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2026/10/21
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の荒川です。
今月1日から、「いい店ひろしまインスタグラム 店長の"イチオシ商品"キャンペーン第2弾」を開催しています。
このキャンペーンは、店長おススメの"イチオシ商品"に寄せられた「いいね」とコメントの数をポイント化し、ランキング上位となった店舗にコメント等をされた方の中から抽選で、当該店舗で使える商品引換券をプレゼントするものです。
今回のキャンペーンでは、前回参加された店長、参加されなかった店長からのご意見も踏まえ、以下のとおり見直しを行いました。
① 商品引換券の対象店舗を上位3店舗から10店舗に拡大
② インスタグラムに加えwebフォームからもコメントを可能に
③ 参加店舗の募集を8月から開始(前回は12月開始)
これらの見直しにより、フォロワー数や公式アカウントの閲覧数がさらに増え、受賞店舗の知名度アップや売上向上に繋がるものと期待しています。
"イチオシ商品"へのコメント等は、同一商品に対しては1回限りですが、他の商品に対する制限はありません。より多くの商品にコメント等をすれば、商品引換券の抽選機会が増え、当選の可能性が高まります。
公式インスタグラムのフォロワーの方はもちろん、まだフォロワーになっていない方もフォロワーになってキャンペーンにご参加ください。
インスタグラムを使っていない方は、いい店ひろしまホームページのwebフォームからご参加ください。店頭のQRコードからでも参加できます。
キャンペーンは11月30日まで開催しています。
インスタグラムや店舗で、"イチオシ商品"に触れ、お気に入りの商品を見つけてください。
多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
【公式】いい店ひろしまインスタグラム(@iimise_hiroshima_official) • Instagram写真と動画
2026/09/16

がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の中平です。
前回のブログで「年賀状づくりで生成AIにハマった話」を書かせていただきましたが、仕事でもしっかり活用しています。
資料作成やアイデア出し、データの収集・分析、日頃のちょっとした業務を効率化するためのミニアプリの作成など、日々その恩恵を実感しています。
しかし、世の中の進化スピードは想像を遥かに超えていました。
もはやAIは「個人の作業を手伝ってくれる頼れる助手」という枠を飛び越えつつあります。
例えば、総務省のある部署では、課長の経歴や過去の講演資料、思考パターンや生活習慣までAIに学習させた「AI課長」を導入し、部下からの仕事の相談や政策判断の助言に対応しているそうです。
また、大手IT企業では、AIエージェントだけで運営する「無人部署」を新設しました。案件が入ると「AIマネジャー」が自律的に必要な「AI社員」をその都度生成し、業務の割り振りから経営分析、タスクの完結まで自動でこなす実証実験が進められています。
これまでは「生身の人間が、自分のパソコンで生成AIに指示を出す」のが当たり前でした。
当センターでも、現在はまだ職員それぞれが知識や業務の範囲内で工夫しながら使っている段階です。ですが、近い将来には「組織全体が自律的なAIエージェントと協働して動く仕組み」へと進化していくのかもしれません。
ここまで進化するとワクワクする一方で、見逃せない課題も浮き彫りになってきています。
海外では現在、若年層における生成AIやデジタルツールの利用制限に関する議論が急速に活発化しています。「答えをAIに頼りすぎることで、人間本来の基礎的な思考力や認知発達が損なわれるのではないか」という懸念が、教育現場などを中心に強く叫ばれるようになってきました。
これは、子どもたちだけの話ではないと感じています。
もし私たちが「考えるプロセス」や「悩んで判断する力」まで丸ごとAIに委ねてしまったら、いざというときに自分の頭で問いを立て、決断する力が鈍ってしまうかもしれません。
生成AIは、事務作業の負担を劇的に減らし、業務効率化を後押ししてくれる極めて心強いツールです。
だからこそ、これからは「便利なツールを賢く使い倒して業務を効率化しながらも、思考を丸投げしないよう、弊害や付き合い方にも目を配る」というバランス感覚が、私たちに強く求められています。
生成AIをうまく使いこなして生まれた時間で、じっくりと思索を深め、人と人との対話を通じて最終的な判断を下す、そんな前向きな共存のあり方を模索していきたいと考えています。
当センターでは、現在、経営セミナー「AIで設計する営業戦略」の受講者を募集中のほか、生成AI活用などに関するご相談にも、窓口相談やアドバイザー派遣で対応しておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。

2026/08/12
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・末延です。
暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
8月11日は「山の日」です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」として2016年から制定された国民の祝日で、お休みを利用してキャンプや登山を楽しまれる方もいらっしゃるかもしれません。
私も今年は、ロープウェイを使わずに宮島の弥山を登ろうと家族で計画中です。
山登りでは、目的地を決めてルートを確認したり、必要な装備を準備したりと、事前の計画がとても大切です。また、途中で休憩を取りながら、自分のペースで一歩ずつ進むことが安全な登山につながります。
事業も同じように、目標に向かって一歩ずつ進んでいくことが大切です。その過程では、資金調達や販路開拓など、さまざまな課題に直面することもあると思います。そんな時は、一人で抱え込まず、周囲の力を借りることも大切な選択肢の一つです。
当センターでは、経営や創業に関する様々なご相談をお受けしています。「何から始めればよいか分からない」「課題を整理したい」といったご相談でも大丈夫です。
皆さまの状況に寄り添いながら、一歩前へ進むためのお手伝いができると嬉しいです。
暑さの厳しい日が続きますので、熱中症などに気を付けながら、どうぞ充実した夏をお過ごしください。
皆さまのご相談を心よりお待ちしております。
2026/07/29

