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2010/02/26
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。
今回は、2月22日(月)に、メルパルクHIROSHIMAで開催した戦略的思考力強化セミナーの結果を報告します。
このセミナーでは、中小企業の経営者等を対象に、経営戦略策定に必要な戦略的思考力の高め方、戦略策定・実行のプロセスについての解説・演習を行い、経営戦略の構築に必要な知識と実践的な手法を学んでいただきました。
経営戦略に関心のある方50名が受講されました。
講師は、企業戦略分野のエキスパートとして活躍中で、大手企業、中堅・中小企業、ベンチャー企業など200社を超えるコンサルティング実績があるS&Gビジネスディレクション株式会社の代表取締役社長の吉田史朗先生で、具体的な事例を交えながら、「経営戦略の重要性」、「自社のあるべき姿を的確に捉える戦略眼」や「経営戦略策定のための分析手法」などについて、わかりやすく解説していただき、大変好評でした。
今年度の当センターのセミナー・研修はこれで終了しましたが、来年度も各種セミナー・研修を開催しますので、中小企業の方や創業をお考えの方は、ぜひご参加ください。
2010/02/25
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当 北林昌樹です。
去る2月15日の月曜日に、WEプラザ(広島市女性教育センター)で、財団法人広島市産業振興センターの創業支援事業利用者、女性起業家サポーターなどの創業支援の専門家、SOHO施設の関係者など34名の方にお集まりいただき起業家サロンを開催しました。
広島修道大学川名教授からの現在の創業環境や創業のポイントについて講演、開業資金の低減や創業をスムーズに行うためのSOHO施設や商店街の空き店舗の紹介、女性・シニア創業パッケージ型支援事業被事業認定者からの創業の経緯や現在の経営状況などについての事例発表及びそれに対する創業支援の専門家からのアドバイスなど、盛りだくさんの内容で大変好評でした。
また、意見交換会は、立食形式で、料理に舌鼓をうちながら、創業者、創業予定者、創業支援専門家の交流を深め、創業に大切な人的ネットワークづくりを行っていただきました。
2010/02/24
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
先日のニュースで、昔に比べてみかんの出荷量が減っているという放送をしていました。その原因の一つとして、「皮をむくのがめんどうだ」とか「中の白い皮が爪の間に入るのが嫌だ」とか言う若い主婦や女子学生のコメントを流し、その対策として、皮をむいてあるみかんの新商品を開発した企業の紹介もしていましたが、その後で、唐突にこたつの生産量も減っているという話をしていました。結局、昔に比べて一家団欒の時間が少なくなり、家族でこたつに入って、みかんを食べながらテレビを見るという習慣がなくなってきているのが大きな原因ではないかということでした。ちなみに、統計資料からグラフを作ると下記のようになりました。(詳細に相関係数を計算したわけではありませんので、実際に相関関係があるかどうかはわかりません。)
確かに、わが家でも今はこたつがありませんし、テレビドラマを見ても、昔は「時間ですよ」とか「寺内貫太郎一家」など、中央にちゃぶ台を置いて、皆で食事を取るシーンがありましたが、今のトレンディドラマではあまり見ることがなくなりました。
このように、ライフスタイルの変化は産業や企業経営に大きな影響を及ぼします。ライフスタイルだけでなく、政治の動向や流行、トレンドなど世の中の流れに対して常にアンテナを張り、変化に敏感に対応できるようにしておくことが大切です。
2010/02/23
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネジメント担当・片岡です。
今回は、2月17日(水)に、広島市まちづくり市民交流プラザで、32名の方にご参加いただき開催した「経営者のための職場のメンタルヘルス対策入門セミナー」の結果を報告します。
