おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。
「~クラウドサービスの安全・安心な利用に向けて~」という観点から、経済産業省からガイドラインが公表されています。使用目的として下記3つを想定しています。
① クラウドサービス利用者自ら行うべきこと。利用者自身がクラウドを利用する際の確認に利用
② クラウド利用者がクラウドサービス事業者に求める必要のあること。事業者が自身の情報セキュリティ対策に利用。
そして、
③ クラウド利活用の際の双方のコミュニケーションツールとして利用。
なお、当ガイドラインは情報セキュリティマネジメントの国際規格であるISO/IEC27002:
2005をベースとしています。
また、クラウドサービスの提供・利用は、国際的に行われていることから、本ガイドラインをISO(国際標準化機構)/IEC(国際電気標準会議)会合へ我が国より提案し、国際標準化の議論を進めていくとのことです。
クラウドサービスを利用する意向の企業の方は、当ガイドラインを一読することをお勧めします。
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
今回は、「飲食業」と「調理食品小売業」について、家計調査年報から家計需要の予測を行います。
総需要額は、「家計需要+事業所需要+観光需要」で求められ、例えば、広島市の飲食業の総需要額を飲食業販売額が上回れば、周辺市町から飲食需要を広島市が吸引していることを意味します。
家計需要額は、世帯種別費目別年間家計消費支出×世帯数で算定します。
平成22年の広島市の「飲食業」と「調理食品小売業」の家計需要額を算定すると、
【飲食支出の家計需要額】850億8,874万円
◎ 二人以上世帯の外食年間家計消費支出166,078円×二人以上世帯数325,449世帯
=540億4,992万円・・・A
◎ 一人世帯の外食年間家計消費支出165,543円×一人世帯数187,497世帯
=310億3,882万円・・・B
A+B=850億8,874万円(飲食支出の家計需要額)
【調理食品小売業の家計需要額】470億445万円
◎ 二人以上世帯の調理食品年間家計消費支出105,454円×二人以上世帯数325,449世帯
=343億1,990万円・・・C
◎ 一人世帯の調理食品年間家計消費支出67,652円×一人世帯数187,497世帯
=126億8,455万円・・・D
C+D=470億445万円(調理食品の家計需要額)
となります。
創業を目指す皆さまは、出店予定地から想定商圏を定め、商圏内世帯人員別世帯数を把握し、これに業種別年間家計支出を乗じて家計需要額を算定することにより、立地条件の善し悪しを吟味することになります。
創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
夏も近づき、冷たいものがおいしい季節になりました。わが家でも今シーズン初めて冷やし中華が食卓に並びました。
今年の夏は全国的に節電モードで、こういった食事も含めて電気をあまり使わずに涼をとる工夫をしなければいけません。わが家では以前からエアコンは28℃に設定しておりこれ以上温度を上げるのは難しいのですが、扇風機が5台(居間、寝室、子供部屋、風呂の脱衣場、なぜかトイレ)ありますので、なるべくエアコンを使わずに、扇風機で過ごそうと思います。
産業界においても、中国電力管内はそれほどでもないでしょうが、マツダ等の自動車メーカーが電力需要の少ない土・日に操業し、木・金に休業日を振り替えるなど節電に努める動きが出ており、それに伴い関連企業も影響を受けることが予想されます。また、個々の企業におかれましても、節電・省エネへの取組みが求められ、ISO14001、エコアクション21、広島市の省エネ診断、広島市民間建築物省エネ設備改修等補助金などそのためのいろいろな制度がありますが、これらの利用に当たっては、当センターのマネージャーが懇切丁寧にご指導しますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。
ICTを新規導入したい、ICTをより効果的に活用したいと考える中小企業の経営者やICT担当者を対象に、ICT導入による経営管理改革について、事例を中心に紹介し、ICTの有効活用による新たな事業展開について、意識改革することができるセミナーを開催します。
◆日 時 平成23年7月1日(金) 13:30~16:30
◆会 場 メルパルクHIROSHIMA 6階「安芸」 (広島市中区基町6番36号)
◆対 象 広島市内の中小企業の経営者、ICT担当者など
◆受講料 1,000円
◆定 員 50名(先着順)
◆内 容 (1)ICTの最新動向について
(2)ICTを活用した経営管理能力の向上(経営情報の把握とその有効活用)
(3)ICTによる事務内容・手順の見直しについて
◆講 師 株式会社スプラム 代表取締役 竹内 幸次 氏
詳しくはこちらをご覧ください。
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長・児玉です。
最近、「若者起業家養成講座」の準備のため、各大学を訪問しお話を伺っているところですが、私が学生だった頃に比べ、最近の学生さんは忙しくなっている様子です。
例えば、前期の授業は7月の中旬頃、期末試験は8月上旬までで、夏休みはその後から。また、3年生の後半頃からは就職活動が始まるとのことで、昔の学生生活のイメージとは少し違っているみたいです。