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・竹内です。
2026年7月19日(日本時間7月20日)に幕を閉じたFIFAワールドカップ。
世界中が注目した大会となりましたが、私は選手たちの華麗なプレーはもちろん、その舞台裏を支える技術にも興味を引かれました。
その一つが、今大会で使用された公式試合球です。
このボールにはモーションセンサーチップが搭載されており、ボールの動きに関するデータをリアルタイムで取得できる仕組みが採用されています。
取得されたデータはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定支援にも活用されています。
今大会でも、人の目では判断が難しいゴールライン際やオフサイドの場面で、その技術が活躍していました。
普段、私たちが目にするのは華やかなプレーや劇的なゴールですが、その舞台裏では、より良い判断を支えるための技術が進化し続けています。
こうした技術の進歩は、スポーツだけに限ったことではありません。
私たちの身の回りにも、普段は気づかないところで、誰かの工夫や技術が支えているものが数多くあります。
今回のワールドカップは、目に見える成果だけでなく、その裏側を支える「見えない技術」に目を向けるきっかけとなる大会でした。
私自身も、日々の仕事の中で、目に見える成果だけでなく、その裏側にある工夫や技術にも目を向けていきたいと思います。
2026/07/15
おはようございます。
がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・倉本です。
当センターでは、地元の中小企業の皆様が行う新技術や新製品の事業化を応援するため、事業化に必要な資金の助成、事業化促進のための専門家派遣やコーディネータによる伴走支援を行う「新規ビジネス事業化支援事業」を実施しています。
今年4月に募集を行い、6月の審査の結果、令和8年度の支援先となる4件の支援事業が決定いたしました!
・シーコム株式会社 「自社開発アングルロールベンダーによる利益向上事業」
・大和重工株式会社 「ペット用鋳物ホーロー浴槽 ※鋳物ホーローの小型製品の新規ビジネス」
・株式会社広島県リースタオル 「熱中症対策用冷却タオル調製技術の確立」
・株式会社リマック 「介護事業者向け利用者対話支援システム『Care Assist AI(仮称)』」
の4件です。
こちらからもご覧いただけます。
https://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp/joseikin/post-363.html
どのプロジェクトも、新しいアイデアと技術が詰まった事業で、これからの事業展開に期待が高まります。
早期の事業化に向けて、当センターも精一杯バックアップしてまいりたいと思います。
2026/06/24

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・久米です。
現在、生産性向上や省力化・業務効率化などを目的とした補助金が多く募集されており、これらを活用して設備導入を検討されている事業者の方もおられるかと思いますが、今回は投資を行うに当たり、投資すべきかどうかの判断材料の一つとなる「正味現在価値法(NPV法)」について説明したいと思います。 (NPV:Net Present Value)
正味現在価値法とは、設備投資によって将来得られると予想されるキャッシュフロー(収益)を現在価値に換算し、その合計額から初期投資額を差し引いて採算性をみるものです。 例えば、現在の10,000円を投資せずに金利5%で運用した場合、1年後は10,500円となることから、この場合、1年後の10,000円は、5%割り引いた約9,524円の価値になるという考え方に基づくものです。(現在の10,000円 = 1年後の約9,524円)
以下の事例で、具体的な数値を入れて採算性を計算してみると
例) 500万円の設備を導入して、今後5年間で毎年120万円のキャッシュフロー(収益)が得られると予想し、割引率5%で
各年のキャッシュフローを 現在価値に換算すると、
〇1年後:120万円 ÷ 1.05 ≒ 114.3万円
〇2年後:120万円 ÷ 1.05² ≒ 108.8万円
〇3年後:120万円 ÷ 1.05³ ≒ 103.7万円
〇4年後:120万円 ÷ 1.05⁴ ≒ 98.7万円
〇5年後:120万円 ÷ 1.05⁵ ≒ 94.0万円
で、現在価値の合計は約519.5万円となり、投資額を上回る結果となります。
(予想キャッシュフロー 519.5万円 > 設備投資額 500万円)
よって、このケースでは、投資する価値はあると判断することができます。
このように、設備投資に失敗しないためには、採算性を事前に予測することが重要ですが、補助金を活用し実質的な投資額を抑えることができれば、事業者の方にとっても設備投資を行う手助けになるものと思われます。
補助金を交付する側も、設備投資が促進されることを期待していることから、これらの補助金をうまく活用して、自社の経営の効率化などにつなげてもらえればと思います。
2026/06/17
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の荒川です。
現在「いい店ひろしまインスタグラム」のキャンペーン第2弾の準備を進めています。
前回、令和7年2月に実施した"いい店ひろしま受賞店舗「店長のイチオシ商品キャンペーン」"では、11人の店長のイチオシ商品に寄せられた「いいね」とコメントの数をポイント化し、上位3店舗に「いいね」等をしたフォロワーの中から抽選で20名に当該店舗で使える商品引換券(2,000円分)をプレゼントしました。
このキャンペーンを実施したことにより、フォロワーが増え、公式アカウントの閲覧数も大幅に増加するなど、受賞店舗の知名度アップに一定の効果はあったと思います。
一方で、キャンペーンに参加した店舗からは、
・ 一部の店舗(上位3店舗)しか、来客数・売上の増加が期待できない。
・ 拡散効果が限定的ではないか。
参加しなかった店舗からは、
・ 自店のインスタグラムを運用していないため、参加は難しいと思った。
・ キャンペーン参加の募集期間が年末の繁忙期と重なり、参加できなかった。
などの声が寄せられました。
次回のキャンペーンでは、これらの声を踏まえて改善を図り、より効果的で、参加しやすいものにしたいと思っています。
キャンペーンの日程等の概要が決まりましたら、「いい店ひろしまインスタグラム」でお知らせしますので、楽しみにお待ちください。
【公式】いい店ひろしまインスタグラム(@iimise_hiroshima_official) • Instagram写真と動画
2026/05/20

がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の中平です。
「生成AI」の世界に、どっぷりとハマっております。ほとんど趣味の一つになっています。
実は、私の密かなこだわりが「年賀状」なんです。 かつては『プリントごっこ』という家庭用印刷機で指をインクだらけにしながら刷り、最近はやや進化してパソコンの画像編集ソフトで1か月かけてコツコツと干支に扮した家族のイラストを描く。年末の忙しい時期に頭を悩ませる「重労働」でしたが、それが毎年の恒例行事でした。
ところが今年の年賀状は、初めて「画像生成AI」で作ってみました。気に入るまで指示を出すと、私の想像を遥かに超える、ハイクオリティな画像が短時間で完成。「これはみんな驚くぞ!」と期待しながら投函したのですが。
結果は、まさかの「無反応」でした。 完成度が高すぎたせいか、市販の「年賀状イラスト」の転用だと思われたのです。
しかしこの経験で、生成AIは、私たちの「表現したいこと」をしつこく伝えれば、何度でもやり直して形にしてくれる強力な助手であることを改めて実感しました。
そして、AIが得意なのは画像だけではありません。
ビジネスの現場では、以下のような場面で「頼れる助手」になってくれます。
・ 文章作成・添削: 顧客へのメール文案の作成・添削、チラシやキャッチコピーの作成、報告書の要約。
・ アイデア出し: 新商品・新サービスのアイデア出し、イベントの企画立案。
・ データ整理: 複雑な表計算の数式作成や、アンケート結果の分析。
人手も時間も足りない中小企業の皆様こそ、こうした「事務作業の自動化」にAIを使いこなす価値があります。
ただし、利用する際には注意も必要です。活用する際には、次の3つのポイントを意識してください。
AIはあくまで「道具」です。大切なのは、それをどうビジネスに結びつけ、皆様の「想い」を形にするか。
当センターでは、今年度も、生成AIを実務に活かすためのセミナーを開催予定です。自社のビジネス活用などに関する相談にも、窓口相談やアドバイザー派遣で対応できます。
ぜひ生成AIという「助手」を使って、本業に集中できる時間を増やしてください。
2026/04/08
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・末延です。
本年度4月より、中小企業支援センターに配属となりました。
主に、いい店ひろしま応援事業や窓口相談業務を担当させていただきます。
配属されて間もないですが、職員のみなさまがとても優しく、雰囲気の良い職場だなと感じております。
わからないことも多く不安もありますが、1日でも早く戦力になれるよう頑張りますので、これからよろしくお願いいたします。
初めてなので少し私の自己紹介をさせていただきます。
私は生まれも育ちも広島で、趣味はスポーツ観戦です。
特に野球観戦が好きで、マツダスタジアムへ応援に行くこともあります。
男の子を2人育てているので、将来野球が好きになってくれたらいいなとこっそり願っていますが、今は野球よりゲームに夢中なお年頃です。
私は運動が得意ではありませんが、今年こそはランニングを始めたいと思っています。
なかなか重い腰が上がらないので、もしお会いすることがあればランニングは始めたのか聞いてください。
2026/03/18
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・長里です。
あっという間に3月となり、私も入職して丸2年となりました。時間が過ぎるのは本当に早いものですね。
先週、通勤途中で梅の花が満開に咲いているのを見かけ、春が少しずつ近づいていることを感じました。春は、新しいことを始めたり、事業の方向性を見直したりする方も多い時期ではないでしょうか。
さて、この度、広島市中小企業支援センターの令和8年4月~9月分窓口相談のスケジュールを公開しました。当センターでは、広島市内の中小企業や個人事業主の方を対象に、無料の経営相談を行っています。
例えば、次のようなご相談があります。
・売上を伸ばすための取り組みについて相談したい
・補助金や支援制度について知りたい
・創業や事業計画についてアドバイスがほしい
・SNSやホームページの活用について相談したい
・チラシのデザインを見てもらいたい
窓口相談というと、「しっかり準備して行かないといけないのでは...」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、
「少し話を聞いてほしい」
「考えを整理したい」
という段階でも大歓迎です。
実際に相談に来られた方からは、
「話してみたら頭の整理ができた」
「次にやることが見えてきた」
といった声も多くいただいております。
私自身も、この2年間で多くの事業者の方のお話を聞かせていただき、日々刺激をいただいております。
令和8年4月~9月分の窓口相談のスケジュールはこちらのページで公開していますので、
ご都合のよい日程をチェックしていただければと思います。
ぜひお気軽に窓口相談をご利用ください。
2026/02/25
おはようございます。
がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・倉本です。
三寒四温という言葉がぴったりな、ここ最近のお天気ですね。
さて、当センターには4名のコーディネータがおり、経営・技術・情報・創業など、それぞれの専門知識と経験を活かして、企業の経営課題に寄り添った伴走支援を行っています。皆さん熱意あふれる方々ばかりで、私自身も刺激を受ける日々です。
4名の主な担当分野は次のとおりです。
・情報・DXに関すること・・・姫野コーディネータ
・経営に関すること・・・強口コーディネータ
・製品開発や省エネ対策に関すること・・・向井コーディネータ
・創業に関すること・・・阿須賀コーディネータ
詳しくはこちらのページでご紹介しています。
各ページからコーディネータをご指名いただいて相談できる申込フォームもございますので、疑問に思われたことやお悩みの経営課題など、お気軽にご相談いただくことで、新たな糸口が見えてくるかもしれません。ぜひご利用ください。
2026/01/28
おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当の濱本です。
私は、これまでに、スズキ、マツダ、トヨタ、三菱、ホンダの車8台を乗り継いできました。購入した車は、私の年とともに、買うことができる車、家族が乗れる車、そして乗ってみたい車に変わってきています。
近年の自動車業界は、電動化、自動運転、通信技術の活用、シェアリングなど「歴史的な大転換期」を迎えていると言われています。今回は、一消費者として、私自身が、これから車を購入しようとする際のポイントと注目している「マイクロEV」について、思うままに書きたいと思います。
大きく様変わりしつつある自動車ですが、今後買い替える際に求める車の機能は、車の運転が好きな私は自動運転は求めません。ただ、衝突事故等の防止、死角にいる車を知らせるなどの運転アシスト機能や、通信技術の活用した盗難時の車両追跡、精度の高い渋滞予測情報などは高い精度のものを求めると思います。また、電動化ですが、環境にやさしい、維持費が安くなるなどのメリットがあることは認識しています。大手自動車メーカー各社の電気自動車が出回り始めていますが、エンジン音が好きなため、ガソリン車がある限りこれを求めると思います。このように車に求める機能がほとんど変わらない私ですが、最近よく目にするようになった、一人乗りあるいは二人乗りの「マイクロEV]と呼ばれている電気自動車はとても注目しています。
現在国内で取引されているマイクロEVは、海外のものも多く見受けられますが、このような中で、東広島市の企業がマイクロEVを開発し、昨年末に1台目を納車しています。某テレビで拝見しましたが、東広島という身近な場所の企業が、マイクロEVに着眼して、マツダの城下町「広島」という地の利を活かして開発・生産・納車されたことに大きな感銘を受けました。広島というエリアのシーズを活かして、今後の時代に合ったニーズを掘り起こす取り組みは、中小企業の方々に希望を与えるものと思います。
マイクロEVの走行距離、最高速度、車内環境などのスペックは、近場の「ちょい乗り」用としては、十分だと思います。近い将来、マイクロEVが数多く走り回っている様子が目に浮かんでいます。
2026/01/14