このセミナーでは、中国電力㈱専属産業医などを経て、現在、独立行政法人労働者健康福祉機構 広島産業保健推進センター産業医学相談員や中小企業の産業医などをされている"松山須美子"先生を講師にお招きし、メンタルヘルス対策が必要になった背景、メンタルヘルス対策の必要性・基礎的な知識・実践などについて、裁判例や事例をあげながら分かりやすく解説していただきました。
セミナー後の参加者アンケートでは、全員の方から「内容が理解でき、参考になった」という回答をいただき、大変好評でした。
当支援センターでは、来年度も様々なセミナーを開催しますので是非ご参加ください。
2010/02/22
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営担当マネージャー・景山です。「地方銀行史」シリーズの3回目をお届けします。
明治5年(1872年)の国立銀行条例では4行しか設立されなかったため、明治9年(1876年)には同条例が改正され、銀行が発行した紙幣の正貨兌換義務は無くなり、資本金の80%まで国立銀行紙幣の発行が可能になりました。
重荷が外されたことで、国立銀行の設立が相次ぎました。
現在64行ある地方銀行の殆どは、この時期に誕生しています。
広島県では、明治11年に第六十六国立銀行(尾道市)、明治12年には第百四十六国立銀行(広島市)が設立されました。前者が現在の広島銀行の母体です(後者も後に合併)。
こうした国立銀行の増加に伴い、紙幣増発によるインフレ懸念が高まったことから、政府は、明治12年11月の第百五十三国立銀行(京都府)を最後に、国立銀行(発券銀行)の設立を禁止し、以降は、紙幣を発行できない私立銀行の設立に限定されました。
当時の国立銀行名には、全て認可順の番号が行名に付けられており、その番号が現在の行名に残っている銀行が、次の7行で、全て地方銀行(所謂第一地銀)です。
第四銀行(新潟市)、十六銀行(岐阜市)、十八銀行(長崎市)、七十七銀行(仙台市)、八十二銀行(長野市)、百五銀行(津市)、百十四銀行(高松市)
このうち八十二銀行は、第十九国立銀行(上田市)と第六十三国立銀行(松代市)の合併による足し算のナンバー銀行ですが、他は国立銀行当時の名称をそのまま残しています。
この他に、第二地方銀行協会加盟の第三銀行(松坂市)がありますが、同行は国立銀行を母体としておらず、新ナンバー銀行と言われています。
2010/02/19
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長の土佐です。
テレビ番組のなかで、最近私のお気に入りの番組がタイトルにあるケンミンショーです。見られた方も多いかと思いますが、全国各地の不思議な習慣や食生活などをカミングアウトするバラエティ番組です。
例えば、おでんの具が関東から関西にかけてどのように変化しているのか、また、おでんにつける辛子などの香辛料も各地で異なったりしています。さらに、大手餃子チェーン店の天津飯が関東ではケチャップ味で、関西以西は醤油味であったり、佐賀ではちゃんぽんの具にウスターソースをかけるなど、普段では思いつかない商品やメニューが紹介され、その商品を番組の出演者が食するのですが、ほとんどがおいしいという感想を述べています。
新商品のアイデアは、机に向っていてもなかなか出るものではありません。こうした番組を見ると目から鱗状態になり、新商品の開発に繋がるのではないでしょうか。是非、経営者の方は御一考ください。
2010/02/18
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクトマネージャー・久保です。
国内最大手の自動車会社が、最近続けてリコールをしたことで話題になっていますが今回は市場品質問題について少し考えて見ましょう。
商品の市場品質を確保するために、製造し出荷する前に検査・確認し、不具合を市場に出さないよう最大限の努力がはらわれていますが、それでも市場での不具合を完全にゼロにすることはできません。現実の問題としてリコールを避けて通ることは出来ないことです。
リコールを行う意味は、欠陥が潜在している商品のユーザーに対して「重大な不具合が起こる危険性がある」ということを一早く知らせ顧客の安全を確保するとともに、「メーカーとしてどのように対策を実施するのか」を広く一般に告知することにあります。
