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2009/06/30
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当 北林昌樹です。
昨日、今年度第1回目の女性・シニア創業パッケージ型支援事業の認定式が行われ、三宅理事長(副市長)から、桑田奈保子さんと田村珠江さんのお二人が、認定書の交付を受けられました。
今回は、6月10日(水)に開催された事業可能性評価委員会(審査会)で、応募のあった6名中からお二人が、優秀な事業プランを策定されたということで、見事選ばれたのですが、この事業は、1年間を通して随時募集しております。
女性又はシニア(50歳以上の方)の方で、広島市内で創業をお考えの方は、是非、チャレンジしてみてください。
2009/06/29
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・浜田文男です。
先日、あるインキュベーション施設の記念セミナーに出席し、基調講演をお聞きしました。テーマは「今こそチャンス!起業家に期待すること」。この中で私がなるほどと思い、そうだよなと感じたことを挙げてみます。
(1)起業家の経歴はさまざまであり、どんな経歴でも起業はできる。
(2)起業家に必要なこと
①一番重要なことは「志」の高さとそれを伝える「事業計画」
②必要な能力は、カン(先見性)、決断力、リーダシップ
(3)起業する市場は、自分の足元から考える。つまり、
①自分がいる(いた)業界
②自分が担当している(いた)業務
③自分が熱中している好きなこと、好きな分野
④自分自身が切実に感じているニーズ
この中で特に「事業計画」は、自分自身で納得し、かつ、他の人に分かりやすく賛同を得るツールと位置づけられます。
そして最後に、最も必要なことは「勢い」というのが結論でした。
2009/06/26
おはようございます。がんばる中小企業を全力でバックアップする「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当 北林昌樹です。
今回は、6月7日(日)に、広島市まちづくり市民交流プラザで、45名の方にご参加いただき開催した創業者のための事業プラン策定セミナーの開催結果を報告します。
このセミナーでは、最初に、中小企業診断士であり、当支援センターの登録専門家である西原裕氏から、新規創業を成功させるためのポイント、ビジネスチャンスのつかみ方、逆さ事業計画の作り方(最初に目標利益を設定してから必要売上高を算定する方法)について講演いただきました。
また、平成20年度女性・シニア創業パッケージ型支援事業を活用して創業されたarche(アルシェ)の沼本智子様、はしもと行政書士事務所の橋本明子様から、講師として体験発表をしていただきました。
セミナー後の参加者アンケートでは、回答いただいた全ての方から、「参考になった」という回答をいただき、大変好評でした。
なお、このセミナーは、10月にも開催予定ですので、創業をお考えの方は、是非、御参加下さい。
2009/06/25
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。
私は、当財団のICT担当と言われている(自称?)こともあり、今回もパソコンの便利な機能についてご紹介します。
以前、メルマガで配列数式についての記事(エクセル2003)を書かせていただきましたが、そのときに、エクセル2007では別な関数もあると書きました。今回は、その関数をご紹介します。この関数を使えば、様々な条件を指定して、条件に合致するセルの値のみを合計することができます。
具体的には、前回の配列数式についての記事でご紹介した数式は、
{=sum(if((A1:A5="○○社")*(B1:B5="××商品"),C1:C5,0))}
で、数式の確定には、Ctrl+Shift+Enterを押す必要がありました。これが、エクセル2007では、
=sumifs(C1:C5,A1:A5,"○○社",B1:B5,"××商品")
となり、数式の確定も通常のEnterキーのみで機能します。引数は次のようになっています。
=sumifs(合計範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,・・・)
これなら数式の意味が多少理解しやすいような気がしますね(?)