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」所長の中平です。
昨年の中小企業者の皆様を取り巻く経済環境を振り返りますと、長引く物価高騰に加え、賃上げの動きが社会全体に定着するなど、コスト面での負担が経営を圧迫する厳しい状況が継続しました。また、米国による関税政策により、自動車産業が集積する広島のものづくり企業、とりわけサプライチェーンを支える中小企業の皆様にも影響を及ぼし始めており、予断を許さない状況が続いております。
さらに、本県を代表する水産資源である養殖カキが記録的な大量死(斃死)が発生し、生産者をはじめ水産関連事業に深刻な事態となっており、地域経済への影響が深く懸念されます。
一方で、本市においては、地域経済の活性化に繋がる明るい話題もありました。一昨年に開業したサッカー専用スタジアム「エディオンピースウイング広島」および商業施設「HiroPa(ヒロパ)」は、試合開催日以外も多くの市民や観光客で賑わい、街に新たな活気をもたらしています。
さらに、長らく整備が進められてきた広島新駅ビル「minamoa(ミナモア)」や路面電車の駅前大橋ルートの開業により、広島の陸の玄関を中心とした再開発が大きく進展しており、地域経済活性化への大きな追い風となることを期待しています。
このような期待と不安が交錯する大きなうねりの中だからこそ、経営者の皆様の「想い」や「悩み」に深く寄り添い、共に課題を解決し、共に未来をつくっていく存在でありたいと強く願っております。
当センターは、広島市内で活躍する中小企業の皆様をはじめ、これから創業を目指す方や創業間もない方に対して、窓口相談や専門家派遣などによるサポートメニューを整えておりますので、ぜひご活用ください。
本年も職員及びコーディネータ一同、皆様の事業発展のお力になれるよう全力で取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2025/12/17

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・久米です。
ガソリンの暫定税率を廃止する法案が2025年11月28日の参議院本会議で可決されました。これにより、ガソリンの暫定税率は2025年12月31日に廃止されることとなり、運送業の事業者の方などにおいては、経費面で大きくプラスの影響を受けるものと思われます。 私個人としても、ガソリン価格の低下は、とても歓迎しています。
では、そもそもガソリンの暫定税率とはどのようなものなのか簡単に説明しますと、1974年に道路整備のための財源として導入されたのが始まりで、ガソリン販売時に課される揮発油税などに含まれており、暫定と言いながら、長い間適用され続けてきました。
政府は、この暫定税率の廃止に向けて、2025年11月中旬から段階的に補助金を拡充していくこととしており、12月11日には暫定税率を廃止するのと同じ水準の補助金額に拡充されました。暫定税率を廃止するのに補助金を拡充するという、一見矛盾する動きのように感じますが、これは急激な価格変動による買い控えや、その反動による需要の増加など、流通の混乱を抑制するための取り組みであり、皆さんもこのことを理解して、買い控えなどはしないようにしましょう。
参考までに、ガソリン1リットル当たりの暫定税率は25.1円となっています。廃止後にその分だけ価格が下がるかというと、原油価格や為替の影響を受けるため、そのまま価格に反映されるという訳にはいきませんが、原材料等の価格が高騰している現状のなか、明るいニュースになるのものと思っています。
【2025年11月以降のガソリンの補助金拡充額】
〇~11/12 10円/L
〇11/13 15円/L
〇11/27 20円/L
〇12/11 25.1円/L
出典:資源エネルギー庁HP「ガソリンの暫定税率の廃止でガソリン代はどうなるの?...」 https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/zanteizeiritsu.html
2025/12/10
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の荒川です。
前回お知らせしたとおり新規ビジネス事業化支援事業の2回目の募集では、3件の申請があり、審査会(学識経験者、企業経営者、経営コンサルタントなどで構成)を経て、そのうち2件を採択しました。
審査会では、五つの項目(① 財務健全性、② 新規性、独自性、③ 優位性、必要性、④ 実現可能性、⑤ 発展性)について評価を行っており、申請者の方には、事業計画についてプレゼンテーション(以下「プレゼン」)を行っていただきます。
このプレゼンを効果的に行うため、当センターのコーディネータ支援の一環として、審査会前にプレゼン練習を実施しています。具体的には、所要時間を計測しながら、審査員役の複数のコーディネータが、プレゼンをお聴きし、質疑応答の後、質問に対する受け答え方、プレゼンの時間配分やプレゼン資料などについて助言を行います。
審査会当日のプレゼンでは時間制限がありますので、制限時間を肌で感じるだけでなく、説明を簡略化する項目や重点的に説明すべきポイントを再確認するためにも、プレゼン練習は有効な手段になると思います。申請者の方は是非ご活用ください。
また、申請書の作成についても、コーディネータの支援を受けることができますので、併せてご活用ください。
なお、これらの支援活用の有無が、審査に直接影響を与えることはありませんので、念のため申し添えます。
<参考>当センターのコーディネータの紹介
https://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp/keiei/keiei01.html
2025/11/12

