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支援センター職員によるブログ

環境への取り組み! 地産地消について その6

2010/10/29

mennde5.jpg おはようございます。

 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。

 

 江戸時代末期には、日本はエネルギー枯渇の危機に直面したようです。

 養老孟司、竹村公太郎の共著「本質を見抜く力-環境・食料・エネルギー」(PHP新書)には、こう書いてあります。

 

  「天竜川は徳川幕府にとっては重要な木材供給の河川でした。そのため天領にして
   森林を管理しながら木材を供給していたのですが、その木材供給のピークがあって、
   そこから下がってやがて木材供給は絶えてしまうのです。
      天竜川流域 木材伐採量
      1671-1688年 16億5,572万本 
      1688-1715年 33億4、640万本(木材供給ピーク)
      1736-1763年  4億2、061万本
      1768-1782年    8,954万本
   ------1853年に黒船が日本に来たときには日本中の山が荒廃していたのですから、ペリ-

   の黒船との邂逅は、日本文明にとって蒸気機関と化石エネルギーとの邂逅でした」(竹村氏)

 

 エネルギーの枯渇が国力の衰退につながるというのは、世界の長い歴史の中でごく普通に見られる現象です。明治維新は起こるべきして起ったと言えるかもしれません。その蒸気機関と化石燃料との出会いから、日本の人口が急増します。3千万人でピークを迎えていたところから、現在までの約150年間で1億2千万人にまで増えました。現在の日本経済は、ある意味では、化石燃料に依存して成り立っているともいえます。

 

 いま私達は新たな局面に出会いつつあります。オイルピークが現実に理解され始めて来ました。いずれ私達は化石エネルギー枯渇の危機に直面する、ではどうすればそれを回避できるかということが、あちらこちらで論じられ始めました。その中の一つとしてエネルギーの地産地消が出てきています。

 各地域で、森林を保護しながらバイオマスエネルギーを得ていく、燦々と降り注ぐ太陽光を電力や熱エネルギーに変えて活用する、小型の水力発電所を作る、地熱発電とか風力発電のような自然エネルギーをもっと取り入れるというようなことです。それらは、地域によって取り組み方が違ってきます。風力発電に取り組んだ私の経験からいいますと、風は北海道より北に豊富にあるといえます。一方、太陽光はどちらかというと南にたくさんあります。

 

 地域毎に、エネルギー確保のあり方は変わって来ます。化石燃料が高騰しても、生活が支障なくできるように、省エネへの試みとともに地産地消への取り組みもしていく必要がこれからさらに出てきているといえるのではないでしょうか。

リーダーのための「戦略的問題解決実践研修」受講者募集中です!

2010/10/28

niimoto2.jpg おはようございます。

 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。

 

 前回もこの研修会をご紹介しましたが、まだ受講可能です。ふるって参加してください。

 

 中小企業の経営者や管理者を対象に、すでに発生している問題だけでなく、将来起こりうる問題について、的確・迅速に対応するための思考方法を身につけていただきます。

 

◆日 時  平成22年11月24日(水) 10:30~17:00
◆会 場  広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5階 研修室A、B
       (広島市中区袋町6-36)
◆対 象  広島市内の中小企業の経営者、管理者など
◆受講料  2,000円
◆定 員  30名(先着順)
◆内 容  代表的な事例を使って、問題の発見から解決までのシミュレーションを
      グループディスカッションにより行います。
      (1)問題を発見するための手法(SI法)を学びます。
      (2)問題を3つの種類(発生型、探索型、設定型)に分類します。
      (3)原因を洗い出します。
      (4)原因を4つの種類(入力、制約条件、プロセス、外乱)に分類します。
      (5)戦略的な解決策を立案します。

◆講 師  株式会社自己啓発協会 代表取締役 川上 史明

 

  詳しくは、こちら(戦略的問題解決実践研修)をご覧ください。

電話対応について

2010/10/27

nakamiya.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。

 

 世のビジネスパーソンにとって、電話というツールは欠かせないものだと思いますが、電話という日常的なものだからこそ、その対応が疎かになっていることはないでしょうか。今回は、この電話対応のマナーについて考えてみたいと思います。

 