2009/06/24
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。
広島市中小企業支援センターでは、広島の企業の皆様に役立つ情報をいち早くお届けするために、メルマガ「広島市産業振興センターNEWS」を毎月15日頃と6月、9月、12月、3月末日に臨時増刊号を発行しています。
今月30日(火)の臨時増刊号は、私が編集を担当し、発行します。
掲載内容は、
・新シリーズ 登録専門家によるこれが私の支援事例「モノづくり経営研究所イマジン所長」
・オンリーワン・ナンバーワン企業のご紹介(2) 「ドリームベッド㈱」
・今広島で注目の企業のご紹介(5) 「kec's studio」
・新シリーズ 創業時のポイントの紹介 第1回「事業計画」
・ひろしまグッドデザイン賞受賞企業の紹介(5) 「(株)アールテック・リジョウ」
その他、各種セミナーや支援制度などの情報をお届けします。
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2009/06/23
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営担当マネージャー・景山です。
前回(1)では、お金の使い道(=資金使途)の色々について見ました。
今回(2)は、資金使途に応じた資金の調達方法についてです。
究極の理想は、自己資金(資本金及び創業来の収益の蓄積)ですべて賄うことですが、中小企業では非現実的な話であり、多くは借入金による調達になります。
資金使途に対応した借入形態、そして借入金の返済資源は、概ね以下のようになります。
【運転資金】
①経常運転資金・・・短期借入金または割引手形により調達し、売上代金の回収により返済
(通常、借入と返済を繰り返しながら、資金は回転する)
②増加運転資金・・・ 〃
③決算資金 ・・・短期借入金により調達し、期間収益により、1年以内(次の決算まで)に分割返済
④賞与資金 ・・・短期借入金により調達し、期間収益により、半年以内(次の賞与支給月まで)に
分割返済
⑤季節資金 ・・・短期借入金または割引手形により調達し、繁忙期の売上代金回収により、次の
季節資金必要時期までに返済
【設備資金】
投資の必要性、タイミング、投資額の妥当性など十分検討のうえ、一定割合(投資額の20~30%)以上の自己資金を確保し、不足分を長期借入金で調達します。
返済資源は、設備投資実行後のキャッシュフロー(税引後利益+減価償却費)であり、7年以内の分割返済が条件となる場合が一般的です。
2009/06/22
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
少し前位から、「婚活」なる言葉がマスコミ等でよく聞かれるようになりました。月9ドラマでもスマップの中居君や上戸彩ちゃんが演じています。これは言わずと知れた「就活(就職活動)」をもじったもので、企業内では「営活(営業活動)」、「事活(事業活動)」あるいは「ビジ活(ビジネス活動)」みたいな言い方もあっていいのかも・・・。
企業のコンカツと言えば、やはり交流会でしょう。広島市内でも社団法人中国ニュービジネス協議会の広島5:01クラブや広島SOHO'クラブなど、官民を問わずいろいろな機関がビジネス交流会を行っています。こういった交流会に参加することで、新たな販路が見つかったり、新商品開発の糸口が得られたりするなど、事業の幅が広がったということをよく聞きます。
当センターの登録コンサルタントの先生が、これからの企業経営は何をするかより、誰とコラボするかがポイントになると言っておられました。皆さんも交流会でコンカツして、ベストパートナーを見つけてください。
2009/06/19
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネジメント担当・片岡です。
今月26日(金)に、セミナー「中小企業のための情報セキュリティマネジメント入門」を開催します。今の時代、会社の規模に関係なくどこの企業もインターネットを利用しています。この際、最も恐ろしいのは顧客情報の漏えいです。
漏えい事件は、ここ5年間でも、ローソン、ファミリーマート、三洋信販、ソフトバンクBB、ジャパネットたかた、東武鉄道、コスモ石油、日本信販、阪急交通社など皆さんがよくご存じの会社でも起きています。最近では、漏えいなど考えられない日本銀行松江支店で破たん懸念先の内部資料がインターネット上に流出し、解決金などとして数百万円を支払うことで和解したといった新聞記事がありました。
一旦このようなことが発生すると、「ジャパネットたかた」は営業自粛により約154億円の損害、また、「ソフトバンクBB」はお詫びとして金券500円を送り約40億円かかったというように、法律上の損害賠償以外にも大きな影響があります。