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・竹内です。
ついこの間まで「暑いですね」と挨拶していたのに、気づけば朝夕はすっかり冷え込むようになりました。
季節の移り変わりの早さに驚くと同時に、今年も残りわずかだと感じます。
カレンダーを見ながら残りの日数を数えると...なんと!50日しかありません( ;∀;)
年末が近づくと、仕事でも私生活でも慌ただしさが増していきます。
私自身、そんな時期こそ少し早めに机の上や書類を整理するようにしています。
積み重ねた書類を見直すと、思いがけず"やり残していたこと"が見つかることもあり、改めて気を引き締めるきっかけになります。
個人事業主の方にとっては、事業年度が1月1日から12月31日までのため、まもなく決算の時期を迎えます。
帳簿の整理など、早めに準備を進めておくと年末を落ち着いて過ごせるかもしれません。
当センターでは、税理士などの専門家にご相談いただける『窓口相談』を実施しています。
経理や決算準備で気になることがあれば、お気軽にご利用ください。
https://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp/keiei/keiei02.html?kbn=1
2025/10/22
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・長里です。
先日、いくつかの国を訪れる機会がありました。
文化や気候はさまざまでしたが、どこに行っても「デザインが日常の買い物やお店選びに自然に影響しているな」と感じました。
みなさんも「パッケージに惹かれて買った」という経験はありませんか?スーパーで飲み物を買おうとしたとき、ついお菓子コーナーに寄ってみたのですが、並んでいた商品のパッケージがどれもおしゃれで思わず見入ってしまいました。色づかいやフォント、余白の取り方などが工夫されていて、気づけば買う予定のはずではなかったお菓子をたくさん買ってしまいました。振り返ると、味や価格だけでなく、"見せ方の工夫"が購買意欲につながっているんだなと感じました。
また、旅の途中で立ち寄ったカフェも印象に残っています。特別有名なお店ではありませんが、なんとなく「いいな」と感じて、入ってみました。古い建物を改装したお店で、緑の庭と開放感のある空間が印象的でした。1階には、店内で作られた陶器や食器が並んでおり、2階のバルコニー席では自然光が差し込み、落ち着いた雰囲気の中でコーヒーを楽しめました。木の家具や陶器、緑の植物がうまく調和していて、空間全体に独特の居心地の良さがありました。思い返すと、お店を選んだ理由は、味や価格よりも"お店の雰囲気"に惹かれたからだと思います。
こうした体験から、デザインや空間の演出は、単なる見た目の工夫ではなく、お客さまに「つい手に取ってみたくなる」「ふらっと立ち寄りたくなる」と思ってもらうための大切な要素だと改めて感じました。商品のラベルやチラシの表現を見直す、SNSでの伝え方を工夫する、店内のレイアウトを少し変えてみる。そんな小さな取り組みでも、販路拡大やファンづくりにつながるのではないでしょうか。
広島市では、「いい店ひろしま」という表彰制度があり、店舗演出や接客、ユニバーサルデザイン対応などに優れた小売店を選定しています。受賞店舗を見ていると、お客さまが過ごしやすいように考えられた工夫が随所に感じられます。そうした積み重ねが、「また来たい」と思ってもらえる理由になっているのだと思います。9月からは受賞店舗のおすすめ商品やイベント情報等をいい店ひろしま公式Instagramで紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
【公式】いい店ひろしまインスタグラム(@iimise_hiroshima_official)
当センターでは、店舗演出やチラシ作成、SNS発信など、日々の販促に関する相談を受け付けています。「何から始めたらいいのか分からない」という方は、広島市産業振興センターの窓口までお気軽にご相談ください。
2025/10/15
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・倉本です。
当センターでは平成18年度から令和4年度において、基本的な商業機能が優秀と認められ、地域に根付き親しまれている小売店舗を「いい店ひろしま」として顕彰する事業を実施してきました。
その受賞店舗を紹介する【公式】いい店ひろしまインスタグラム(@iimise_hiroshima_official) では今、受賞店舗の商品やイベントをご紹介しています。
「こんなの探していた!」と思えるイベントも発見できるかもしれません。ぜひアクセスしてみてください!
フォロワー登録もお待ちしています。
2025/10/01
おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当の濱本です。
私が初めて「クルマ」を所有したのは、40年近く前で、兄と一緒にディラーに行って、軽自動車を『49万8千円』で購入しました。その時は、外観、内装、メーカーなどは関係なく、安く買えて安く維持できる、この点だけで購入したと記憶しています。現在、同じ車種・同等グレードの車を購入しようとした場合、40年近く前の2倍以上の価格となっているようです。
一方、現在の初任給は、ざっと比較しても40年近く前の初任給に対して2倍以上になっていませんが、乗用車の新車販売台数は、1985年の310万台に対して、2023年は399万台と3割程度増加しています。今回は、収入の伸び以上に価格が高くなっている「クルマ」の販売台数がなぜ伸びているのか、思いつくまま記述してみます。
40年近く前に「クルマ」を所有するということは、購入することしか思いつきませんでしたが、現在は、様々なカーリースがあり、カーシェアリングもあります。消費者の「クルマの所有」に対する消費行動は、購入以外の方法も選択肢として取り入れられ、これに対応した『商品』も提供されてきています。
ここ数年、物価の上昇を生活の中で実感するとともに、高額な商品やサービスの動きが鈍ってきたという声を耳にします。生活必需品と言える「クルマ」でも、消費行動に合わせた商品の提供にも舵を切り、販売を維持・増加させています。小売業、サービス業を営む経営者の方々も、消費者が購入(利用)しやすい商品の提供を模索して、笑顔と共に実践していただきたいと思います。
この記事を書いている2025年9月に、某自動車会社の「〇〇ーR]という車が生産終了となりました。生産終了の理由の一つに、運転支援システムなどの現在の車に求められている要件への対応があるとされています。どんなにファンが多い商品であっても、時代の変化に対応していく必要があると感じさせられる出来事です。
2025/09/10