この場合、不具合が報告された時点からメーカーが具体的なアクションを取るまでの間にあまり時間を要すると、メーカーとして責任逃れをしているとの印象を与えてしまうため企業イメージが急速に損なわれ、その企業の存在意義そのものを問われる事態にまで容易に至ってしまうことは、これまでの例に枚挙のいとまがありません。
従って、多くの企業では市場で品質問題が発生したときに、情報がいち早くフィードバックし、問題の発生→原因究明→対策案の検討→対策実施を可能な限り迅速に行えるようあらゆる事前の策を講じていますが、それでも今回のような問題は起こります。
リコールを実施するかどうかの判断は、不具合の内容が生命・安全に直接かかわるようなものであったり、あるいは明らかな法規違反のようなものであれば容易ですが、今回一部に報道されたように「フィーリング上の違和感の問題だ」という捉え方があったとすると、リコールを実施するかどうかの判断は非常に難しいことだっただろうと想像されます。
リコールは、企業にとっては起こしてはならないことです。開発、製造の実行部隊は、リコールは「絶対」に出さないとの固い決意で仕事をする必要があります。しかし不幸にして市場品質問題が起こった時には、経営者は「いかにして責任を回避するか」ではなく、「顧客満足最優先」の考え方を判断の拠り所とすべきです。よしんばそれで経営が立ち行かなくなったとしても、それが顧客第一主義を貫いた結果であるのと、社会的責任から逃げた結果であるのとでは天と地との差があります。経営者の見識と胆力が問われるところです。
2010/02/17
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林幹生です。
当センターで経営者・管理者向けにリーダーシップ能力向上のための「管理者スキルアップ研修」(講師:有限会社コンサルネット 代表取締役 小林茂之氏)を開催したことは、このブログで既報のとおりですが、この研修で「なるほど、そういうことだったのか」と思わず納得したことがありました。
〔小林先生の講義内容〕
リーダーシップとは単に影響を及ぼそうとする試み(行動)であり、その行動の成果の有無は2つのパワー(リーダーが保有する「ポジションパワー」と「パーソナルパワー」)に作用される。「ポジションパワー」は組織内の公的地位・権限に伴う力であり、「パーソナルパワー」は個人的な影響力、人間力である。さらに、この2つのパワーの発揮の差は、部下がそれぞれ持っている意欲や能力の高低に応じる。
このため、例えば、高い自己統制を持つ人(意欲、能力がともに高い人)は、他人の言いなりにならず、主君の命令といえども理不尽なことには従わないという誇りを持っており、ポジションパワーは通じず、パーソナルパワーが大きく影響する。
以上の話を聞いたとき、ある人物のことを思いました。その人物は「大久保彦左衛門忠教」です。忠教は、徳川軍が大坂夏の陣で真田信繁により本陣を襲われ大混乱に陥ったことについて、戦後、二条城で行われた詮議の場で、御旗が立っていなかったと家康を含む多くの者が言う中で、ただ1人家康の前で、御旗は立っていたと言い張り、家康に激怒され、それでも主張を曲げなかったという武功派でした(御旗とは軍旗のことで、御旗が奪われることはお家の恥であるなど、「御旗が崩れる」ことはぶざまなことであった)。そして、その忠教が、自著『三河物語』の中で、「主君たるの大事は「慈悲・情け・哀れみ・武勇」の4つだと述べている。」(第一法規出版「古典大系 日本の指導理念5」)ということを思い出しました。
他人の言いなりにならない自尊自立の精神の持ち主とも言える忠教が、主君に部下への思いやりを大いに求めていたというその思想について、小林先生の話を聞いてすっかり納得してしまいました。
2010/02/16
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。
広島市は、今年4月1日から緑化推進制度を始めます。都市の緑化を推進することによって、ヒートアイランド現象の緩和他を図っていくためです。今回の緑化推進の特徴は、屋上や壁面の緑化も含まれ、また太陽光発電装置等を設置した場合もその面積が緑化と認められることです。
舗装された道路等による土中の保水力の低下、空調や自動車等からの人工排熱の増加、裸地・緑地の減少等からの蒸散量の減少等があって、都市における温度は、高くなっています。広島市も100年前と比べると、気温が2℃上昇しているといいます。