 まずは、電話のかけ方についてですが、皆様は自分の名前を名乗らずに電話をかけていることはないでしょうか。かけた側からとってみれば、相手に用事があって電話をかけているのでしょうが、受ける側はその電話を待っているとは限りませんので、まずは、自分の会社名、氏名を名乗ることが重要です。また、一方的に自分の要件を伝えても、相手がその件の担当者であるとは限りませんので、要件を丁寧に伝えて、丁寧な依頼をすることが重要です。
 次に、電話を受ける側についてですが、かける側と同様にきちんと会社名、氏名を名乗ることが重要です。また、気持ちのよい挨拶、かけた側の名前、要件を確認することも忘れてはいけません。

 

 電話対応をするにあたり、重要なことは電話をかける(受ける)人は、その会社を代表する人間だと思われているということを忘れないことです。たとえ電話をかけた(受けた)人が、そういう意識がなかったとしても、電話を受けた(かけた)人は、電話の相手が会社を代表する人だというイメージを持ってしまいます。したがって、電話をかける(受ける)人は、自分が会社のイメージを決定するかもしれないという意識を持って、丁寧な電話対応を心掛ける必要があります。
 丁寧な電話対応は、相手に良い印象を与えます。逆に横柄な対応は、相手に悪い印象を与えてしまい、その後の仕事にも悪影響を与える可能性もあります。電話という日常的なものだからこそ、丁寧な対応を心掛けたいものです。

保証承諾が受けられない!PartⅢ

2010/10/26

saiki.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」副所長の佐伯です。


 さて、前回は、保証協会との取引において、一般的にこんな状態にある場合には、保証承諾は得られないというケースを紹介しました。今回は、主に金融機関との取引に関して、こうした状況にある場合、保証が受けられないというケースについて、簡単に説明したいと思います。
  
【金融取引等について】

1 銀行取引停止処分を受けている場合です。
  仮に保証協会の保証承諾を得られたとしても融資が実行されることはありませんし、それ以前の問題

 として、こうした状況にある企業を信用して保証することはできないということです。
  なお、1回目の不渡を出して、6カ月を経過していない場合や、法人の代表者が銀行取引停止処分

 (1回目の不渡を含む)を受けている場合も保証利用は困難です。

 

2 破産、民事再生、会社更生等法的手続き中または内整理等私的整理手続き中の場合(それぞれ、

 申立中の場合を含む)も保証の利用は困難です。
  いわゆる倒産の状態にあるためです。
  ただし、民事再生法の再生計画の途上にある等所定の要件に該当する場合は利用できる場合があ

 るので、詳しくは保証協会にお尋ねください。

 

3 借入金(協会の保証付融資、金融機関固有の融資等)について延滞等の債務不履行がある場合

 です。
  現在の借入金も約定(約束)どおりに返済できない状態ですから、新たな保証利用による借り入れは

 認められないということになります。

 

4 担保を無断で滅失(建物取り壊し)した場合
  保証する場合の判断材料として、担保の提供があったから承諾したのに、その担保を勝手に処分

 (建物取り壊し)されたのでは、保証協会も態度を硬化するのは当たり前ですよね。ちなみに、最近は動

 産への担保設定もあるようですから、企業の方は注意してください。

 

 「わが社の場合はどうかな?」と思われる場合は保証協会にご相談されることをお勧めします。

 さて、次回は、財務内容等において保証協会を利用できないケースについて、説明したいと思います。

ちょっとお得なパソコン(iPhone含む)活用術

2010/10/25

kobayashi2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。

 

 最近では、AndroidやiPhoneなどスマートフォンと言われる携帯電話がシェアを延ばしており、仕事に使えるのでは?とお考えの方も多いと思います。


 IT担当(自称?)としては、ぜひ使ってみなくては!有名なところではやはり、iPhoneを使ってみようかなとは思うものの、そもそも私はWindows専門ですから、AppleのOSとかさっぱり分かりません。と悩んでいても前に進まないので、とりあえず買ってしまえ!と、重い腰をあげて、先日、やっとiPhoneを購入しました。ヽ(´▽`)ノ ワーイ 