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・久米です。
最近、企業の方から人手不足や人を採用してもすぐにやめてしまうなどの話を聞くことが多くなりました。帝国データバンクが出している人手不足に対する企業の動向調査(2025年7月)によると、正社員では50.8%の企業が人手不足と感じており、業種別にみると、建設業、情報サービス業、運輸業などでは6割を超える割合となっています。また、働き方改革や2025年6月から義務化された熱中症対策など、いろいろ制約がある中での人手不足は、事業を行っていくうえで大きな支障となっています。
このような状況のなか、人を採用するに当たり、賃金の引上げや福利厚生面の充実、教育体制の整備による幅広い人材確保など、企業側もいろいろ取り組んでおられるかと思いますが、就職希望者に自社を選んでもらい、継続して働いてもらうためには、その会社に入るとどのようなキャリアを形成することができるかをしっかり伝えること、仕事を行う際に会社の経営を意識させることが重要であると考えています。賃金などの待遇面ももちろん重要ではありますが、将来の自分がイメージできることで、ミスマッチになる可能性は少なくなり、自分の仕事が会社にとってどのような役割を果たして、経営にどう影響しているのかが明確になれば、仕事に対するモチベーションも変わってくると思います。また、会社に模範となる社員がいれば、その人物を紹介することで、それを目指して希望者が出てくるかもしれません。
特に中小企業の方にとって、良い人材の確保はその後の経営に大きく影響を及ぼすことから、このような切り口で採用に取り組まれてみてはどうでしょうか。
出典:帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2025年7月)」
https://www.tdb.co.jp/report/economic/20250819-laborshortage202507/
2025/09/03
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の荒川です。
昨年度まで実施してきた「新成長ビジネス事業化支援事業」の対象分野の制限を撤廃し、「新規ビジネス事業化支援事業」としてリニューアルしたことは以前お伝えしたところですが、今回は、その募集結果についてです。
4月の募集では9件の申請がありましたが、そのうち6件の申請が取り下げられ、残りの3件について審査を行った結果、3件すべてを採択しました。
申請取下6件は過去最多であり、その理由のほとんどが「早く販売したい」というものでした。
というのもこの事業は、開発した試作品の事業化までを支援するものですが、販売=事業化と見なすため、事業認定日から販売日までに支払いを完了したものが補助対象経費となります(販売日か翌年2月末日のいずれか早い日まで)。販売時期が早くなればなるほど補助対象経費にできる期間が短くなり、申請締切から事業認定まで約2か月を要することを合わせて考えると、補助金を受けるメリットが小さくなります。また、申請すると、審査会でのプレゼンと事前のプレゼン練習の2回、当センターに来所する必要があります。販売時期とこれらを総合的に判断した結果、申請を取り下げられたのではないかと考えています。
こうしたことから最終的な申請は3件になりましたが、問合わせ件数や当初の申請件数は、昨年度以前より増加しており、対象分野の制限撤廃による一定の効果はあったものと思っています。
先に3年ぶりに行った第2回の募集でも3件の申請があり、現在、審査会の準備を進めているところです。(このブログが公開される頃には、審査会を終えている予定です。)
これからも、利用しやすい制度となるよう、適宜見直しを検討してまいりますので、現行制度の利用しにくい点など、お気づきの点がございましたら、お気軽に当センターまでご連絡ください。
<関連リンク>
https://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp/joseikin/shisaku.html
2025/08/13

