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2012/07/30
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長・北林です。
和菓子専門店に行き、商品を見ました。①高級素材を使ったという和菓子と②その和菓子の中に餡を入れた2種類があり、①は1個126円、②は同147円でした。餡を入れるという製造工程分の値段を反映して高いのだろうと思いました。
ところが、箱入りの値段を見てびっくり。例えば20個入りで、①は4,200円、②は3,360円となっています。単品の値段では「①<②」、箱入りの値段では「①>②」となっています。
①と②のそれぞれの単品と箱入りの商品を見ても、①と②の箱を見ても大きな違いはなさそうなため、この逆転状況について店員さんに尋ねたところ、わからないとのことでした。
当支援センターの登録専門家にこのことをお話ししたところ、①は歴史のある商品のためブランド化されており、価格設定について、ある程度自由にできる立場にあるのではないかとのことでした。
後日、商品を購入して大きさを比べました。その結果、①は、単品売りの商品の方がやや小さいことがわかりました。一方、②については、単品売りも箱売りも同じ大きさでした。①の単品をやや小さくして、②より安く売るということは、①の商品はお土産用としてブランド化していると考え、単品ではお買い得感、箱入りではブランド力を優先しているのかもしれません。
当支援センターでは、経営手法に精通した中小企業診断士等の専門家の方に対して、経営課題解決のための相談事業(窓口相談、経営支援アドバイザー派遣)を行っています。経営する上での疑問点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。疑問点にお答えできる最適な専門家の方と相談できるよう日程調整をさせていただきます。
2012/07/26
がんばる中小企業を全力で応援する「広島市中小企業支援センター」所長の佐伯です。
私ごとで大変恐縮ですが、築18年の我が家のユニットバスに何と亀裂が生じてしまいました。
このままでは、床や柱が腐る!さあ大変なことになったということで、早速知り合いの工務店の方と打ち合わせを行い、先週の土曜日からユニットバスの取換工事に入りました。
工事を見ていると、初日は水道工事の人と工務店の人、2日目はサッシを扱う人、ガス器具を扱う人、工務店の人、3日目はユニットバス組み立て専門の人等と多くの方が関わっていることがわかってきました。
私も支援機関に勤めている人間なのでおおよその想像はついていたつもりでしたが、ここまで分業化が進み、スケジュール管理もきちっとできていることに少し驚きました。
小さな企業1社で全てに対応できる体制を整えることは難しいため、こうした各専門分野の人たちが緩やかな連携により1つの仕事を成し遂げる仕組みができているようです。
うん?これは中小企業が互いの得意分野を結集して大きな力を生み出す企業連携の原型と言えるのでは?と思いました。
こんなことを言うと企業の方からは「それは連携ではなく、単なる元請と下請の関係で、企業連携とは言わないよ。何を言っているのやら」といった声が聞こえてきそうです。
確かに「連携」という言葉の響きには、互いに対等もしくはそれに近い関係というニュアンスが含まれているように思いますが、小さな企業が自らの不足する部分を他者の力を借りて補い、単独ではできない仕事を成し遂げるという視点で見れば、広い意味での企業連携といってもよいのではないかと思います。
いずれにしても、厳しい経営環境下にある中小企業にとり、様々な連携(企業、大学、公的研究機関、農林水産業者など)により事業を展開していくことは、経営戦略上の重要なポイントの1つであることに間違いはないと思いました。
2012/07/24
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・橋口です。
私たちは、いつでも人から褒められることは嬉しいものです。特にそれが努力に努力を重ねてきたことだったら、なおさら喜びも大きく、また自信にもつながります。
先日、NHKクローズアップ現代で、某金融機関が主催する女性起業家のコンペティションでの優勝が決まった瞬間に、その女性経営者(社員5名)が満面の笑みを浮かべてガッツポーズをしている姿を見ました。賞金獲得の嬉しさもあるでしょうが、むしろ自分のやってきたこと、これからやろうとしていることに、名立たる専門家から評価をしてもらえ自信を持てたことが、彼女にあのように全身で歓びを表現させたのではないかと思います。(この時の優秀賞:2位は広島の女性起業家でした。)
現在展開中の「いい店ひろしま」顕彰事業は、広島市の特に小売店舗(飲食、サービス業を除く)の皆様を対象としています。事務局をはじめとして当支援センター全体で、できる限り多くのやる気のある皆様に応募していただくよう懸命に努力しており、私たちコーディネータもお手伝いしています。
特に、これまで選ばれなかった業種からも選ばれることは、広島市の商業機能(商店街)全体のレベルアップにつながるため、力を入れています。
ぜひ勇気を出して多くの業種の皆様が応募(自薦)していただくことを期待しています。多数の厳正な審査員の目にかない(栄誉を得)、ガッツポーズをしていただきたいのはもちろんですが、自らを客観的に見直すことができ、それ自体が必ず成長の糧になるはずですから。
2012/07/20
