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2020/12/23
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当の上谷です。
平成29年7月20日のブログで、「ウナギの旬」について書きましたが、また書きたいと思います。
ウナギは夏のスタミナ食というイメージがあるので、何となく、夏が旬なんでしょうと思っていらっしゃる方が多いと思います。しかし、冬の産卵時期に近づくほど脂が乗るので、ウナギの旬は冬なのだそうです。
夏の天然物は、まだ脂が乗っておらず、また、暑さで人の食欲が落ちるので、江戸時代までは夏場はウナギの売上が落ちていました。
そこで、ウナギの販促のため、夏バテ、食欲減退防止のスタミナ食と銘打って、夏の土用の丑にウナギを食べる風習を根付かせたという説があります。
ところで、『スタミナ』の語源は何なのでしょうか。実は、ラテン語の「スターミナ(縦糸)」だということです。
元々は、ギリシア神話で、「運命の女神ファーテスが紡ぐ人間の寿命のこと」に由来し、英語では、「自然や生命体が持つ根源的・本来的な要素」の意で用いられ、その後、「精力、持久力」を表す言葉として定着したということです。
先日、大好きな蒲焼きを食べたばかりですが、こってり好きな私は、次は、いつ食べようかと舌なめずりしています。
2020/12/16
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の中平です。
2019年度の国内のペット関連市場規模は、約1兆5,700億円(前年比約1.7%増)と推計(矢野経済研究所による調査)されており、ペットを家族同然に扱う「ペットの家族化」によりペットにかける費用の増加に伴い、着実に増加しているそうです。
我が家も、18年前に、小学生だった長女がゴミ収集場に捨てられていた猫を連れ帰ってから猫を飼い始め、キャットフード、トイレの砂などで僅かながらペット関連市場に貢献しています。
実家では犬しか飼ったことがなかったのですが、今では、体操選手のような俊敏な動き、アート作品のようなしなやかな形、笑わせてくれる寝姿に魅了されており、毎日癒されています。動物写真家・岩合光昭氏の猫の写真展で、よその家の猫を見ても大喜びする猫好きの方や、猫カフェに通う方の気持ちがよく理解できます。
猫が登場する小説・映画、猫の絵柄の服やアクセサリー、今年は「猫」という歌もヒットするなど、猫ブームが長く続いているのは、猫の姿やイメージが商品として多くの人に受け入れやすいためかなと思います。
5年前には次女が栄養失調の捨て猫を拾って帰り、その後も妻が知人宅で生まれた猫をもらい受け、現在、娘たちは家を出て、夫婦二人と猫二匹で暮らしています。
猫は爪を研ぐため、我が家の壁や柱、襖はボロボロにされますが、「子はかすがい」ならぬ「猫はかすがい」として、夫婦仲の平穏に貢献してくれています。
2020/12/09
おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。
さて、今年のユーキャン新語・流行語大賞が「3密」に決まりました。
ノミネートはされていませんが「デジタル化」という言葉もよく聞いた気がします。
首相が代わり公共・自治体のアナログ対応(紙)を改善するため、「デジタル庁」の創設と、それに連動した「印鑑廃止」が良く見聞きする内容ではないでしょうか。
ところで、一般的にはデジタルと言えばカセットテープからCDのようなイメージではありますが、国が進めているのはデジタル化でもDXです。
DXというと昭和時代の車のグレードで実は一番下の・・・ではなく、「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略称です。
詳細は割愛しますが、意味を簡略に記載しますと、デジタル技術を浸透させて生活をより良いものへと変革することであり、そのためには今までの価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすものということです。
ですので、単なるデジタル化でもないのです。
個人的には、デジタル化第三の波と呼んでいます。
身近な話で言えば、例えば補助金や助成金などの申請は、いままで紙に記載し捺印し提出していたと思いますが、既に一部ではパソコンなどの電子機器とインターネットを活用したもので申請を行なっていくということが行なわれており、今後はマイナンバーカードを利用した認証で印鑑を廃したり、全てデジタル化となるという話があります。
つまり、何をするにもパソコンとインターネットがなければ何も出来ないという時代が到来しているのです。
皆様の周りにも「デジタル化」の大波が押し寄せてきていますので、パソコンが苦手だとか、紙でなければダメだということがないように準備を進めて行く必要があるのではないでしょうか。
2020/12/02
おはようございます。
がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」創業支援担当の城戸です。
今年も残り1か月。何かと慌ただしい12月ですが、一般に旧暦といわれる太陰太陽暦(天保暦)が使われていた明治5年(1872年)は12月2日が大晦日でした。
つまり翌日は明治6年(1873年)1月1日。この日から太陽暦(グレゴリオ暦)に替わり現在まで続いています。
この改暦の実施が発表されたのは約3週間前の11月9日。突然1年の終わりが1か月早まることになり、すでに発売されていた翌年の暦も変更に。日本中に大きな混乱を招いたようです。
この急な改暦は、明治政府の財政状況が逼迫していたことが大きな要因でした。
改暦により、政府は官吏の給与2か月分の支払いを免れ、さらに官吏の休業日を大幅に減らすことに成功します。(なぜ2か月分なのか興味のある人は調べてみてください。旧暦の仕組が分かりますよ。)
近代化のためには諸外国と同じ暦にした方が合理的という表向きの理由はあったのかもしれませんが、なかなか無謀な経費削減策ですよね。
今同じようなことをするとシステムの改修などで逆に莫大な経費が掛かりそうですが ・・・ というか、そもそも無理ですか。