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・竹内です。
皆さんは、普段の生活の中で生成AIを活用されていますか?
テキストの作成、画像の生成、情報検索など、その用途は実に多岐にわたりますよね。
令和7年7月8日に総務省が公開した『令和7年版情報通信白書』では、「生成AIサービスの利用経験」について、興味深いデータが示されています。
白書によると、日本において「何らかの生成AIサービスを使っている(あるいは過去に使ったことがある)」と回答した人の割合は、2023年度調査の9.1%から、2024年度調査では26.7%にまで増加しました。
わずか1年で、生成AIの利用経験者が約3倍に増えていることになります。
私自身も、これまで調べものをする際には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを主に使ってきました(現在も、調べものの大半は検索エンジンを利用しています)。
ただ、検索キーワードがなかなか思い浮かばないときには、生成AIを使う機会が増えてきました。
知りたいことを文章で入力すると、Web上の情報を検索し、回答を提示してくれます。
さらに、参考にしたWebサイトのURLも表示されるため、基となった情報源を確認できる点も非常に助かっています。
ほかにも、文章の要約や、自分のイメージに合った画像の生成などの機能を試してきました。
生成AIの進化は目覚ましく、日々新しいサービスが登場しています。
今後は、音楽や動画の生成など、さらに多様なAIツールにも積極的に触れてみたいと考えています。
まだ生成AIを使ったことがないという方も、この機会にぜひ一度、その可能性に触れてみてはいかがでしょうか。
出典:総務省『令和7年版情報通信白書』(第2節「AIの爆発的な進展の動向」)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/pdf/n1120000.pdf
2025/07/23
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・長里です。
さて、今回は、海外の飲食店で体験した「セルフ会計システム」というちょっとしたデジタル活用の工夫をご紹介します。
訪れたレストランでは、各テーブルにQRコードが設置されており、自分のスマートフォンで読み取ると、メニューが表示される仕組みになっていました。注文はスタッフが対面で受け付けますが、会計はなんと再びQRコードを読み取って、専用サイトにアクセスし、クレジットカード情報を入力すれば自席から支払うことができるセルフ決済型でした。さらに、この方法が、チェーン店だけでなく個人経営の小さなお店でも当たり前のように使われていました。私は、飲食店でこの支払方法を体験したのは初めてでしたので、驚きました。
お店のスタッフの数は店舗の広さから見るとかなり少人数でしたが、料理の提供や片付けなどに集中しており、無駄な動きがほとんどなく、スムーズに回っている印象でした。そのためか、少し列ができていても待ち時間が短かったように感じました。「この仕組み、便利だし、お店側にも来店客側にもとっても助かるんじゃないか?」と感じ、ちょっとしたデジタル活用で、「業務の効率化」や「人手不足の対応」につながっていることを実感しました。
日本でも、タブレットでの注文や、QRコードでメニューを見るスタイルは増えていますが、「会計までを完全に非接触・自席完結で行える仕組み」は、まだ一部の店舗に限られている印象です。
このような仕組みを見て、「DX」というと大がかりなシステム導入や大企業の話だと思っていましたが、実はもっと小さなことから始められるのでは?と感じました。
「デジタル化」や「DX」という言葉を聞くと、難しいシステム導入や大規模な改革をイメージされる方も多いかもしれません。難しいIT導入ではなく、ちょっとしたデジタル活用から始めるのが、DXの第一歩なのかもしれません。
まずはスモールDXからはじめてみませんか?
当センターでは、デジタルツール導入に関する相談対応や、DXセミナーを随時実施しています。「何から始めればいいか分からない」「ITにはあまり詳しくない」という段階でも問題ありません。ぜひ窓口相談やセミナーにて、お気軽にご相談ください。
2025/07/02
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・倉本です。
さて、当センターでは6月に新規ビジネス事業化支援事業について、事業対象者を採択しました。
事業対象者・製品については、新着情報にアップしますのでご確認ください。いずれも興味深い製品を事業化されます。今後事業化がスムーズに進むよう、伴走支援をしていきます。
昨年度の新成長ビジネス事業化支援事業の支援を受けて事業化を進め、販売開始された製品の一つをご紹介します。

介護に寄り添うパーツセレクトシャツ「キルキセキ」 こうのふく
年齢、性別、体型、そして身体の状態にかかわらず誰もが着やすい衣服で、上質な自社開発のガーゼ生地を使用し、体型を選ばないゆったりとしたデザインと、えらべる留め具や袖の開閉機能など、多様なニーズに応えるカスタマイズ性を備えた商品が特徴です。
本事業を活用され、この5月に販売を開始されました。関東地方での大手ショッピングモールへでの展示をはじめ、ポップアップ出店なども予定されています。多くの方に手に取ってみていただけたらと思います。
今後も本事業を活用した新たな製品が広島から発信され、少しでも大きく実るよう私たちも支援していきたいと思います。
2025/06/11
おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当の濱本です。
私は、総務省が公表している「家計調査報告(家計調査年報)」から、多くの有益な情報を得ています。
今回は、現在(2024年)と過去(30年前)の「世帯人員一人当たり費目別消費支出月額(総世帯)」を比較して感じたことを、思うままに書かせていただきます。
30年前と比較した時にすぐに目につくのは、調査対象の世帯人員が大きく減少していることです。30年前の世帯人員は「3.47人」でしたが、現在は「2.17人」となっています。この数値の変化は、調味料などの容器の大きさ、袋詰めされた野菜の個数の変化などを見ると納得できます。また、携帯電話の普及により「通信費」が2,611円/月(1,876円/月→4,487円/月)増加しているのも納得できます。一方、書店は店舗販売が苦戦していますが、「書籍・他の印刷物支出額」は▲139円/月の減少でしかなく、購入先が変っただけということがわかりました。
30年前に比べて、金額ベースで一人当たりの支出額が増加したものは、1位が「諸雑費」で4,211円、2位が「自動車等関係費」で3,252円、3位が「調理食品」の2,968円の増加となっています。3位の「調理食品」の増加は、共働き世帯の増加によるものと思われます。
一方、30年前に比べて減少したものは、1位が「こづかい」で▲6,162円、2位が「交際費」で▲1,932円、3位が「教育」で▲1,162円の減少となっています。
こうした「諸雑費」などには、どういった支出が含まれているのかを見ることも大切だと思います。
また、この記事を書いた5月末は、コメの価格に関する報道が連日続いています。2024年は月平均で「穀類」に2,607円を支出していましたが、2025年1月から3月の月平均の「穀類」への支出額は2,742円で、135円の増加となっています。こうした増加により、支出が減少したものは何かを見ることも、経営をしていく上で大切だと思います。
2025/05/28