このセミナーでは、入門編として参加者が理解しやすいように、「ビデオ」を見ていただきます。さらに、レジュメ以外にセミナー終了後に会社で読んでいただく参考資料として、「情報社会に問われる企業の社会的責任」、「企業に求められる情報モラル実践ガイド」の2冊のパンフレットを差し上げます。
漏えいを実行したのは1~2人の社員です。決して、大企業だけに起こることとは言えません。是非とも、このセミナーを受講し、事前予防に努めていただければ幸いに思います。当日でも受講は可能ですので、皆さんの参加をお待ちしています。
※詳しくは、こちらをご覧ください。
2009/06/18
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクトマネージャー・久保です。
(5月号からの続き)
ターゲットとなるお客さまが、その商品をどういう状況で使うのかを必死で考えてください。勘の良い方はおわかりかもしれませんね。「5W2H」をあてはめてみることなのです。 「そんなことは、当たり前のことだ・・・」、と思われるかもしれませんが、実はこの当たり前のことができていないことが多いのです。
頭にひらめいたアイディアに夢中になるあまり、周りが見えなくなってそのまま商品化に突っ走ってしまう例が非常に多いのです。
一歩立ち止まって、「この商品」を「誰が」「いつ」「どこで」「なぜ」「どんなふうに」使うのか、そしてお客様はこの商品に「いくら」までならお金を払ってくださるのか。頭に浮かんだあなたのアイディアを、もう一度冷静に、徹底的に検証してください。
この結果として、あなたの会社のお客様が「本当に欲しいと思う商品はこんなものではなかろうか」、あるいは今考えている商品は「ここをもう少しこう変える必要がありそうだ」、というようなことが徐々に明らかになってきます。それが、あなたが開発・商品化に挑戦すべき『もの』のなのです。
これを"商品"として形作ってゆくこと、すなわち、基本のコンセプトはこれ、機能/性能はこれ、形/デザインはこう、色はこれ、重さは何Kg、お値段はいくらいというように具体的な「仕様」として決め込んでゆくのです。
こうすることによって、その商品を構成する機能項目ごとの開発目標が明確になります。 これが商品の「発想」、すなわち企画ということなのです。
(次号につづく)
2009/06/17
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センター所長の藤田です。
「いい店ひろしま顕彰事業」は、中小小売店の改善意欲の喚起とレベルアップを目的に、店舗演出や接客などが優秀な中小小売店舗を表彰するものです。今年度は、6月15日(月)から7月31日(金)まで募集します。
応募は、商店主の方が自ら応募する「自薦」のほか、消費者がいい店ひろしまにふさわしいと思うお店を推薦する「消費者推薦」があり、店づくり、接客技術、商品やサービスの独自性、障害者や高齢者への配慮などを、消費者や専門家が審査します。
受賞した多くのお店から、お客様が増えた、売上が上がったなどのほか、従業員のモチベーションが上がった、自分がやってきた経営が認められ自信になった、といった声が多く寄せられています。また、市民と市政などの広報媒体で大々的にPRを行うほか、マスコミ各社に幅広く情報提供しテレビ番組等での報道実績も多くあります。
自薦で応募された全てのお店には、良い点も悪い点も含めて審査員のコメントをお知らせします。このコメントをもとに多くのお店が何らかの改善をされており、大変参考になったとの声をいただいています。実際、このコメントを参考にお店の改善をされ、受賞につながったお店もあります。
この「いい店ひろしま顕彰事業」に応募されることは、消費者や専門家の目で自店を客観的に見てもらうことにもなり、普段気づかない自店の「良い点」「悪い点」を知り、今後の経営に役立てることにつながります。そのためにも、是非、当事業への応募をお薦めします。
2009/06/16
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林幹生です。
先日、靴下のかかとに穴が開きました。左右の片方が使えないだけで捨てるのはもったいないと思い、また、そのペアと同じ色・柄の靴下があるため、穴の開いていない3枚の靴下を使い回しすることを思いつきました。
そのあと、なぜ、靴下の左右は同じ色・柄でないといけないのかという疑問にいきあたり、靴下を一枚ずつバラ売り(しかも、色・柄とも派手)することがビジネスにつながらないかと思いました。
そこで、そのことを家族に話したところ、そんなものはとっくにあると言われました。インターネットで調べたところ確かに似たような商品があり、しかもこのビジネスモデルの発想は、私の思いと同じような流れからたどり着いたことを知りました。もっと早く気付けば家族に自慢できたのにという悔しい思いのほかに、私でもちょっとした思い付きから新しい何かを生み出すことができるかもしれないという嬉しい思いもわきました。
