公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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支援センター職員によるブログ

久々の旅行

2022/12/28

西村コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・西村です。

 

10月某日兵庫県の淡路島に旅行に行ってきました。淡路島を縦断し、特産の玉ねぎ料理を食べながら鳴門の渦潮を見て帰ってくるというコースです。

神戸から車で淡路島に渡り、大阪湾が一望できるパーキングで途中下車しました。

展望台からの眺望は素晴らしく、明石海峡から和歌山県まで眼下に広がるスケールの大きさに圧倒されました。

当日は風が強く、流れる雲や波立つ海が一体となりダイナミックに動いている様にどこか異国にいる錯覚にも囚われ、早くも旅行のテンションが高まってきました。

六甲山の夜景が日本三大夜景と言われますが、淡路島からの大阪湾の眺望も素晴らしいものです。

その後、島内の観光地を巡りながら、徳島県鳴門市にある大塚美術館に到着しました。

大塚美術館は世界26カ国の古代から現代までの西洋名画約1000点が陶板を使って原寸大で展示されており、人気の観光スポットです。

教科書や美術書で見た世界の名画ばかりですので、ついつい立ち止まって見入ってしまい予定の時間を大幅に超過し、最後は駆け足で見て回る始末でした。結局、鳴門の渦潮は時間が無く断念しました。

今回は短い旅行でしたが、2年ぶりの旅行でもあり、壮大な景色と世界の名画に触れ、世界一周名画の旅をした気持ちに浸ることが出来大満足でした。

玉ねぎ料理も美味しかったです。

 

 

インボイス制度導入と免税事業者

2022/12/21

創業支援担当・児玉主査

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・児玉です。

 

インボイス制度(令和5年10月からスタート)の導入について、最近、新聞や雑誌などで取り上げる機会が多くなってきました。これらの記事の多くに、免税事業者もインボイス制度の導入により影響を受ける旨が書かれていますが、その導入が免税事業者に対しどのように影響を与え、どのような免税事業者が大きな影響を受けるのか考えてみました。
※インボイス制度については、課税事業者及び免税事業者向けに各税務署またはオンラインで説明会が実施されています。(市内の税務署については12月の説明会は終了していますが、1月以降については下記のHPでご確認ください。)

国税庁HP(インボイス制度説明会の案内)
国税庁HP(インボイス制度特設サイト)

〇販売・納品先(以下、取引先とします)の立場から見ると
影響について考えるにあたり、取引先(課税事業者・原則課税の場合)の立場から考えてみると、取引先が納付する消費税額は大まかに言って次の算式で計算します。

 

売上に係る消費税額-仕入に係る消費税額=納税額

 

まず、売上に係る消費税(販売先から"預かった"消費税)を計算し、次に仕入額のうち消費税の部分(仕入先に"預けた"消費税)を計算します。そして、"預かった"消費税から"預けた"消費税を差し引いた金額を納付することになります。 "預けた"消費税額(算式の太字の部分)を差し引くことを「仕入税額控除」と言いますが、インボイス制度導入以後は、一定の事項が記載された適格請求書(インボイス)がない仕入れについては、原則として「仕入税額控除」ができなくなります。(ただし、当面の間は80%を控除できる経過措置があります。) この適格請求書が発行できるのは課税事業者(登録が必要)のみで、免税事業者からの仕入については「仕入税額控除」ができず、取引先から見ると価格以外の要素で差がない場合には、同じ価格では免税事業者から仕入れようとは思わなくなります。

〇免税事業者に影響がない場合、ある場合
インボイス制度の導入後は、取引先にとって免税事業者からの仕入れについては「仕入税額控除」ができないため(経過措置はありますが)、免税事業者から見ると課税事業者(原則課税)に対する売上にマイナスの影響がでることが予想されます。 ただし、取引先が仕入税額控除をしない場合、例えば課税事業者でないとき(消費者、免税事業者など)や課税事業者であっても簡易課税(課税売上高のみで税額を計算する方法)を選択しているときなど(※)は、上記のような影響はあまりないと考えられます。しかし、取引先がこれ以外の場合には「仕入税額控除」ができないため、免税事業者はその取引先に対する売上について影響を受ける可能性があります。

※他に取引先の非課税売上(居住用賃貸マンションの家賃等)に対応する仕入である場合などがあります。


〇対応についての検討
インボイス制度への対応は個々の事情により異なりますが、売上全体のうち課税事業者に対するものが大きい場合、対応について検討してみる必要があります。 取引先が自社の商品(製品)やサービスについて、他の業者では代替できない場合、顧客が価格以外の部分で価値を認めている場合には、免税事業者のままでも取引が継続できるかもしれません。取引先から値引き交渉があった場合には、免税事業者からの仕入れでも、(当面の間)仕入税額の80%が控除できることを知っていれば交渉のネタに使えます。免税事業者でも適格請求書発行事業者の登録をすることができますが、その場合は課税事業者となり、消費税の申告・納付の義務が生じることになります。 なお、インボイス制度への対応のため、小規模事業者に対して激変緩和措置が検討されているとの報道もあり(12月16日に税制改正大綱が公表されその概要が示されました)、対応を検討されるのであればその内容についても知っておく必要があります。 インボイス制度導入についての免税事業者の対応は、個々の事情により変わってきます。

