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2012/10/30
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・三井です。
日本のプロ野球は日本シリーズが始まりました。
クライマックスシリーズでの中日ドラゴンズの山井投手の姿をテレビで観たとき、ふと、2007年の日本シリーズで、史上初の完全試合達成なるかということを思い出しました。結果は皆さんご存知のとおり、山井投手は右手に出来たマメにより交代して完全試合達成はなりませんでした。
当時、自分は出向で、中小企業大学校広島校で勤務していました。自分が担当していた研修で、コーチングの講師がこの山井投手の交代について次のような趣旨のコメントをしました。
「コーチングとは人を自由に操ることではなく、目標を達成させるためにアドバイスをすることである。監督の使命はチームが勝利し、日本一になることである。決して個人記録の達成ではない。個人記録達成を優先して続投することは目的から外れる。山井投手の状態からすれば当然である。選手は理解しているはずである。」
投手交代の賛成派か反対派かといったことは日本シリーズ終了後、大きな話題となりました。コーチングの側面から意見を聞けたことは参考になったということも思い出しました。
今年の日本一は、読売ジャイアンツか。それとも、北海道日本ハムファイターズでしょうか。
2012/10/25
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
先日、車の定期点検のため、某ディーラーに行ってきました。その際、営業担当の○○さんに、次に車を買うときには「ハイブリッド車とガソリン車どっちかね?」と雑談をしてきました。
○○さんは、「岸野さんが車を購入するにあたり、どこにポイントをおくかで、変わってきます!」「例えば、車にお金をかけたくないとすると、ハイブリッド車とガソリン車の車両価格差を、ガソリン代の節約金額で回収した場合、年間の走行距離が少ない分、ガソリン車がお得です」と下記の試算内容を見せてくれました。
なるほど、車両価格差をガソリンの節約金額で回収しようとすると32年もかかるのかと改めて実感したのと同時に、その場で試算内容を示されたことで、納得のいく説明であったと感じました。
私も創業を支援する立場から、相談者の実施しようとする事業の業界動向など事前準備(情報収集)をしっかりと行い、一つでも相談者の方にとって有益な情報が提供できるようにがんばっていかなければと思った次第です。
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<試算条件>
(1)比較車両及び車両価格
①○○○○ハイブリッド車=1,960,000円
②○○○○ガソリン車 =1,740,000円
(2)年間走行距離:5,000km
(3)ガソリン単価:130円/L
(4)燃費
①○○○○ハイブリッド車:22.2km/L
②○○○○ガソリン車 :18.0km/L
<試算内容>
・①○○○○ハイブリッド車と②○○○○のガソリン車の価格差
1,960,000円-1,740,000円=220,000円
・燃費差による、年間のガソリン代の差
燃費=22.2km/Lの①の場合だと、年間のガソリン代は、
5,000km÷22.2km/L=225.2L × ガソリン単価:130円/L=29,276円
燃費=18.0km/Lの②の場合だと、年間のガソリン代は、
5,000km÷18.0km/L=277.7L × ガソリン単価:130円/L=36,101円
以上より年間のガソリン代の差は、36,101円-29,276円=6,825円
①と②の車両価格差:220,000円を回収するには、
220,000円÷6,825円=32.2 → 約32年
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2012/10/23
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」 コーディネータの中島です。
10月8日に、山中伸弥京都大学教授(50)が2012年ノーベル医学・生理学を受賞しました。「ノーベル賞はその成果が十分普及してから(医学では治療実績がでてから)与えられる」と言われるなかで、山中教授がiPS細胞を作製してからわずか6年、かつ50歳の若さで受賞したことは本当に素晴らしいことだと思います。
山中教授は米国留学先の所長から、V(Vision)とW(hard Work)の重要さ、特に日本人に欠けがちなVisionの重要さを教わったそうです。 私は以前、成果=方向性(目標)×能力×努力と言うことを教わったことがあります。その意味は、人はだれでも能力を備えている、努力は積み重ねればよい、しかし、方向性(目標)は向きを間違えるとすべての努力が0にもマイナスにもなると言うことです。両者は同じようなことを言っていると思います。
