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2013/03/29
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長の児玉です。
今年は、梅は遅かったものの桜の開花は早く、平和公園や比治山など、今週末は花見客でにぎわいそうです。1年が経つのは早いもので、あっという間に年度末になりました。(去年もこの時期に1年を振り返って、「あっという間」という感想でしたが、今年もまた「あっという間」という言葉になりました。)
この1年、当支援センターの事業の実施にご協力いただきました諸先生、当支援センターの事業をご利用いただきました皆様方には謹んで御礼申し上げます。また、当支援センターのホームページやブログにアクセスいていただきました皆様方に深く感謝申し上げます。
さて、このたびの人事異動により当支援センターからは、経営革新担当の馬上と中宮、創業支援担当の下條の3名が異動で転出することとなりました。
また、免出コーディネータが本年度をもちまして退任することとなりました。
以下、4人から一言ずつご挨拶申しあげます。
【馬上】 4月1日付けで病院事業局財務課へ異動することになりました。平成16年4月から9年間にわたり皆様のお世話になり、このたび晴れて卒業することができました。
当支援センターでは、女性・シニアの創業支援、卸売業の流通革新研究会、企業の経営革新等を担当させていただき、皆様のご理解とご協力を賜りましたことを深く感謝します。この間、至らないところもあり、いろいろご迷惑をおかけしたこともございますが、私のことは嫌いでも、支援センターのことは嫌いにならないでください。フライングゲット・・・
【中宮】 このたび、4月1日付けで安芸区区政調整課へ異動することになりました。当支援センターにおいて3年間、私が担当しました「アドバイザー派遣」などの事業に皆様のご協力をいただいたことに心より感謝申し上げます。
【下條】 4月1日付けで東区役所建築課へ異動することになりました。2年間という短い期間ではありましたが、情報提供や中小企業等人材育成事業にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。
【免出】 企業の皆様に直に触れる機会が数多くあり、大変勉強させて頂いた5年間でした。 私のコーディネータとしての活動が、企業の皆様に僅かばかりでもお役にたつことができたことを念じつつ、皆様の益々のご発展をお祈りします。
この4名の在任中はいろいろお世話になりました。転出先の職場等でも一生懸命がんばっていきますのでよろしくお願いします。
転入者につきましては、4月以降このブログで紹介させていただきます。
来年度も色々な支援メニューを用意しております。皆様のご利用をお待ちしております。
2013/03/26
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下條です。
2年前、当センターへ配属となり36年間やってきた建築技術職としての業務から、経済関連の事務職として中小企業の経営者・管理者・担当者向けのセミナー・研修会の開催を担当してきました。
経済環境がいつまでも良くならない中、企業を経営していく大変さを今までとは別の視点で見ることが出来ました。そのことを少し述べてみたいと思います。
・物を売るのは「商品」を売るのではなく、そのものの「価値」を売ることである。
・お客様との「絆づくり」が大切であり、新規のお客様だけでなく、リピーターを増やすことを考えることの大切さ。
・お客様は「情報」を知らないと行動しない。
・店の存在や商品の良いところを知らせること、買うことの動機づけが必要である。
・お客様は「お金」が無いから買わないのではない。「買う理由」が無いから買わないのである。
・お店の商品は良くておいしいのに、お客様が来てくれないと嘆いて待っていたのではダメで商品の魅力を「POP」や「チラシ」でお客様に伝えないと来てくれない。
・人間は本来、自分の「関心」があることは目に入るが、そうでないことはスルーしてしまう。そこで、どうやって「関心」を持たせてそれを行動に移させるか。
セミナー・研修会を終えて参加者から「とても参考になった。」等のアンケートが寄せられ、セミナー・研修会が参加者の方の仕事に少しでも役に立ってくれている喜びを感じました。
セミナー・研修会の開催情報は、当センターのホームページなどで順次お知らせいたします。
2013/03/22
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・藤井です。
永年の営業活動経験から意見を述べたいと思います。
営業では、一般的にCS(Customer Satisfaction)といわれる顧客満足を追求しますが、私はCD(Customer Delight)営業が必要だと感じています。つまり、顧客が期待する以上の製品、サービス等を提供し、望外の喜びを与えることです。
ビジネスは基本的に人間対人間の営みです。人間には口はひとつ、耳はふたつです。