 皆さんにiPhoneを仕事で使うために、初心者の視点で少しづつレポートしていきたいと思います(`・ω・´)シャキーン━━━!! (とはいえ、初心者視点ですからハードル低めで勘弁してださい。)


 iPhoneを買って、まずやらなければならないこと、それは「電話帳の引き継ぎ」です。そこからですか?と思われるかもしれませんが、正直、戸惑いました。


 ショップでは、メールの設定はしてくれましたが、電話帳の引き継ぎは自分でやってくださいと手順書を渡されました。


 手順書を見てみると、どうやら古い携帯電話で使っていた電話帳は、SoftBankのサービスであるMySoftBankに保存してあるようです。これをiPhoneに移すには、「電話帳かんたんコピー」というアプリを使う必要があり、アプリを使うにはApp Storeからアプリをダウンロードして、ショップで教えてもらったIDとパスワードを入力するとのこと。


 フ~。なんとかなりましたが、これはパソコン初心者にはハードル高いでしょうね。姪がiPhoneを買ったけどよく分からないと泣きついてきた理由が少し分かった気がします。

 

 iPhoneを仕事で使うには・・・この調子で大丈夫なんでしょうか?

販路開拓事業を活用しましょう

2010/10/22

mikio2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林です。

 

 自社の保有技術、魅力ある商品をいかに知ってもらい、売上に結びつけていくか。販路開拓の進め方について、当センターのメールマガジン・第60号から63号にかけて、(株)流通プランニング研究所 代表取締役 所長 川上正人氏に執筆していただきましたが、その中で、同氏はきっかけの大切さについても述べておられます。


 様々な支援機関で、きっかけづくりのための販路開拓支援事業を行っており、その中で、当センターの事業と国の事業をそれぞれご紹介します。

 

ひろしまバーチャル技術展示会
 医療・福祉に関する独自の技術、製品を有する広島市内の企業を対象に、広島市が開設するホームページ上に、ブログや動画サイトを利用し、自らの創意工夫でPRしていただく事業です。平成22年10月29日(金)まで、参加企業の募集をしています。

 

地域産品販路開拓機会提供支援事業
 中小企業を対象に、販路開拓を支援する2つの事業があります。
  ① 販路スペースに関する事業
    首都圏の百貨店、高級スーパー、エキナカの販売スペースを活用して、地域産品の販路

   開拓を支援する事業です。


  ② 展示商談会の開催に関する事業
    バイヤーとの個別商談会など展示商談会を通して、バイヤーや流通業者との「出会い」の

   場を提供する事業です。

零細企業におけるBPO活用

2010/10/21

hamada2.jpg おはようございます。 
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。


 中小企業さんの中で社員の方が少人数の場合、新たな事業を始めるに当たり、社員の方をアサインする、あるいは、新規に雇用するのはリスクが大きいと考えられます。特に、新たな事業がこれまで経験の無い分野であればなおさらです。


 少し前から、卸売業さんの新たな動きとして、ネットショップを開設して販売を強化したいとの話をよく聞きます。ところが、これまで販売対象は小売業さんのため、新たに消費者の方に販売するにはどうしたら良いかわからないということが課題になっています。


 これに対するソリューションの一つとしてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が挙げられます。実際にBPOを受託している中小企業さんもあります。


 この時のポイントは両社のコミュニケーションを良くすることと役割分担を明確にすることです。また、費用面で見ますと、BPOは変動費ですが、月あたり(定額費+成果報酬)の考えで運用することが考えられます。特に、ネットショップを開設して1年間位は成果が出始める黎明期と捉えて適用して良いと思います。その後は成果報酬で考えます。成果報酬の良いところはやる気が出て双方にとってメリットがあるところです。もし、1年たって成果が出ないようでしたら撤退を検討します。


 両社が力を尽くせば必ず良い結果になると思います。

いよいよ始まります

2010/10/20

bajyou2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。

 

 今年度の流通革新研究会が、いよいよ来週の月曜日から来年の2月まで、毎月1回、全5回の日程で始まります。

 今回は、「事例に学ぶ卸売業の商品開発」と題して、昨年度に引き続き商品開発をテーマとしていますが、タイトルにもありますように、事例を中心とした内容になっています。

 具体的には、㈱西友で「無印良品」の開発に当初から携わり、無印良品の生みの親とも言われる㈱システムプランニングの鈴木栄治氏による無印良品のブランド開発の事例のほか、ギフト商品を中心に数々のヒット商品を開発し、メーカーにも積極的に提案を行っている㈱ゴールドボンドの事例、国分㈱を中心に菓子卸12社が商品開発を目的に共同出資して設立された日本橋菓房㈱の事例、試行錯誤の連続、社員のぶつかり合いなど様々な困難を乗り越えて新しい化粧品ブランドを立ち上げた㈱スマイルの事例研究を行います。

 

 今回は企業に事例発表をお願いするのに何社も断られ大変でしたが、やっと実施にこぎつけられて、ホッとしています。

 参加者の皆さんには、必ずやお役に立つと思っていますので、乞うご期待!

