気軽にご利用ください。
利用方法等につきましては、当支援センターHPの起業支援アドバイザー派遣をご参照ください。
2010/05/13
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。
今回は、平成21年度「いい店ひろしま」受賞店舗のチョコレートハウス・ジーベン美鈴園店さんについて、自分が実際に行って、感じたことを紹介します。
チョコレートハウス・ジーベン美鈴園店さんは、佐伯区美鈴園にある洋菓子のお店で、バイパスの側道にあるため、少し分かりにくいですが、チョコレート、ケーキ、焼き菓子、アイスクリーム全てにおいて、抜群の品揃えを誇り、全体的に甘さ控えめでリーズナブルです。
敷地内には子供の遊び場があり、店員さんもよく小さな子供の相手をしてくれるので、子供連れできても、くつろぎながら、ゆっくり買物できます。
店内ではコーヒーを無料で飲むことができ、毎月抽選でケーキ等がもらえるうれしいサービスもあります。
是非皆さんもお店を訪れてみてください。
(店舗外観)
(店舗内装)
平成21年度表彰店舗(50音順)
2010/05/12
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。
国内で省エネルギーが必要ではないかとある程度真剣に叫ばれ始めたのは、確か第一次オイルショック以後ではなかったかと思います。堺屋太一氏の小説「油断」が発表される前の、1973年でした。その直前の原油1バレルの価格は、2~3ドルでした。続いて、第二次オイルショックが、1978年に起きて、1バレルが、30~40ドルに急上昇しました。第三次オイルショックは、2003年イラク戦争を契機に起きました。BRICsの台頭による急激な石油需要増大の事情も絡み、2008年には、1バレル147ドルまで原油価格が高騰しました。
そして一時、1バレルが30ドル台まで落ち込みましたが、現在原油価格は、1バレルが85ドル前後です。このまま景気回復が進めば、戦後長く続いた、1バレルが2~3ドル前後という夢のような原油価格にはならないどころでなく、1バレルが100ドル近くになることも十分に考えられます。その意味で、省エネは避けて通れない流れになっているのではないかと思います。よく日本は雑巾を絞るように省エネに取り組み、もはや絞る余地がないくらいであるといいますが、民生(業務・家庭)部門・運輸部門は、1990年比で40%前後増えて来ています。産業界だけでなく、日本全体で省エネに取り組まねばならなくなったともいえます。
日本は、化石燃料の多くを輸入に頼っています。一方、私達は、自動車や動力・照明等のエネルギー源として化石燃料に大きく依存しています。その化石燃料の価格が高騰した場合、日本の経済は大きく影響を受けることになります。化石燃料に代わる新エネルギーの創出と共に、積極的な省エネ対策が求められているのではないかと思います。
現在エネルギー消費をより少なくする工夫として、様々な取り組みが、地域でなされつつあります。その時、地域の中小企業が大きな役割を果たしていくのではないでしょうか。例えば、材木を海外から船等で遠くから運んでくるのではなく、地域の材木を使用するというだけで、地球全体で見れば、かなりな省エネになります。いわゆる地産地消です。地産地消は、地域の中小企業の活躍が重要です。そういった流れが、現在一層厳しくなった省エネ法から生まれて来つつあるものと思います。
2010/05/11
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・常本です。
ABC分析についての話に入ってきましたが、前回の話で出ましたAランク(全体の10%程度)の商品、Bランク(全体の20%程度)の商品、Cランク(売り上げへの影響が少ないもの)の商品の振り分けについて説明します。
まず、売上高の高い商品から構成比(全体の売上高に占める割合)を出しながら並べます。そしてその構成比を売上高の高い順から足し算していき、全体の売上高に占める割い合いが70%弱(60~69%位)になるまで出します。それが、Aランクの商品となります。さらにそこから割合が90%弱になるまでの商品を加えていき、それをBランクの商品と判断します。
ランク分けした後の商品構成を考えると、Aランクは売り上げ維持を目指し、Bランクは、Aランクへのアップを目指し、売り方などを考えることが重要です。
Cランクについては、仕入をやめることを含めて検討する必要がありますが、今後の販売戦略で必要となる商材等は、しばらく様子を見て、判断をするのが良いと思います。
―次回に続く―
2010/05/10
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。
本年4月から当センターに新規配属になりました。
経営革新担当として、経営上の課題を有する広島市内の中小企業者の皆様に対して、中小企業診断士、税理士、社会保険労務士等の専門家を派遣、助言を行うアドバイザーの派遣及び緊急保証制度(セーフティネット)の申請受付等を務めさせていただきます。
まずは、お電話(278-8032(直通))いただければ、アドバイザー派遣等の内容についてご説明いたしますので、お気軽にご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします。
2010/05/07
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。
財団法人広島市産業振興センターと広島市では、次の助成金・融資制度の募集中です。
申込みの期限は、5月12日(水)午後5時15分までとなっております。
お申し込みの際には、申請書の書き方についてのアドバイスも行っておりますので、早めに申請書をお持ちください。(書き方のアドバイスには2時間程度の時間がかかります。持ち込みの際には、事前にご連絡をお願いします。)
①平成22年度産学公共同研究開発助成金
②平成22年度環境・エネルギー関連製品・技術開発助成金
③平成22年度医療・福祉関連製品・技術開発助成金
④平成22年度ICT関連製品・技術開発助成金
⑤平成22年度広島市新技術研究開発資金融資
■受付期限 平成22年5月12日(水) 17時15分までに必着
■問い合わせ先 財団法人広島市産業振興センター
中小企業支援センター 担当:小林、馬上
TEL:082-278-8032 FAX:082-278-8570
その他、助成金、融資に関してご不明な点があれば、お気軽に経営革新担当・小林までご連絡ください。
2010/05/06
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
昨年度はある法人の経営改善計画の策定に携わりました。経営状況の推移、業界特性と動向を把握することにより、経営上の問題点と課題を明らかにし、経営環境の変化を踏まえた経営改善の具体的方策について検討を行いました。中でも、販売促進策のひとつひとつについて、顧客ターゲットを明確にし、いつ、誰が、どのような営業や広告を行い売上に結び付けていくのかを計量的に表すことにより、その実現可能性について検討を行いました。
既存の企業でさえ、懸命の経営努力を重ねても、利益の確保が難しいという厳しい経営環境にあります。これから創業を考えている方は、彼ら以上の経営努力はもとより、「顧客に対して、いい商品を、いかに安く、安定的に提供できる仕組み」を築けるかが、事業の成否に大きくかかわってくると思います。
創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。