つい一方的に話したくなりますが、話す倍の量を聴くことが必要です。傾聴の精神です。
そして、単なる御用聞き営業でなく、シナリオ営業が大切です。ビジネスが成功する筋道をキッチリ立てることです。また、顧客の組織ニーズと個人ニーズを調べ戦略構築することです。
営業プロセスにおけるキーイベントを設定し、意思決定者・影響者を予測し、訪問目的を明確にすることです。商談中に必ずと言っていいほど障害になる人が現れますが、CD営業により対話を重ねることで障害は克服出来ます。克服の要点は信頼関係に基づいた対案を出すことです。
営業は辛くもあり楽しくも有ります。営業の心がけと仕掛け作りだと考えます。
中小企業支援センターでは経験豊富な登録専門家とコーディネータが皆さまのお役に立てるようにお待ちしています。お気軽にご利用下さい。
2013/03/19
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長・北林です。
世の中や 外からみえぬ 柿のしぶ
下の写真は、10年ほど前に大阪の古書店で買い求めた色紙です。店主の話では市川團十郎(12代目)の新之助時代の書で、冒頭の句が書かれているとのことでした。
父(11代目)の後の市川宗家を継いで、外からは華やかに見える歌舞伎の世界の中で、いかに市川家の芸を継承していくか、苦悩する心境を詠んだものかもしれません。
経営者も、日々発生する問題の解決、長期的な方針決定など、様々な事を行わなければならず、一人で悩まれることが多いのではないでしょうか。
当センターでは、中小企業診断士、税理士などの専門家が生産、販売、財務等の経営上の課題解決に向けて相談に応じるほかに、毎月1回、弁護士が経営に関する法律相談にも応じています。 経営不振など、一人で悩まずご相談ください。
なお、写真色紙の裏には小さく鉛筆書きで「中村新之助」と書かれており、市川新之助の真筆であるのか、藪の中です。
2013/03/14
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北浦です。
前回の「50年ぶりのメディア革命について」からの続きです。
大きな時代の流れに乗り遅れない様に、個人としてどう活用していくかをいろいろ模索を続けています。今回は、試験的にベータ版のRSS Graffitiを使い当支援センターのブログ記事を、個人のFacebookに自動ポストすることの紹介です。
「RSS Graffiti 2.0 の使い方」で検索すると、設定内容を説明したホームページが多数みつけることができました。まだまだベータ版なのですが、1.0の時より数段設定方法が楽になってます。みつけた記事を参考に、当支援センターのブログと自分のFacebookを連携させました。これで、ブログの記事が自動で投稿されてきます。
今回、Facebookに自動ポストされた当支援センターのブログ記事に「いいね!」が付きました。
少ない「いいね!」ですが、全国レベルの店長会議の場で、記事の内容を紹介して頂けることになりました。
RSS Graffitiの効果があったので、この様な事例をもっと増やしていければと次の手段を考えています。
2013/03/12
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
前回の「自分からお客様を好きになる」に続き、今回は「お客様の求めているものは何か?」と「コミュニケ―ション能力の大切さ」について書いてみます。
お客様の求めているものは何か?
営業でもう一つ大切なことは、お客様がどのようなものを求めているのかをつかむことです。そのためには、いろいろな質問をしてみることです。そしてお客様の話をよく聞くことです。そうすれば、好意をもたれ、人間関係は豊かになっていきます。
その結果、さまざまな人々から有益な情報や協力が得られたり、困ったときには手を差し伸べてもらえることもあるかもしれません。また、お客様との雑談も重要です。雑談の中には意外なニーズがあるかもしれません。
しかし、一方的に話をするだけではいけません。お客様の話に興味を持たず、共感もせず、相槌を打てないと、お客様がしらけてしまって話が続かなくなってしまいます。したがって、日頃から傾聴姿勢でお客様に関心を持ち、お客様に有益になる情報を提供していくことが大切です。
コミュニケーション能力の大切さ
すべての人間関係に言えることですが、小手先のテクニックだけで相手を動かそうとしても、長期的には続くものではありません。
営業パーソンのコミュニケーション能力というと、これまでは、どちらかと言えば「伝える能力、説明能力」ばかりに比重がおかれてきました。しかし、お客様からみたコミュニケーションとは、「私を知ってほしい」ということなのです。コミュニケーションとはお互いを知ることで、お客様は、それぞれの立場で課題、あるいは目標を持っています。
しかし、営業パーソンは、どうしても自分のことばかりを話そうとします。相手を知るためには聞くことから始まり、聞くためには質問をすることが大切です。質問をすれば話をしてくれる可能性が高まり、話をしてくれれば情報が入るかもしれません。もし情報が入れば相手を理解でき、相手を理解できれば課題がわかります。課題がわかれば最善の提案が可能です。