広島市中小企業支援センターでは、広島市内での創業を考えている女性・シニアの方を全国から募集し、優秀な事業プランに対して、資金面・経営面から総合的な支援事業を行っています。独創性のある事業など、広島経済に活力を与えていただける事業での創業を考えておられる方がございましたら、是非ご応募ください。
また、創業者向けのセミナー・研修会も行っています。是非ご参加ください。
2009/06/15
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長の土佐です。
最近、大手スーパーや百貨店において、「下取りセール」がはやっています。皆さんもテレビなどで、多くの靴やフライパンなどを抱えて割引券と交換している映像を見られた方が多いのではないでしょうか。
モノ余りの今日、割り引きセールをしてもモノが売れないと言われています。これは、欲しいものがあっても買ったあとに入れるためのタンスや下駄箱にスペースがないことも購入を渋る要因の一つといわれています。
下取りセールは、こうした消費者の心理をついた商法です。古くなったものが下取りしてもらえ、空いたスペースに新しい商品を詰め込むことができます。
フライパンなどは各家庭に何個もあるものではありませんので、そろそろ新しいものに変えたいなと思っていた消費者に買い替えるためのきっかけを提供したものです。消費者の心理、視線に立てばビジネスチャンスはまだまだ皆さんの周りに転がっています。
2009/06/12
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。
広島市が、新たに「地球温暖化等の推進に関する条例」を、H21年3月に制定しました。条例の施行はH22年4月1日からです。本件の説明会が7月15日と16日に広島市役所2階講堂で開催されます。(説明会の詳細及び申込方法など)
この条例では、事業者及び市民等が果たすべき役割等について定めるほかに、
・事業活動環境配慮制度 ・自動車環境管理制度 ・建築物環境配慮制度
・緑化推進制度 ・エネルギー環境配慮制度
の5つの制度を導入し、一定規模の事業者等に対して計画書の提出等を義務付けています。
この条例は、一部改正省エネ法に準ずるものになっています。改正省エネ法は、民生(業務・家庭)部門のエネルギー消費量が、1990年比で2005年度に1.4倍と最も伸びたことを受けて、オフィス・コンビニ等や住宅・建築物に係る省エネルギー対策を強化して制定されました。
今後も、上記のような環境問題等における規制強化が図られてくるものと思います。一方、その規制・条例を受けて、新たな環境ビジネスチャンスも数多く生まれます。国や自治体の環境への取り組み・メッセージを注意深く、見守りながら、次の時代の製品開発に結びつけて頂ければと思います。
2009/06/11
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・近藤です。
さてグローバルビジネスにおいてTV会議を利用する際のポイントを、私なりの経験から少しご紹介したいと思います。
会議に同時通訳がついていたとしても、英語を理解する人と、あまり理解しない人が混在する会議を推進する場合に推奨したいことは、リーダー役の人が時々重要な局面において、会議を一時中断し、問題の絞り込みをした上で、日本側の総意を英語で確認しながら(こちらサイドにも日本語を理解しない人‐外国人‐がいますから)、相手側との協議を進める方法です。このことにより、英語をあまり理解できない人も議論に参加する形で進捗すれば、後々の業務プロセスをスムースに進めることができることになります。
ところで、私がこういった会議で最も苦労したのは、相手側に、会ったことがないメンバーがいて、こちら側の外国人とお互い知り合いのケースです。このような場合、彼らはFirst Name で呼び合いますので、BobとかMarkのようなどこにでもある名前を呼び合うようなケース(場合によっては同じ会議に2,3人のBobや、Markがいるようなケース)です。外国人ですら混乱することもあるようですから、見慣れない出席予定者のFirst Nameを覚えておくことをお勧めします。
もうひとつ、日本人の英語もそうですが(かく言う私も含め)、英語が母国語でない人たちや、癖の強い英語にも悩まされます。インド、中国、南アフリカ、タイ、オーストラリア等々、彼ら独特の癖や、また彼ら特有の言葉に慣れるのは大変です。勿論、日本人を相手にすることに慣れた人たちは、それなりに理解しやすく話すようにはしてくれます。私も出来るだけ誤解されないように、センテンスのきり方や、速度が早くならないように注意していました。何しろ発音の問題は直しようがありませんから。
テレビ会議は、使いようでは、グローバルビジネスのもっとも大切なToolとなるものです。