メールマガジン「広島市産業振興センターNEWS」をご利用ください!!

2010/10/19

takeda2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当の竹田です。

 

 メールマガジン「広島市産業振興センターNEWS」を、毎月15日に配信しております。(ただし、土・日・祝日等と重なる場合などは配信が遅れることもあります。)
 このマガジンの購読料は無料で、ここから配信登録ができます。

 

 毎回、広島の企業の皆様へ、研修会・セミナーや各種支援制度などの経営・技術の向上に役立つタイムリーな情報を写真などの画像付でお届けしております!

 

 10月15日発行のNo.65でも、・ひろしまバーチャル技術展示会(ひろしまの医療・福祉関連技術)参加募集のお知らせ・「創業支援セミナー」の受講生募集・リーダーのための「戦略的問題解決実践研修」の受講者募集中・起業家フォーラムの参加者募集・生産現場改善セミナーの受講者募集中 などの展示会案内やセミナー開催など各種のお役立ち情報を満載しております。この機会にぜひご登録ください。

 

 過去マガジン(バックナンバー)にも、たくさんのお役立ち情報がありますので、是非この機会にご登録ください。

 

 たくさんの皆さまのご登録をお待ちしております。

プロジェクトのスケジューリング

2010/10/18

kubo3.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクトマネージャー・久保です。


 先月のコラムでは、プロジェクトで発生する『突貫工事』は、責任者のマネジメント能力不足によるところが大きいこと、またこれは全体のスケジュールを、より実態に即したものに充実することで回避できることを書きました。


 今月は、スケジューリングをする時に、具体的にどのようなことに気をつければよいかについて述べてみましょう。身近な例として大工さんが家を建てる時のことを想像してみてください。家を建てるには図面を引き、この設計図面をもとに作業の順序を組み立ててこれに合うように段取りを整えます。経験豊かな熟練の大工さんであればその作業を頭の中で処理することができますが、企業が新製品を開発する場合は、たとえプロジェクトリーダーといえども「はじめての挑戦」になるということの方がむしろ多いことでしょう。その時にしっかりとした作業スケジュールを作ってあるかどうかは、プロジェクトの成否を分ける重要な要素になります。

 

 商品開発の全プロセスは広範で多岐にわたります。(「モノづくり事はじめ」2、H21年1月19日号参照)まず、この各プロセスごとに考えられるすべての課題をリストアップし、大中小の項目別に階層化して、全体の構造をツリー構造図にまとめてください。これはシステム工学の世界では「WBS法(Work Breakdown Structure)」と呼ばれています。これによって必要な作業が漏れていなかどうかをこの段階でチェックすることが可能です。


 但しWBS法では個々の作業が相互にどう関連するかということまではわかりません。実際に課題を一つ一つ実行するためには、たとえばA、B、Cの課題は相互に関連なく同時並行的に進めることができるのか、あるいはAやBの課題の結果が出てからでないとCの作業には取り掛かることができないのかといったことが視覚的に表現できていれば、作業をあたかも水が流れるようにスムーズに進行させることが可能になります。このために開発された手法がPERT(Program Evaluation Review Technique)と呼ばれるもので、これを図に表したものが「PERTネットワーク図」です。 この図のメリットとして①各工程の前後関連が明確になること、②所要日程の見積もりが容易になること、③同時並行的に実施できる工程の発見が容易になりトータル作業期間の短縮が可能になることが挙げられます。 (以下次号)

大和屋酒舗(平成21年度「いい店ひろしま」受賞店舗)

2010/10/15

saeki3.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・佐伯です。


 今回は、平成21年度「いい店ひろしま」受賞店舗の大和屋酒舗さんについて、自分が実際に行って、感じたことを紹介します。


 大和屋酒舗さんは、中区胡町にある老舗の酒店で、お酒好きにはたまらない全国の銘酒が揃っています。


 また、大和屋酒舗さんのホームページは、新入荷商品の情報やイベントの情報がもりだくさんです。ブログも毎日のように更新されていて、お薦め商品の情報等が詳細に書いてあります。