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・久米です。
前回の職員ブログ(2025年2月5日)では、経済効果を算出するための基礎資料(産業連関表)について説明しましたが、今回は、その資料を使った算出方法について説明します。前回、産業連関表を理解するために、簡単な取引基本表を例示しましたが、この資料をもとに「投入係数」を算出します。
| <資料:取引基本表> | <資料:投入係数表> |
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※「投入係数」とは、ある産業において、1単位の生産を行う際に必要となる原材料等の単位を示したもので、中間需要のタテ(列)部門ごとに、投入額を生産額で除した数値となります。
続いて、「逆行列係数」を算出します。
※「逆行列係数」とは、ある部門に対して新たな新規需要が1単位発生した場合に、各部門の生産(直接・間接)がどれだけ発生するか(生産波及)の大きさを示す係数をいいます。
<資料:新規需要の発生に伴う生産の波及について>

上記表でみると、A産業の新規需要が1単位発生した場合、A産業そのものを1単位増加させる(直接効果)とともに、A産業における生産活動で使用される原材料の投入も増加させる必要があり、A産業には0.1、B産業には0.2の生産の増加 [間接効果(第1次)] が発生し、そこから更に生産の増加[間接効果(第2次)]が発生する、というように、投入係数を介した波及が続いていき、それらの数値の合計を一覧にしたものが、以下の逆行列係数表となります。
●A産業への波及合計
= 1 + 0.1 + (0.01+0.06) + (0.001+0.006+0.006+0.03) + ...... =1.282
[直接] [間接1次] [間接2次] [間接3次]
●B産業への波及合計
= 0.2 + (0.02+0.1) + (0.002+0.01+0.012+0.05) + ...... =0.513
[間接1次] [間接2次] [間接3次]
<資料:逆行列係数表>

この表では、A産業に新規需要が1単位発生した場合、産業全体で1.795の波及効果を生じさせることを表しています。例えば、100億円のスタジアムを建設(A産業)する場合の経済波及効果は、179億5千万円ということになります。
今回は理解しやすいように、A産業とB産業の2部門のみの表で計算しましたが、実際に経済効果を算出する時に使用する産業連関表は、部門も多く影響範囲も広くなってくるものと思われます。
なお、産業連関表による経済波及効果の算出に当たっては、どのような需要を取り入れるかなど、前提条件の設定内容で結果が変わってくることから、そのことを理解したうえで、ひとつの参考数値として見ていくのが良いかと思います。
出典:総務省ホームページ
2025/05/14
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の荒川です。
当センターでは、平成25年度から令和6年度まで「新成長ビジネス事業化支援事業」を実施し、これまでに延べ70社を超える中小企業の皆様を支援してまいりました。
この事業は、①エコ、②観光、③医療・福祉関連、④都市型サービスの4分野のビジネスを対象に、新技術・新製品の開発・事業化への取組のうち、試作品の開発が完了している案件について、事業化に必要な資金の助成(補助率50%、上限300万円)や事業化促進のための専門家派遣(2年間で最大10回)等を実施することにより、新技術・新製品の早期事業化を支援するものです。
事業開始から10年以上が経過したため、より利用しやすい制度になるよう見直しを行った結果、今年度から、対象分野の制限を撤廃し、「新規ビジネス事業化支援事業」として、支援内容はそのままに幅広く支援が可能な制度に改めました。
先月(4月)1日から30日まで募集したところ、これまで対象外であった分野からは3件の申請を受け付けました。
今回の募集は終了しましたが、現在、新技術・新製品の試作品を開発中の中小企業の皆様、次回以降、当事業の活用をご検討ください。
申請資格など、ご不明な点がございましたら、お気軽に当センターまでお問い合わせください。
<関連リンク>
https://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp/joseikin/shisaku.html
2025/04/30

がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の中平です。
昨年6月に当センターで開催された「生成AI活用セミナー」では、様々な生成AIとその活用事例が紹介されました。それらを参考に、私も日々の業務に生成AIを取り入れ始めています。この1年間だけでも、AI技術が驚くほどのスピードで進化していることを実感しています。
これまでは、知らない情報を得るには主にGoogle検索を利用していましたが、最近ではPerplexityのようなAI検索エンジンの登場が、従来の業務効率を劇的に変えてくれています。
簡単に説明すると、PerplexityなどのAI検索エンジンは、従来のGoogle検索のような単語入力による検索とは異なります。私たちが普段使う自然な文章で質問するだけで、インターネット上の膨大な情報を瞬時に整理し、出典とともに要点をまとめて回答してくれるのです。AIが複数の情報源を横断的に分析し、短時間で専門家レベルの情報を提供してくれるため、日々の情報収集や資料作成、さらには業務全体の効率化に大いに役立っています。
さらに、Google Geminiでは、先月から無料版でも「Gems」という機能が利用可能になりました。Gemsを使えば、プログラミングの知識がなくても、自分専用のAIアシスタントを簡単に作成できます。例えば、定型的な調査や資料作成の指示をGemsとして登録しておけば、テーマなどを入力するだけで、あっという間に必要な情報をまとめてくれます。
現在、これらのAIツールを学んでいる感覚は、まるで20年以上前にExcelやAccessといったソフトウェアに初めて触れ、学び始めた頃のような感動と楽しさがあります。当時は様々な関数を調べて覚えるのが当たり前でしたが、今は関数やプログラミングの知識は不要です。普段使っている言葉で指示すれば、コンピュータが答えてくれる。そんな素晴らしい時代が到来したのだと感じています。
昨年のひろしまIT総合展2024の講演会で、日本マイクロソフト・エバンジェリストの西脇資哲氏が「これまでは私たちがコンピュータに合わせていたが、生成AIの進化によって、コンピュータが人間の言葉で対話してくれて、私たちに歩み寄る形になった」というようなお話をされていましたが、正にそれを日々実感しています。
加速度的に進化していくAIツールを習得し続けるのは大変かもしれませんが、それ以上に業務の効率化という大きなメリットが得られると確信しています。当センターにおいても、情報保護などのリスク管理に十分配慮しながら、新たなAIツールを積極的に活用していきたいと考えています。