樹木草等の植物は、根を介して土中から水を吸い上げます。その吸い上げた水の半分くらいは、葉等から蒸散されます。その蒸散によって、水を汲み上げる、自分自身を冷やす、そして樹木の周囲の気温を下げたりします。もしこの蒸散がなければ、厚さ300μmの葉は、直射日光によってわずか1分くらいで100℃まで上がるとのことです。この蒸散による放熱は、蒸発熱損失(潜熱損失)と呼ばれます。水1kgを0℃から100℃に上げるエネルギーは100キロカロリ-です。一方、100℃の水1kgを蒸発させるエネルギーは、その5倍以上の539キロカロリ-です。いかに蒸散による放熱が大きいかがわかります。
根から吸収した水は、光合成にも使用されます。樹木草は、光合成で空気中の二酸化炭素を栄養源にして、太陽から光エネルギーを貰い、デンプン等の炭水化物を作りながら成長するとともに、炭素を自分の中に固定化します。と同時に、私達に必要な酸素を吐き出します。一方、人間はその酸素を吸い込み、二酸化炭素を吐き出しながら生命を維持しています。
現在、屋上とか壁面の緑化、駐車場緑化ビジネスに取り組む企業も増えて来ています。私達の住空間に緑を増やしていく工夫が、これから一層必要になって来ているともいえるのではないでしょうか。
2010/02/15
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・常本です。
商圏を計算式(来店客構成比÷人口構成比=商圏強度)で把握したら、その計算により導き出された重要商圏(1次・2次商圏)の情報をより分かりやすくするために、地図を利用します。
自店の周辺(半径約1.5km位)が入った町丁目の境界が書かれた略地図を用意して、商圏強度別に町丁目を色鉛筆などで色分けしてビジュアル化を行い、自店を中心にして、半径500mと1kmに相当する部分にコンパスで円を書き、その範囲内に存在する競合店を記入します。これにより、自店と競合店の状況を具体的にビジュアルで見ることができるはずです。
また、事前にアンケートによって、「自店以外に通う店はどこですか?」などの競合店情報を入手しておくとより分かりやすいものができます。
状況を把握して最初にやることは、自店に来る顧客の特性をつかむことです。まず、色分けされた商圏の内、1次商圏となる地域を確認し、顧客の年齢層・購入商品などを調査します。
例えば、近所の高齢者の利用が多いということが分かったとします。その結果を基に、高齢者向けの商品のラインナップを整えることで、売上の向上が見込めることとなるのです。
―次回に続く―
2010/02/12
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
今日は、今月26日(金)に開催されます、「HiBiSインターネットビジネスフォーラム2010」のご案内です。
前回、ビジネス事例の募集を案内したところですが、以下の5社が事前審査により選ばれました。
「~中小スーパー向けSaaS型~ネットスーパーシステム」 株式会社リマック
「~インターネット遠隔監視制御装置『OkudaServer OsBox』~」 奥田商事株式会社
「「カラーコード」を使って仕掛ける地域を巻き込んだビジネスモデル」 カラフルブリック株式会社
「Google mapsを利用したGIS(地理情報システム)もう迷わない!「ピンしるべ」」 株式会社ウィング
「高く売って安く買える、家電の売買サイト "バイ アンド バイ リアルタイム"」 株式会社ネクストビジョン
各社、特徴をもったビジネス事例の発表と記念講演会、交流会もありますので、今後のインターネットビジネスの参考に、また異業種の方との出会いの場としてフォーラムに参加ください。
詳しい内容は、こちらをご覧ください。
2010/02/10
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。
平成21年度「いい店ひろしま」表彰店舗が決まり、1月18日に表彰式を開催しました。
マスコミ関係者を始め、出席者は150人を超え、とても盛大な表彰式となりました。
(副市長挨拶)
(表彰状の授与及び記念品の贈呈)
平成21年度表彰店舗(50音順)
是非皆さんもお店を訪れてみてください。
2010/02/09
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・近藤です。