 今年5月に内装を一新されて、いい店を受賞されたときより、重厚感と清潔感のある店舗になっています。(酒屋さんにはめずらしいシャンデリアもついていてビックリします。)


 是非、皆さんもお店を訪れてみてください。

 

             (店舗外観)

            
221015.jpg

個人事業者の方、青色申告の準備は行っていますか。

2010/10/14

tsunemoto2.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の常本☆康之です。

 

 昨年も紹介しましたが、この不況下での経費削減のため、税理士を雇わないで自ら申告書を作成して提出するという考えをお持ちの方も多いようです。

 

 青色申告は、特別控除など節税に役立つ特典などのメリットがあります。後は、申告書の書き方や、青色申告と認められる添付書類の内容などについて精査が必要となりますが、税理士などに任せてきた方がいきなり作成するというのは難しいかもしれません。
 そこで、無料で税理士などに相談できる中小企業支援センターの「特別金融窓口相談」を活用されてはいかがでしょうか。これから12月にかけての相談日は、2回のうち1回は税理士の方が担当するように調整しています。


 今の時期であれば、複数回利用も可能です。申告の時期には、様々な公的機関が相談や申告の助言などされていますが、当然ながら繁忙期には相談者数も多く、なかなか自分の番がまわって来ないということも考えられます。結果として申告に必要な添付書類の整理なども間に合わなくなる可能性があります。

 

 申告まで猶予があるこの時期に、ある程度の整理をしておかれたほうが後々楽になるはずです。当センターの窓口相談などを活用され、早めに準備をしてみませんか。

ちょっとお得な広報戦術

2010/10/13

kishino2.jpg おはようございます。

 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。


 今回は、8月4日(水)に開催しました、創業ワンコインセミナー「心をつかむ広報戦略!」の中で、新商品・販促イベント・企業活動・新サービス等をプレスリリースする際のマスコミ受けするキーワードとマスコミが苦手とする記載内容についてご紹介します。

 

(ニュース性のあるキーワード)
1.最大、最小、最高、最長、最短、最新、国内初
2.具体的な数字、データ
3.歳時記
4.公共性・公益性
5.経済波及効果
6.政策に沿ったもの

 

(マスコミが苦手とするもの)
1.装飾言葉
2.誇大表現
3.抽象的表現
4.カタカナ言葉
5.虚偽記載

 

 上記キーワードは、ひとつのヒントとしてのご紹介ですので、自社に合ったキーワードは何なのか考え、販路拡大につながる上手なプレスリリースを行っていただければと思います。

リーダーのための「戦略的問題解決実践研修」受講者募集中です!

2010/10/12

niimoto2.jpg おはようございます。

 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。

 

 企業が経営目標を達成し、継続的に成長していくためには、経営者は組織で発生する様々な問題を解決する能力を有することが不可欠です。

 中小企業の経営者や管理者を対象に、すでに発生している問題だけでなく、将来起こりうる問題について、的確・迅速に対応するための思考方法を身につけていただきます。

 

◆日 時  平成22年11月24日(水) 10:30~17:00
◆会 場  広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5階 研修室A、B
       (広島市中区袋町6-36)
◆対 象  広島市内の中小企業の経営者、管理者など
◆受講料  2,000円
◆定 員  30名(先着順)
◆内 容  代表的な事例を使って、問題の発見から解決までのシミュレーションを
    グループディスカッションにより行います。
    (1)問題を発見するための手法(SI法)を学びます。
    (2)問題を3つの種類(発生型、探索型、設定型)に分類します。
    (3)原因を洗い出します。
    (4)原因を4つの種類(入力、制約条件、プロセス、外乱)に分類します。
    (5)戦略的な解決策を立案します。
◆講 師  株式会社自己啓発協会 代表取締役 川上 史明 氏

 

    詳しくはこちらをご覧ください。

環境への取り組み! 地産地消について その5

2010/10/08

mennde5.jpg おはようございます。

 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。

 

 先日講演会で、島根県飯南町のCFP(カーボンフットプリント:炭素の足跡)に関する発表をお聞きしました。その資料に、ヤマトイモのCO2排出量の試算が出ていました。ヤマトイモ(包装大)を飯南町で販売・消費される場合と、それが東京で販売・消費される場合を比較すると、65gと99.5gで、東京で消費される方が排出量は増えるとの積算でした。