1対1の電話では実現できない、お互いのPartyのそれぞれの関連部門の人たちが一気に情報を共有し、スピードある解決を図れる重要なものとなります。そのためにはその基本言語である英語を本当の意味で使えるようになってください。それと十分な事前の根回し、テーマの絞込み、関連資料の事前配布、議事録の確認等の基本動作を行うこともまた重要です。
グローバルなビジネスにとって、英語を読み、書き、聞き、話すことは避けて通れない必須事項だと言えるでしょう。
次回は、電話会議についてお話します。
2009/06/10
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。
このところITシステム利活用に関して「安価に自社で必要とする機能を借りる」という考えが広がっています。企業さんのITシステム利活用形態の歴史を振り返って見ますと、「自社導入」⇒「アウトソーシングの利用」(ハウジング・ホスティング)⇒「ASPの利用」⇒「SaaSの利用」ということになると思います。もちろん企業さんにとって自社に適切な形態を選択すれば良いわけです。
さて、これらの形態が推移した背景には「インターネットの普及・拡大」と「ネットワークの高速化・低価格化」があります。これにより現在では、データセンター(サーバ)が世界のどこにあるかについてさほど意識しないで自社に必要な機能を借りる(月額で使用する)ことが可能となっています。よく言われる「クラウドコンピューティング」の一例です。
今回紹介する書籍は『クラウド大全〈サービス詳細から基盤技術まで〉』(日経BP社出版局編:2,520円、2009.4.27第1版第1刷発行)です。「クラウド入門」「サービスの詳細(Amazon EC2,Google App Engine,Force.com,Windows Azure)」「クラウドを支える技術」が述べられており興味ある内容です。
2009/06/09
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営担当マネージャー・景山です。
いきなり、「?」が付きそうなタイトルで恐縮ですが、(株)双日総合研究所副所長吉崎達彦氏の講演会(6月3日、(財)ひろぎん経済研究所主催)の中での話です。
1980年代以降、バブルの発生が増加し、ほぼ10年のサイクルで起きている。その理由として、以下の要因が考えられる。
①グローバル化により、国境を越えてマネーが移動するようになったこと。
②金融工学の発展により、世界的な利回り競争が激化していること。
③フロンティア(ここなら儲かるという投資分野)が無くなったこと。
④先進国の高齢化に伴い、高齢者の保有するマネーが世界的に増加しているが、
高齢者マネーは金利に飢えているうえ、10~20年も待つことを嫌う。
①と②は規制と監督の強化で、ある程度対応できそうですが、③と④については、これといった解決の途が見当たらないのが、何とも悩ましく、今後もバブルの発生は避けられないとのことでした。
もう一点、ビッグ3問題が日本の自動車産業に及ぼす影響について、次のように話しておられたので紹介します。
ビッグ3の危機は、退職者向け医療給付が経営を圧迫したことが本質的な原因(米国版の国鉄問題と言える)。米国の自動車マーケットのプライスリーダーだったビッグ3が工員時給70ドル(日本企業の現地工場では45ドル)もの高コスト体質なので、日本企業はビッグ3より少し安い価格で販売することで、超過利潤を容易に手にすることが出来た。
米国の自動車市場は、いずれそこそこの水準まで回復し、つれて日本車への需要も復活してくる。しかし、ビッグ3が再生され高コスト体質が是正される中では、07年以前のような収益は期待出来ないとみられる。
2009/06/08
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・常本です。
前回は、窓口相談についてお伝えしましたが、今回は中小企業診断士や経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士などが多数登録しているアドバイザーの派遣についてご案内します。
中小企業支援センターで行っているアドバイザーの派遣は、経営革新アドバイザー派遣、経営支援アドバイザー派遣、緊急経営支援アドバイザー派遣の3種類。通常、中小企業診断士や経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士など有資格者を個別に利用すると結構費用がかかりますが、中小企業支援センターのアドバイザー派遣を利用すると自己負担は、3分の1程度。同センターが自信を持ってお勧めする資格を持つ専門家の利用が可能になります。
しかも、どのようなアドバイザーの派遣を受けたらよいか、事前に相談できますので、事業者にとって本当に必要とする分野の専門家の相談が受けられます。
中小企業の皆さん、会社のことで悩むことがありましたら、まずは、中小企業支援センターへご連絡ください。自分たちで悩むより、中小企業支援センターの制度を有効活用して、経営に役立ててください。よろしくお願いいたします。