商品がターゲットとする顧客・クラスター、そして商品のコンセプトが明確になれば、次はそのコンセプトに基づき、商品を構成する技術内容(商品仕様)の設定、そして台数・価格、マーケティングコスト(つまり宣伝や値引きのためのコスト)の設定のステップへ移ることとなります。
これら設定された商品仕様、価格・台数・マーケティングコストの成果として、当該商品の採算性が推定され、最終的には企業を取り巻くステークホルダーズ(従業員、株主、顧客、社会)への成果の配分がベストになる商品が決定されていくことになります。
具体的プロセスをもう少し細かく見てみましょう。
商品コンセプトをモノとして展開する際、同じセグメント(商品市場)に参入している競合車群の中で、自社商品がターゲットとする競合商品(群)を決めます。
商品の属性(仕様)ごとに自社商品をどのように位置づけるのかを決定します。競合車に比べ、優位なものにするか、並のレベルで良いのかを決めるのです。ターゲット顧客の声を聞きながら、そしてターゲット商品を調べながら、属性ごとにレベルを決めるのです。
つまり、開発陣が市場(マーケティング)の要望に基づき、目標とする性能・商品性を設定します。
目標が高ければ高いほど、開発の難易度は高く、開発の時間とコストは増えますので、目標は、商品の生産開始時期や想定価格に沿うものでなくてはなりません。市場ごとにターゲット商品を変える場合は、仕様の決定は複雑で困難なものとなりますが、これはグローバル商品の宿命です。
2010/02/08
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当 北林昌樹です。
今回は、1月26日(火)に、広島国際学院大学立町キャンパスで開催した管理者スキルアップ研修の結果を報告します。
この研修では、経営管理者や経営者等を対象に、「組織における管理者の果たすべき役割」、「管理者に必要な2つのスキルと4つの役割」、「リーダーシップの定義とポイント」、「マネージャーのとるべき行動」などについて勉強しました。
講師は、経営コンサルタントとして、現場・現実・現物の三現主義を基軸に多くの成果を収めている有限会社コンサルネット(横浜市)の小林茂之先生で、講演だけでなく、ある管理者が置かれている状況の対応策を検討する事例研究や、リーダーシップの重要性を認識するために行った活性化ゲームなど、わかりやすく、実践的な内容で大変好評でした。
2010/02/05
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。
私は、当財団のICT担当と言われている(自称?)こともあり、今回もパソコンの便利な機能についてご紹介します。
そろそろWord2007、Excel2007を使っている人が増えてきたと思っていますが、皆さんのWord2007、Excel2007の画面左上には何が表示されていますか?Officeボタンのすぐ右側(クイックアクセスツールバー)です。初期設定では、「上書き保存」、「元に戻す」、「やり直し」の3種類だけとなっているはずです。
今回は、ここを少しカスタマイズして、Word、Excelを便利にしちゃいましょう。
クイックアクセスツールバーの少し下(リボンのタブの上)でマウスを右クリック→クイックアクセスツールバーのカスタマイズ→クイック印刷→追加→OK。
これで、クイックアクセスツールバーに印刷ボタンが表示されます。印刷したい時にワンクリックで印刷できるので便利ですよ。
あとは、印刷プレビューのボタンも配置しておけば、作業効率はグンとアップするはずです。お試しください。
2010/02/04
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。
先日、ITpro読者が選んだ2010年のITキーワードが発表されました。
上位10位までを挙げると、
1位:クラウド・コンピューティング 2位:Windows7 3位:IPv6
4位:プライベートクラウド 5位:Android 6位:国際会計基準
7位:無償ウイルス対策ソフト 8位:Chrome OS
9位:IPv4アドレス枯渇問題 10位:サーバー仮想化
となっています。