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下條です。
さて、7月3日(火)に有限会社繁盛店研究所代表ハワード・ジョイマン講師を招いて、「お客の心をつかむ店づくり」と題してセミナーを開催しました。レジュメなしで元お笑い芸人だった講師の生い立ちから話が始まりました。
以下、セミナーの内容について取りまとめました。
・最初に受講者の多くの方がお店をやっていて悩んでいることを三つあげられた。
①客数が減っている②割引しても売れない③安い商品しか売れない。
改善方法として
①割引しなくても売れる方法について②客数を増やす③他店と競争しない。
対策として
①自分自身の持っている知識を取り入れる②自分の失敗談・経験を取り入れる③自分自身を活用し個性を出す。
・10人の客がいれば2人の客に好かれるくらいで良い。全員を相手にしているわけではない。お客は興味が無い事には意識が無い。(利用する理由がない。)お店に長い間行ってないのは行く理由が無いからである。商品を買わないのは買う理由が無いからである。
対策として
①チラシやPOPで自分の店に来る理由を作ってあげる。
②商品の魅力をお客さんに伝える。
③対象のお客を変える。
④営業時間を変える。
⑤視点を変える。
・漫才にも台本があり、「つかみ」「ネタ」「オチ」があり、商売にも儲かる仕組み作りが必要である。「商品に興味を持ってもらう。」(認知活動)「商品を買いやすいように陳列する。」(儲かる仕組みづくり)「買ってもらう。」
方法として
特定の人を絞り込み、商品の価値を伝えてお客の行動を促すこと。
①自分の店の魅力を伝える。
②過去の経験を書き、思いを伝える。
③効能を伝える。
・特別な事を伝える必要はない。普段持っている知識を伝えるだけで良い。専門性を分かり易く伝えることにより、信頼性が生まれる。お客に伝えなかったら伝わらない。特定の人に絞り込むことにより、反応が強くなりそれ以外の人も反応がしやすくなる。
・最後にこれからの取り組み方として
①今すぐできることから
②簡単にできることから
③すぐに成果のでやすいものから取り掛かるようにとアドバイスがあった。
なお、このセミナーは当日のスーパーニュース(テレビ新広島)の中でも取り上げられました。
セミナー・研修会の開催情報は、当センターのホームページなどで順次お知らせいたします。
2012/07/17
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」 コーディネータの藤井です。
未だわずかな経験ですが、広島市内の企業主も元気で頑張って活躍されていることに感動しています。コーディネータとして気張らねばと心を新たにしています。
商売には昔からいろんな格言が有りますが、ポピュラーな言葉として「三方よし(さんぽうよし)」という言葉があります。
これは商売の神様といわれる近江商人が他国で商いをするときにその地での信用を得るための大切な心得として「売り手よし、買い手よし、世間よし」ということで、商売には独り勝ちはなく社会のためにならなければならないということです。
この言葉を会社の社是とされている企業はたくさん有ります。
自分も社会の空気を感じるために、街を散策し本屋でトレンド(今流のことは店頭に並べている)を勉強しています。
この三方よしをベースに支援しますので、当センターの窓口相談を気軽にご利用下さい。
御一報いただければ訪問させて戴きます。
2012/07/12
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・赤松です。
雨の日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は、先日初めて九州新幹線に乗って鹿児島に行ってきました。鹿児島まで片道およそ2時間30分で行けることに感動したのも束の間、目の前に広がる土砂降りの豪雨に茫然としました。
1か月前に予約したので強行するしかなかったものの、梅雨の時期に旅行の計画を立ててしまったこと自体の無謀さを痛感しました。これからは何事も最悪の事態を想定して、計画的に物事を進めていきたいと思います。
天気には恵まれなかったものの、指宿、桜島、霧島と鹿児島の観光名所を満喫して、鹿児島は本当に良いところだと実感しました。また今度は晴れの日に白熊(アイス)を食べに鹿児島に行きたいと思います。
また、この度の豪雨や土砂災害で被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
2012/07/10
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。
2012年は、金環日食や金星日面経過など天文現象の当たり年といわれています。皆様の中にも、観測用メガネを購入してこれらの現象をご覧になった方がいらっしゃると思います。テレビなどのメディアでも「これは○○年ぶりの現象で、次に見ることができるのは○○年後」などと盛んに放送していました。
老若男女がこのブーム?の波に乗っていた中で、メディアが「宙ガール(そらがーる)」という言葉を頻繁に使用していたのが、非常に気になりました。「宙ガール」とは、天文に興味を持つ女性を総称する言葉らしく、「山ガール」が登山などを通して、天体に興味を持つようになったためにできた言葉ということでした。
「宙ガール」という単語を聞いて、近年「山ガール」、「森ガール」、「釣女」、「歴女」などの単語が増えてきていることについて考えてみたいと思います。