当センターでは税務やその他の分野の専門家が、皆様の個別の事情に応じてご相談にお答えします。ご利用をお待ちしています。
当センターHP(窓口相談のご案内)

今年の寒さ対策

2022/12/14

創業支援担当・北浦主事  おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北浦です。

 

 今年の夏は、猛暑と節電により、電気を使わない多種多様の暑さ対策グッズが登場しました。今年の冬はどうなのか気になったので気象庁のHPで調べてみると、ラニーニャ現象が続く可能性が高いことから、寒冬と予測されていました。

 

 そこで冬の寒さ対策として、ネットで話題となっている某衣料品店の暖かいルームウェアを試してみたところ、とても暖かくエアコンの設定温度が例年より低く設定できる様になりました。

 クラウドファンディングなどでも調べてみると、暖かい寝間着や寝具など、今まで見たことのない電気を使わない寒さ対策グッズが登場しています。

 節電と寒さ対策を両立して、今年の寒冬を乗り越えて行きたいと思います。

 

 

こんなプレゼンは嫌だ!上手くいくプレゼンの話

2022/12/07

姫野コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。

 

 コーディネータの業務として、様々な機会に事業者様のプレゼンを拝見したり、練習に付き合ったりしております。
 普段はプレゼン内容にツッコミを入れる方ではありますが、今回は聞く方の視点としています。参考にしていただければと思います。
 
【聞いていて嫌になるプレゼン】
 プレゼンをする機会は、補助金などの審査や認定なども

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ありますが、金融機関での事業計画やピッチ(短いプレゼン)など多岐にわたります。
 そのような時に聞いていて「嫌だな」と思うプレゼンは以下となります。

 ・やたらと企業や既存事業の説明が長く肝心な製品や事業の説明が少ない。

 ・なぜか自慢話ばかりで主体が何かわからなくなる。 
 ・気がつけば審査要項と異なる内容が多い。

 聞いていて「???」ばかりで、気分が悪くなります。
 更に・・・

 ・表示しているプレゼンシートの内容を読んでいるだけ。
 ・しかも字ばっかりで写真や表が無いか少ない。
 ・写真があっても同じ写真の使い回しや意味不明の写真。
 ・本当にこの製品、サービスが存在しているのかわからない説明。

 ・市場などが的外れで、途中で意味がわからなくなる。
 ・色合いが背景に溶け込んで読みづらい。
 ・ついでに専門用語ばかりで意味不明。(説明もない)


 過去で一番酷かったと感じたのは、パワーポイントなどのツールを使わず、オール口頭だけのプレゼンでした。(実物もない)
 申請書だけしか資料がなく、聞いていて疲れます。


【上手くいくプレゼン】

 逆に「これは応援したくなる!」「この製品欲しい」「このサービス受けたい」と思うプレゼンにはおおよそ、以下の要素が入っています。
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 ・起承転結が明確で「なるほど」と思わせる。
 ・文字が少なく、写真や表、グラフが多い。
 ・実際の製品やサービスが明確であり、写真や表がある。
 ・感覚ではなく数値で定量的に記載している。
 ・審査項目で必要な内容は盛込まれている。
 ・申請書で質問したいと思われる部分が記載されていたり説明がある。
  (専門用語も説明がある)
 ・事例などがあり、利用イメージが沸きやすい。
 ・全てが明確でごまかされ感が少ない。


 ・・・沢山書きましたが、とても良い製品、サービスなので、プレゼン聞いていると欲しくなったり、応援したくなることがあります。
 プレゼンは短い時間で聴衆を引き込むことが大切です。
 
 余談ですが、昨今の大学のゼミが主体となったプレゼンは素晴らしいものが多いです。
 聞いてみると授業などでも行なっているそうで、良い傾向だと思います。
 
 ちなみに、海外と較べて日本のプレゼンはダメだという話はよく聞きます。
 何が異なるかと言えば、ビジュアル主体か文字主体かの違いだと言われます。
 また、発表者の説明が簡潔かつ明確であることのようです。

 数字(グラフなど)もふんだんに使われ、ライバル商品との違いも明確です。

 そして、なにより美しい!そして楽しい!
 
 是非、皆様もいろいろなプレゼンを見て、聞いて、体験されるとよいかと思います。
 そうすることで、自身のプレゼンがどうかを明確にしていくことが出来ると思います。
 
 尚、広島市中小企業支援センターではプレゼンなどの相談も受けておりますので、御利用ください。

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