一方、努力により効率的に成果を出すには、創意と工夫が必要だと思います。創意工夫とはこれまでにない新しいことを考え出し、それを行うためのよい方策を考えると言う意味です。中小企業のみなさん、厳しい経済環境の中でご苦労されていますが、努力が効率よく成果につながり、それぞれのVisionを実現して欲しいものです。
中小企業において経営課題が多様化、複雑化するなかでは、独力では解決が難しい課題も少なくないので、多様な担い手による取組、支援が必要と言われています。あなたのVisionを実現するために、「多様な担い手」の一つである、私たちコーディネータにもぜひご相談ください。一緒に考え、サポートしていきます。
2012/10/18
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北浦です。
表計算ソフト(MS Excel)で、集計作業を行う時には「ピボットテーブル」の機能を、試してみてください。
ピボットテーブルとは、データの集計や分析をマウスのドラッグ操作だけで簡単に行うことができる機能です。複雑な関数を組み上げる必要もなく、クロス集計機能が実現できるのでお勧めです。
参考までにExcel2010を例に、大雑把ですが基本的な操作説明をします。
1)まずシート上で列単位での範囲選択を行います。
2)[挿入]-[ピボットテーブル]を選択し、OKを押下します。
3)右側に表示されたピボットテーブルのフィールドリストの中から、一つ適当に選んでチェックを入れます。
4)行ラベルに、選んだフィールドが表示されます。
5)フィールドリストの中から、先ほどチェックを入れた同じフィールドを、ドラッグで値の枠にドロップします。
以上が基本的な操作の流れとなります。より詳細な利用方法に関する解説は、グーグルなどで検索してみてください。私の場合は、アンケートの集計や分析、ホームページのアクセス集計などで、とても役立っています。:-D
2012/10/16
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」 創業支援担当の城戸です。
みなさん知ってますか。今日10月16日は「ボスの日」です。
「ボスの日」って何? という人のために、ちょっとネットで調べてみました。
Weblio辞書によると、米国の女性、パトリシア・ハロキスさんが、日頃の感謝の気持ちを込め、多忙で責任の重い上司を昼食に招いたことからはじまった記念日で、1958年に米国商業会議所から承認を受けたギフトデーなんだそうです。
日本に普及し始めたのは、1988年、東京日本橋の高島屋東京店が男性用化粧品やネクタイ、万年筆などを上司に贈ろうというキャンペーンを実施したのが始まりだとか。(ハロウィンやクリスマス、バレンタインデーなどなど、海外の習慣が、日本では商売になるんだなぁと改めて思いました。)
他のサイトにもいろいろ載ってます。例えば、この日は従業員たちが職場の上司を称え、感謝の気持ちを表すための日ということで、従業員が尊敬と感謝の気持ちをこめて、上司にカード、花、食べ物などをプレゼントします。
食べ物のひとつに、小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンド(約450グラム)ずつ使って焼いたパウンドケーキがあります。これは、上司の公平さを讃え、それをシンボライズしたお菓子だそうです。
上司(特に男性)のみなさん、バレンタインの義理チョコだけでなく、こんなプレゼントをもらえるといいですね。
ちなみに、10月16日が「ボスの日」に選ばれたのは、その日がパトリシア・ハロキスさんがすばらしい上司だと考えていた人物、すなわち彼女の父親の誕生日だったからだそうです。
彼女のお父さん、うらやましい限りです。
2012/10/11
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。
私ごとですが、iPhoneを購入してもう2年、使いこなせるように、日々、奮闘中です。
さて、皆さんはiPhoneを紛失した経験はありますか?ビジネスにiPhoneを使っている場合には、取引先とのメールやデータが入っていては大変です。私はこれまで「iPhoneを探す」機能があることは知っていましたが、具体的な操作方法まではよくわかりませんでした。そこで、今日は紛失したiPhoneを探してみたいと思います。
使うものはiCloudとパソコン。探される側のiPhoneでは「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」をオンにしておきます。
では、探してみましょう。
パソコンのブラウザからiCloud.comを開きます。ここで、APPLE IDとパスワードを入力して、「iPhoneを探す」をクリック。以上!!( ゚Д゚)ポカーン
この画面からiPhoneに音を出させたり、パスコードでロックすることもできます。最終兵器のデータ削除もありますね。
個人的には、音を鳴らせるのが便利っぽいですね。俺のiPhoneどこいった (゚Д゚≡゚Д゚)? って、たまにありますし...