○緊急経営支援アドバイザー派遣
5回まで無料で派遣。
【対象】市が緊急保証制度の対象者として認定を行った中小企業者
○経営支援アドバイザー派遣
いずれも1回目は、無料で派遣。
【対象】 1.経営支援(市内中小企業者:起業後1年以上)
2.起業支援(市内で起業予定又は、起業後1年以内の中小企業者)
3・商店街等(市内の商店街及び組合等)
○経営革新アドバイザー派遣
【対象】経営支援、商店街等活性化支援、起業支援アドバイザー派遣のいずれかの事業に係る専門家の派遣を受けた中小企業等。ただし、希望により前述の派遣実績がない中小企業の利用も可。
2009/06/05
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センターの経営革新担当・佐伯です。
今年度で4回目となる「いい店ひろしま」の募集が6月15日(月)から始まる予定なので、広島市内で中小小売店舗を営まれている方は、是非チャレンジしてみてくだ
さい。
(応募資格)
(1) 広島市内の中小企業者が市内で営む小売店舗
(2) 市税を完納していること
(3) 過去2年の間に表彰を受けていないこと
(審査)
消費者審査員、専門審査員が厳正に審査し、優秀な店舗を10店舗程度表彰します。
(表彰・PR)
広島市長と広島商工会議所会頭又は商工会会長の連盟で表彰します。また、広島市、広島商工会議所などのホームページや広報誌に掲載するなど、広島市の優良店舗として広くPRします。
2009/06/04
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する広島市中小企業支援センターの経営革新担当・小林です。
私は、当財団のICT担当と言われている(自称?)こともあり、今回はパソコンの便利な機能についてご紹介します。
皆さんは、エクセルで一覧表を作成したときに、1行毎にセルを塗りつぶしたいと思ったことはありませんか?苦労して1行毎に塗りつぶしたあと、修正して、また塗りつぶしのやり直しなんてことに・・・
エクセル2007には、簡単に1行毎に塗りつぶしをしてくれて、修正後の塗りつぶし作業も自動でやってくれる、そんな便利な機能があります。
やり方は、作成した一覧表のセル(表中ならどこでもいい)を選択→「挿入」リボンを選択→「テーブル」をクリック→「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れて「OK」。以上です。
見た目もカラフルになり、オススメです。ヽ(´▽`)ノ
2009/06/03
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネジメント担当・竹田です。
5月8日のブログでもご紹介させていただきましたように、当センターでは、6月 26日(金)に「中小企業のための情報セキュリティマネジメント入門」(セミナー)の受講者を募集しております。
6月12日(金)まで申込できますので、この機会にふるってご参加ください。
また、平成21年7月中旬に「リスクマネジメント入門 (未定)」を開催する予定で、詳細につきましては、6月中旬に、当センターのホームページや広島市広報紙「市民と市政」などに募集記事を掲載しておりますので、参加ご希望の方はそちらも参考にしてくださいね。
参加を心からお待ちしております。
2009/06/02
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・平山です。
今回は、広島市の中小企業融資制度の中の「新分野進出支援融資」のご紹介です。
この融資は、現在行っている分野と異なる分野へ進出し、事業多角化・事業転換を行おうとする市内中小企業者などを対象として、運転資金、設備資金をご融資するものです。
最近では経済危機により、既存分野での売り上げが減少した中小企業者の方が、新たな事業分野に進出して活路を見出そうとされるケースも増えています。
「新分野進出を検討しているが事業計画をうまくまとめられない」という方は、当センターの窓口相談もあわせてご利用ください。
2009/06/01
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
5月1日(金)に広報誌、ひろしま中小企業支援情報「GET」を発行いたしました。
掲載内容は、平成21年度広島市中小企業向け施策の紹介、支援センターの各種事業結果の紹介、その他お知らせなどです。
昨年までは、5月号・12月号と年2回の発行でしたが、今年から、年1回の発行となりました。発行回数は減りましたが、ページ数を増やし、フルカラーで読みやすさがアップした広報誌をぜひご覧ください。
市内の公共施設や金融機関等に配布しているほか、支援センターホームページからもご覧になれます。
タイムリーな情報はメールマガジン「広島市産業振興センターNEWS」でアップしてまいりますので、チェックをお願いします。