 つまり冷蔵庫保管+輸送にエネルギーが使用され、CO2換算で約1.5倍以上排出量が増えるということになります。

 

 そこでCFPに関するその他の情報を、インターネットで調べてみました。その中に、ビール缶に世界で初めてCFPを表示したのは、サッポロビール黒ラベル(350ml)であるという記事が出ていました。北海道産の原料を使い、北海道内で販売しているサッポロビール黒ラベルのCFP数値は、295gでした。この295gという数値は、どれくらいのものか、以下比較検討されていました。

2201008.jpg 

   ・日本の平均的な乗用車の走行距離1.6キロの排出量相当
   ・鉄1kgを作ると1kgのCO2排出量
 よって295gは、鉄約300g生産相当になります。           
                                                                                                                         

 

 

                                                      例:カーボンプリントマーク


 地球環境を考えてエネルギー消費量を少なくするには、CFPは小さい方が良いといえます。それが可能な一つの方法は、島根県産のヤマトイモの積算結果にあるように、島根県産のものは島根県内で消費するという地産地消ではないでしょうか。

 

 とくに、日々の食卓にのぼるものは、できるだけ地域で産出されるものを使うのが、よりよいあり方ではないかと思ったりします。

 地域から得た旬なものを、冷蔵・冷凍せず地元の人々の日々の生活の中で頂くことで、地域経済を活性化させるとともに、地域住民の健康増進にも役立ち、エネルギー使用量を少なくしていく、その地産地消への理解をアピールしていく一助としてCFP表示が、今後より一層活用されて来るのではないかとも思ったりします。

「創業アカデミー」を開催しました!

2010/10/07

takeda2.jpg おはようございます。

 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・竹田です。


 創業アカデミーは、これから創業しようとする者、又は創業後間もない中小企業者に対し、創業する場合に必要な知識や手法を習得してもらうために開催したもので、今回は、平成22年9月5日(日)、12日(日)、18日(土)、25日(土)、10月3日(日)の、10時から広島市立中央図書館において開催された「創業アカデミー」の結果を報告します。
 土曜日・日曜日(全5回)の開催にもかかわらず、24名の方が熱心に受講されました。

 

(開催スケジュール)
1日目 9月5日(日)
 『あなたの思いをかたちにしてみよう』講師 ㈱創研 代表取締役 西原 裕 氏
 (内容 分かり易い解説と図解を利用した計画作成などの演習など)
2日目 9月12日(日)
 『あらゆる場面で応用がきくコミュニケーション力を磨く』講師 ㈲ウェーブ 藤田 悠久雄 氏
 (内容 あらゆる場面で役立つコミュニケーション力の演習など)
3日目 9月18日(土)
 『経営者として押さえておくべき法律知識』講師 橋口司法書士事務所 所長 橋口 貴志 氏
 (内容 創業に係る諸手続きの解説、契約書作成など取引上の留意点、その他必要な法律知識のポイントなどの学習)
 『お客様に選ばれるために』講師 ㈲デザインオフィス カワハラ 代表取締役 川原 信子 氏
 (内容 チラシ作成の演習を通して、独自の魅力をアピールする方法の学習など)

4日目 9月25日(土)
 『経営のカギを握る財務の基礎』講師 石原正人税理士事務所 所長 石原 正人 氏
 (内容 資金繰り、決算書の仕組みなどの演習など)

5日目 10月3日(日)
 『創業者の方を対象とした融資制度のご紹介』
 日本政策金融公庫広島支店 こくきん創業支援センター広島 所長 井原 邦夫 氏
 (内容 日本政策金融公庫をはじめとした融資制度の説明など)

 『お客様に長く愛される事業を展開するために』
 ㈱流通プランニング研究所 代表取締役 川上 正人 氏
 (内容 具体的事例を交えたマーケティング手法の取得など)

 

 上記のとおり、7人の多種・多分野にわたる経験豊かな先生による実習・演習をふんだんに取入れた講座が開催され、どの講座の参加者も講座の内容が実践に即結びつくものでたいへん参考になった、役に立つ内容だったと満足されておられました。

 

2201007.jpg   3日目 9月18日(土)の午後開催した 『お客様に選ばれるために』でのチラシ作成の様子

具体化してみる

2010/10/06

nakamiya.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。


 前回の「業務の洗い出し」の続きとして、自分たちの業務の洗い出しを終えた後に、どのようにそれを活用していくのか考えてみたいと思います。


 なんでもそうですが、物事を判断するためには、客観的な物差しを用いることが重要です。具体的には、誰が見ても分かる「時間」や「金額」に置き換えて、考えてみると分かりやすいと思います。