2012/10/09
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」 コーディネータの免出です。
二十数年前に、中国の黒竜江省から浙江省まで、1ケ月にわたって仕事で出張しました。その途中で、北京の周口店にある50万年前に人が住んだという巨大な洞窟を訪れ、人類が火を使った焼け焦げ跡を見ました。
火を使うことを覚えた人類は、石炭により産業革命を起こしました。"燃やす文明"の本格的な始まりです。その後、石油が主流となりました。しかし、"燃やす文明"は、長い間地中に蓄えられた石炭や石油を無尽蔵に使うということになり、このまま推移すれば、過去の蓄積をことごとく使い尽くし、エネルギーの枯渇を招くということになります。メソポタミア文明を始めとした古代文明の多くは、エネルギーの枯渇が滅亡の要因となっています。
それゆえに、人知れずに地球が気の遠くなるような時間をかけて蓄積してきたものを一瞬に近い時間で"燃やす文明"から、いま地球上で循環しているエネルギーを使用しながら"燃やさない文明"に転換していくことが求められているのではないでしょうか。幸いにも日本には、豊富な水のエネルギーがあり、有り余る地熱エネルギーがあります。太陽エネルギーもあり、東北・北海道以北は強風地帯で風のエネルギーがあります。それに加えてバイオマスエネルギーも日本国中に存在しています。今すぐにでも利用できる間伐材だけに限っても、大量の熱や動力が産みだせます。
その間伐材を熱や動力に変え、有効に効率よく活用しようと取組まれている会社の一つに、「大気テクノ」があります。今までひろしまバーチャル環境展2009やひろしまの省エネルギー・防災関連技術展にも出展して頂きました。間伐材を伐り出し、地域にあるエネルギーとして活用しながら、山を蘇生させ、そこから創りだされる豊かに栄養に富んだ水を海にそそぎ、海や川を蘇生できれば、それこそ長寿命社会を支える柱になっていくのではないかと思います。
2012/10/05
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
先日、日経新聞に「シニア消費の実態」というシリーズで、三菱総研の調査結果が載っていました。60歳代の男女に今後の暮らし方の希望を聞いたところ、第1位は男女とも「旅行を楽しむ」でしたが、第2位は男性が「夫婦の時間を楽しむ」であったのに対し、女性は「一人の時間を楽しむ」でした。
ある程度予想はついていましたが、ヤッパリかという感じでした。うちも父親が亡くなって5年が経ちますが、母親は夫が健在の女友達から羨ましがられているようです。
記事では、そういった男女の意識の違いに商機を見出し、高齢女性向けのウィッグや平日の稼働率を上げるため、シニア女性を狙った美容室やエステサロンなどもあると書いてありました。
私もあと10年もすれば老後に突入しますが、「濡れ落ち葉」と言われないように、一人の時間を楽しめるようにしておきたいと思います。
2012/10/02
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」 コーディネータの橋口です。
中小企業白書2012年版が「試練を乗り越えて前進する中小企業」というサブタイトルで6月末に発行されました。
第1部「2011年度の中小企業の動向」では、東日本大震災後の中小企業の動向について分析、また第2部「潜在力の発揮と中小企業の役割」では、柔軟な対応力、技術力、商品開発力、マーケティング力等で復興に中心的な役割を果たしている中小企業、海外展開企業や女性の事業活動が、豊富な事例とともに分析されています。事例だけを読んでもヒントになることが多々あると思われますので一読をお奨めします。
次に第3部「中小企業の技術・経営を支える取り組み」では、ものづくり人材の育成と経営課題への取り組みについて分析を行っています。この中で、中小企業庁が行った経営者の実態調査アンケート(委託)結果が出ていますが、経営者の3割強が定期的な経営相談を行っていて、従業員規模の大きな企業ほど定期的な経営相談を行っている割合が高く(300人以上は84%、0~4人は16%)なっています。具体的な相談相手としては、顧問税理士・会計士、経営陣、家族・親族、メインバンク、出資者・株主、同業種の経営者、経営コンサルタント...の順で続きます。
また、経営相談をすることによる効果は、経営相談をしている企業の方がしていない企業より増益傾向と回答する割合が高く(相談している企業13%、していない企業8%)、減益傾向と回答する割合が低く(相談している企業12%、していない企業19%)なっています。一方、特に従業員が0~4人の零細企業では、経営相談をしている企業でも4割強(5~9人で3割強)が経営相談の有効性を見出せていない状況とのことです。
白書は、経営課題は多様化、複雑化しており、独力で厳しい内外環境を勝ち抜くよりも、「多様な担い手」による経営を支える取り組みを取り入れながら経営していくこと、特に従業員規模の小さい企業は、社内外の関係者等との定期的な経営相談により、的確な助言を受けることが望ましいと考えられると述べています。
私たち中小企業支援センターのコーディネータも、事業内容や業界に対する知識を深める努力をさらに心がけ、要望の多い販路開拓支援やビジネスマッチングに貢献出来るようネットワークの強化を図るなど、みなさんのお役に立てるように不断の努力を行っています。「多様な担い手」の一つである私たちにも是非ご相談ください。