したがって、営業パーソンの仕事は、「課題解決策を提案すること」です。つまり製品・サービスを売ることではなく、「お客様それぞれの立場での課題、あるいは目標を自分の提供できる製品・サービスを利用して解決すること」です。また、「お客様のために何かを」から「お客様と共に何かを」という姿勢を持つことも大切です。常に感謝する気持ちを持ち続け、行動することが、ビジネスでの営業のあり方を大きく変えていくのではないのでしょうか。
ビジネスにおけるコミュニケーションの目的は、伝える、わかってもらう、説得する、 人間関係を築くなどがあります。その目的を効率的に達成できることが常に要求されます。
お客様の要望を調べ、それに合わせた企画を立て、できるだけ早く関係構築をする必要があります。仕事で築いた人間関係は、仕事がなくなればなくなってしまう場合が多いので、普通のコミュニケーション以上にきめ細かな対応が求められます。
信頼を生むには、良好なコミュニケーション作りが大切で、お客様の疑問をひとつずつ解消していけば信頼度が高まっていきます。目先の利益を追わない対応が、お客様の信頼を得ることになるのです。
創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。
2013/03/08
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
今回は、当支援センターの専門家から聞いた、ちょっとしたひと手間(工夫)でビジネスチャンスにつながった事例を紹介します。
話題は「電話での訪問アポ取りトーク術」についてです。
訪問アポの一連の流れは、自己紹介から訪問目的、訪問日時、所要時間など担当者に時間を取っていただくことが想定されますが、ここでのポイントは、訪問後のフォローだそうです。
通常、忙しい中、時間を割いていただいたことに対するお礼を電話やメールで済ませることが大半ですが、はがきに手書きのひと言メッセージ(感謝の気持ちを)を添え、さらに、切手は普通切手ではなく記念切手を使用することで、受け取る方は嬉しい気持ちになり、良い印象が残るのだそうです。
ちょっとしたひと手間(工夫)ですが、たしかに、記念切手まで貼ってあるとついつい見てしまいます。
この事例は専門家自らが実践されてきたことで、ビジネスに至ったケースもあり、この事例に限らず、ビジネスを行うにあたっては大切なことではないでしょうか。これから創業を考えられている方は、参考にされるとビジネスチャンスが広がるかもしれません。
当財団の実施する窓口相談、起業支援アドバイザー派遣では、各分野の専門家が上記のような、それぞれの企業や創業者の実情に即した、実践的で役に立つアドバイスを行いますのでご活用ください。
2013/03/06
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」 コーディネータの免出です。
日本最古の炭は、30万年前愛媛県喜多川郡肱川町の鹿ノ川洞窟で発掘された消し炭とのことです。古来より日本には、良質な炭材が豊富にありました。そのことが世界の中でも珍しい炭の文化を育んできたといえます。
炭には様々な効用があるだけでなく、これからの時代を築いていくうえでなくてはならないものになっていくのではないでしょうか。地産地消のエネルギーとしてだけでなく、健康な生活を送る上での住居空間にも深く関わりを持ってきます。さらに機能性材料として、工業分野にも使われつつあります。
そんな炭の効用に興味を抱くようになったのは、私が発泡成形に取り組んだ経験があるからかもしれません。かつて私は、炭酸ガスや窒素を発泡剤として使うプラスチックの微細発泡成形に取り組みました。そのプラスチックの微細発泡成形で可能なのは、せいぜい数ミクロンまでです。その時に、原料がとても大事であるとことを学びました。
一方、天然の素材(原料)を炭化したものが炭です。そのセル径としてナノメーターオーダーのものが無数にあるのですから、比べものになりません。微細になればなるほど、今まで得られなかった効用が生まれてきます。強度がある、軽い、吸湿したり放出したりで湿度調整ができる、消臭効果がある、抗菌作用がある、水道水を浄化する、遠赤外線が出てくる、電磁波を遮蔽する、マイナスイオンを出して人々を癒してくれる等々です。
この炭の様々な効用を利用して、炭の産業化に取り組んでいる企業に、日の丸産業(株)があります。昨年、ひろしまバーチャル技術展示館(H23年度 ひろしまの省エネルギー・防災関連技術)に出展頂きました。
みなさんが良くご存知の"日の丸練炭"を製造されています。最近は、水の浄化・ヘドロの分解・食用油の分解にキレートマリンやキレートカオスを開発され発売もされています。食用の炭もあり、建築に使用される炭などを製造販売されています。家屋の床下などに設置して、家屋の湿度調整や電磁波遮蔽、マイナスイオンによる癒し効果が期待されます。現在、企業マッチングや販路拡大、新分野への進出等で支援を行っています。