 まずは、業務を完遂するために要する「時間」に置き換えてみて下さい。そうすることで、今まで漫然と行っていた業務が、目に見えるようになると思います。また、その「時間」を「金額」に置き換えることで、より分かりやすい形になるはずです。

 

 例えば、3時間かかる業務を、違う部門のスタッフがダブって行っていた場合、一人当たりの時給換算した賃金を1,500円と仮定すると、3時間分の業務のダブり=4,500円のロスということになります。また、電話で1時間かかっていた事務連絡等をEメールに変更することで30分に短縮することができれば、750円のロスを削減したことになります。


 すべてを「金額」に置き換えて考えることが、よいかどうかは各自の判断ですが、物事を目に見えるものに置き換えて考えることで、業務の効率化につながることがあるかもしれません。

ちょっとお得なパソコン活用術

2010/10/05

kobayashi2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。


 今回はパソコントラブルの解決事例についてご紹介します。

 

 先日、知人から「ワードを印刷すると、なぜか同じものが2枚印刷される」との相談がありました。


 私は直感的に、印刷の初期設定に問題があるのだろうと思いました。プリンタの設定を変えれば、初期印刷枚数を複数枚に変更することができるからです。


 ところが、プリンタの設定を確認しても、初期印刷枚数は1枚となっています。


 ん~??困りました。ちょっと操作してもらいましょう。


 相談者:では印刷します。カチカチ。


 私  :( ゚д゚)ハッ! そうだったのか・・


 そうなんです。この方はパソコン初心者で、シングルクリックとダブルクリックの使い分けができてなかったんです。なので、クイック印刷のボタンをダブルクリック、つまり2回押していたんですね。2枚出るはずです・・


 シングルクリックとダブルクリックの使い分けに自信がない方は、シングルクリックで動作しているかを確認して、動いていないようであればダブルクリックをした方が無難かもしれません。


 いい勉強させていただきました。

赤い服専門店

2010/10/04

hamada2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー 浜田文男です。


 早いもので、今年、節目の年です。60歳というとまだ若いという印象ですが、還暦と聞くとなんだかおじいさんになったような気分です。還暦のお祝いには赤いちゃんちゃんこを贈るという慣習がありますが、これに代わり「赤い服を贈ろう」というネットショップを発見しました。


 【赤い服専門店】で検索するとYahoo!JAPANおよびGoogleで先頭に表示されます。現在、商品種はわずか4種ですが、今後も赤いシリーズで充実していくことはもちろん、女性用のラインナップも加える方針のようです。


 このうち『黒色ボタンで凛とした印象になる赤色おしゃれベスト』を注文しました。配送は期日・時間指定でお願いしました。当日は時間通り配達され、ラッピングも良い感じでした。さらに、肝心の商品が想定以上に素晴らしいものでした。この商品は【日本製】で商標は【ADEROS】、洗濯機で洗える商品でした。買って良かったと思います。


 ネットショップ上の課題の一つとして、画面上の写真では実際の商品の良さが表現しきれないことが挙げられます。別の方法で良さを表現することを考える必要がありそうです。今後、この赤いシリーズを推し進めて頂きたいと思います。


 因みに、このお店は広島市の商工センターにある企業さんが運営されており、広島市の産業の中で紹介されています。

事例に学ぶ卸売業の商品開発研究会を開催します!

2010/10/01

bajyou2.jpg おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。

 

 当センターでは、市内中小卸売業の活性化のため、広島市広島商工会議所と連携して、昨年度に引き続き、卸売業を対象とした商品開発の研究会を開催します。

 

 今年度は、「事例に学ぶ卸売業の商品開発研究会」と題して、(株)西友で「無印良品」の企画・開発に携わり、退社独立後は200社以上の中小メーカー、卸・小売業の商品開発、営業指導で活躍している経営コンサルタントを講師に招き、商品開発の事例を中心に、今月から来年2月にかけて毎月1回、計5回コースで行います。

 

 商品開発の実際を聞いていただくことで、商品開発を実践していくに当たってのヒントが得られると思いますので、中小卸売業の皆さん、ふるってご参加下さい。

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