さて、今年度の新規事業である「若者起業家養成講座」ですが、(学生に限らず)30歳未満の若者を対象としています。この講座のテーマとして、自分の頭で考え、仕事を自分で企画し、計画して進めていく「自立型ビジネスパーソン」の育成を掲げており、起業する場合はもちろん企業内においてもビジネスパーソンとして必要な心構えや知識、能力を養成する講座とするように考えております。
実施は9月から12月あたりで考えています。詳細が決まりましたらお知らせいたします。乞うご期待です。
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長・北林です。
先日、家電量販店に行きました。私が扇風機売り場の前に立って、商品の説明を受けようとしたところ、間近に店員さんがいなかったため、一番近くにいた4~5m離れた店員さんに声をかけました。
すると、その店員さんは私に返事をする前に、さらに7~8m離れた店員さんの方をにらむように見た後で、私の方に迷惑そうな顔をして歩いて来ました。きっと、私が声をかけた店員さんは扇風機の担当ではなく、7~8m離れた店員さんの持ち場であったのでしょう。
今度は、別の日に同じ店に、microSDカードを買いに行きました。直接レジに商品を持っていくのではなく、商品名を記載したカードをレジに持っていき、代金と引き換えで商品を受け取ることとなっています。レジには列ができており、引き換えカードを持ちながら3~4分待っていると、ようやく私の番が回ってきました。いつもは引き換えカードをレジに渡して、レジの店員さんが該当するmicroSDカードを探してくるため、その間の待ち時間があるのですが、すぐにmicroSDカードが出てきました。
レジにお客さんがたくさん並んでいたため、別の店員さんが閉まっているレジを開けたのですが、その前に私が持っている商品記載カードを事前に見て、先に商品を用意していたようです。
扇風機の件では、客への対応より店員さんの事情が優先していたような印象を受けましたが、microSDカードの件では、客に対する素早い対応に感心させられました。
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクト・マネージャーの久保です。
今日は商品や技術の開発とビジネスについて考えてみましょう。というと何か難しい話のように聞こえるかもしれませんが、要は"商品・技術の開発と金儲けは切り離して考えてはいけない"というお話です。
当センターの事業の一つに「製品・技術の開発助成金制度」があります。毎年、新年度がスタートするこの時期に申請の受付があり5月ごろに審査が行われます。年中行事のようなものなのでご存じの方も多いものと思います。
この申請書の作成をお手伝いするのも我々マネージャーの主要な仕事の一つで、毎年多くの企業からユニークなアイディアに基づいた新商品・新技術の提案があり、これらの提案に接することは楽しみの一つになっています。その中にあってこの"儲かりまっか?"という視点が希薄だったり、場合よっては全く抜け落ちている例が案外多いのに驚かされます。"開発"ばかりに目が向いてしまうことから起こることだと思いますが、企業が商品・技術を開発する究極的な目的は利益を上げることだ、ということを忘れないでください。
① これから開発する商品・技術を必要としているマーケットの大きさは?
② そのなかで、あなたの会社はどのぐらいのシェアーが取れるのか?
③ お客さんは、その商品・技術にいくらまでならお金を払ってくれそうなのか?
④ 結果として、その開発でどの程度の利益が見込まれるのか?ということです。
"儲かりまっか?"は商売人のあいさつ代わりの決まり文句ですが、開発にばかり気を取られると、このビジネスの「いろはの"い"」が案外おろそかになるので、要注意です。
多くの中小企業では、市場の分析や予測をしたり収益計画を立てたりするだけの人手がないのも事実ですが、今はインターネットで多くの情報を入手することが可能です。これをもとに、どれくらいの収益が見込めるのかの大雑把なシナリオを描いてみることは不可能なことではありません。"人手がない"と片づけてしまうかそれでも自分なりに"目算"を立てる努力をするかで、あなたの会社の将来は大きく異なってくるはずです。
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下條です。
このたび、新任で「広島市中小企業支援センター」への配属となりました。これまでは、建築技師として公共建築物の設計・工事監理及び建築確認行政等36年勤めてまいりました。中でも思い出に残っているのは、広島駅前のエール・エールの市街地再開発事業に携わったころで当時仕事を共にした方がこの職場におられたのでとても心強かったです。
3月11日の東日本大震災はこれまでになく大きな地震で建築家として多いに関心がありましたが、津波の被害が甚大で地震の被害状況はほとんど報道されませんでした。被災地の状況が報道されるにつれて皆さんも感じられていると思いますが、自分に何かできることがないかと思い続けました。新潟中越地震の時は応急危険度判定士の資格を持っているので即、手を挙げ6人の職員を引き連れ被災建物の危険度判定を行ってまいりました。地震で被害を受けた住宅に住めるのか不安に思っておられた住人に「大丈夫ですよ。」と言ってあげるととても安心されました。今回は、福島第一原子力発電所からの放射能汚染の影響で地元自治体から依頼がかからなく現在に至っています。これからは他に何かできることで応援していきたいと思います。
これからこの職場で携わっていく経済分野での仕事は初めてで、新たな気持ちで業務が円滑に遂行できるよう全力で取り組んでいきます。
どうぞ、よろしくお願いします。