これらの単語は女性を対象にしており、男性を対象とした「宙ボーイ」、「山ボーイ」、「森ボーイ」、「釣男」、「歴男」もあるらしいのですが、メディアを通じて耳にするのは、もっぱら女性を対象にした言葉の方という印象を受けます。この理由は分かりませんが、女性の方が流行に敏感でアクティブな方が多いからなのかもしれません。
天体好きの女性や山好きの女性は、昔から大勢いらっしゃったと思いますが、「宙ガール」、「山ガール」などという言葉が創られてからは、趣味の一つのカテゴリーとして確立された印象を受けます。
もともと趣味とされていた方が、「宙ガール」などの呼称でひとくくりにされて、どのような感想をお持ちかは分かりませんが、このような言葉ができたことで、その分野に興味を持つ方の裾野が広がったことは間違いのないことだと思います。
このことから、ネーミングの大切さを改めて感じました。
「宙ガール」についても、単に「天体好きの女性」という表現では、今のようにブームになっていなかったのではないでしょうか。
皆様も、新商品のネーミングを検討する場合は、ターゲットが誰なのかをよく検討したうえで、決定するようにしましょう。
当センターでは、マーケティング等の課題にも対応できる専門家による、窓口相談事業や専門家派遣事業を実施しておりますので、どんどん活用してください。
2012/07/05
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
創業チャレンジ支援事業は、これまでの女性・シニア、障害者の方を対象とした支援から、50歳未満の男性の方も対象に加え、支援対象者の拡大を図っています。
支援内容は、次の2段階の支援です。
まず、応募者の中から第1次審査(書類審査)で事業計画策定支援を受ける方を決定します。この支援は、事業計画の策定段階から専門家によるアドバイスを行い、事業計画のブラッシュアップを支援します。
次に、当該事業計画書を第2次審査(書類審査・面接審査)で審査し、事業認定者を決定します。
ここで、事業認定を受けられた方は、事業認定後に経営アドバイザーの派遣、融資の利用ができる支援内容となっています。
現在、本年度、第2回目の受付を開始していますので、広島市内での創業を考えている創業意欲のある方、独自のビジネスプランやアイデアをお持ちの皆さまからのご応募お待ちしています!
詳しい内容は、募集要項でご確認ください。
第2回受付期間:平成24年7月2日(月)~8月31日(金)17時15分まで
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募集要項(PDF)
https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/pdf/H24_sougyou05_boshu_youkou.pdf
事業申請書・事業計画書(PDF)
https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/pdf/H24_sougyou05_ninteishinsei.pdf
事業申請書・事業計画書(word)
https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/word/H24_sougyou05_ninteishinsei.doc
事業計画書作成マニュアル(PDF)
https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/pdf/H24_sougyou05_manual.pdf
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2012/07/03
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」 コーディネータの中島です。
私の趣味は、囲碁、ゴルフ、家庭菜園などです。その中で囲碁は学生時代に下宿したときに覚えたので、もう40年以上になります。(なかなか上達しません。)
残念なのは、囲碁を趣味とする人(特に若い人)が、最近は少なくなっていることです。
趣味の種類は数多くありますが、そのなかで囲碁の長所(お奨めする理由)は、
① 2人いればできる ②無料でできる ③昼、夜、天候に関係なくできる。④男女、年齢に関係なくできる。 ⑤大局観が身につく ⑥ボケ防止に有効 など多くあります。
これ程長所の多い趣味も少ないのではないでしょうか?
囲碁で勝つために重要なのは「攻めと守りのバランス」です。攻めに偏りすぎるとすきができ、守りだけではじり貧となります。また、「着眼大局着手小局」も良く言われます。碁盤全体をみて、攻めか守りかを判断することは重要ですが、個別の局部での戦いにも勝たねばなりませんので小技も必要です。戦国時代の武将が囲碁を好んだのは戦い同士で通じるものがあったからと思われます。
囲碁では、通常より大きな効果を挙げることのできる着手を手筋(筋がよい)と言い、これとは逆の着手を異筋(俗筋)と言います。囲碁を始めた素人が普通の発想で打つ手は、(どんなに考えても)ほとんど間違いなく異筋になります。手筋を打つためには、人や本に習うしかありません。勉強したり人に教えてもらうのが嫌な人は上達しません。
このように見てみると、人生や仕事、或いは中小企業経営とも重なるところが多いように思います。
囲碁は面白いですよ! 子や孫の教育にも最適ですよ!