このうち1位のクラウド・コンピューティングと2位のWindows7は2009年でも1位と2位を占めていました。逆に3位以下は一つを除いてすべて入れ替わっています。一つとは7位の無償ウイルス対策ソフト(2009年10位)です。
全体を概観すると、インターネットの利活用シーンに関連するキーワード、企業及び企業グループのITシステムの効率化に関連するキーワード、および、企業経営の評価基準のキーワードが挙げられています。
これらのキーワードを頭に入れてICTの情報を読み、その動向を推測してみるのも面白いと思います。
2010/02/03
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネジメント担当竹田です。
当センターでは、2月17日(水)に、広島市まちづくり市民交流プラザにて、経営者のための「職場のメンタルヘルス対策入門セミナー」を開催することとし、参加者を募集しております。
最近の厳しい経済情勢の中、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は約6割に上っています。また、年間自殺者総数も平成10年から11年連続で3万人を超えるという高い水準で推移する中、労働者の自殺者数も9千人前後で推移しています。
さらに、業務による心理的負荷を原因として精神障害を発症し、あるいは自殺したとして労災申請・認定が行われる事案が近年急増しています。
こうした状況の中で、中小企業においても従業員のメンタルヘルス対策(心の健康づくり)が重要な課題となっています。
本セミナーでは、中小企業の経営者が取るべきメンタルヘルス対策について、具体的な事例をあげながら分かりやすく解説します。
定員にまだ余裕がありますので、この機会にどうかふるってご参加ください。参加をお待ちしております。
各区役所、出張所、区民文化センター等に置いてある申込書(チラシ裏面)に記入してFAX等で送付されるか当センターのホームページから直接申し込みができます。
2010/02/02
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・平山です。
先日、企業のご支援で、広島市外に行くことがあったのですが(市内の企業様でしたが、その事業所は市外でした)、国道54号をひたすら北上し、広島市外に出るときには、「広島市はこんなに広いのか!」と改めて感じました。
広島市は広域合併により拡大しており、市内には「山村振興法」の指定を受けている地域も存在します。このような地域の企業は市街地の企業に比べ、雇用や輸送面などでハンディを背負っているといわれます。
反面、地域特産の農産物や、豊かな自然等の観光資源など、市街地企業にはない経営資源も存在します。そのような中山間地域の企業に地域振興の核として頑張っていただくお手伝いができればと思っております。
遠方の企業様で、当センターまで来るのが難しい場合は、専門家を現地に派遣する制度もありますので、お気軽にお問合せ下さい。
2010/02/01
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当の馬上です。
去る1月19日(火)、(協)広島総合卸センターの会議室で、今年度最後となる第5回「中小卸売業者の新商品企画・開発研究会」が開催されました。
今回は、商品開発と物流効率化について、(株)アクシス営業部企画課長の藤井宏通氏が「プライベートブランド(PB)商品の開発と販売」というテーマで、双葉運輸(株)営業部第一課課長の岡本 武氏が「物流業者からみた3PLの実態」というテーマで事例発表をされ、最後に、研究会のコーディネーターを務めていただいた新商品開発コンサルタントNII代表の新居敏春氏が、研究会全体を通しての総括をされました。
最初の事例発表では、最近のPB商品には低価格、品質以外に安全性の担保が求められていること、PB商品開発のポイントとプロセス、PB商品の店頭陳列のポイントについて話があり、次の事例発表では、物流業者がDC(在庫保管型物流センター)やTC(通過型物流センター)を配し、どのようにして物流業務を請け負っているか、またセンター内での作業の効率化、生産性の向上について話をされました。
研究会の最後には、今後の商品開発においては、真にオリジナルな商品を開発すべきであること、メーカーと組むと商品開発を進めやすくなることなどが話され、今年度の研究会を締めくくりました。