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2011/05/31
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。
「~クラウドサービスの安全・安心な利用に向けて~」という観点から、経済産業省からガイドラインが公表されています。使用目的として下記3つを想定しています。
① クラウドサービス利用者自ら行うべきこと。利用者自身がクラウドを利用する際の確認に利用
② クラウド利用者がクラウドサービス事業者に求める必要のあること。事業者が自身の情報セキュリティ対策に利用。
そして、
③ クラウド利活用の際の双方のコミュニケーションツールとして利用。
なお、当ガイドラインは情報セキュリティマネジメントの国際規格であるISO/IEC27002:
2005をベースとしています。
また、クラウドサービスの提供・利用は、国際的に行われていることから、本ガイドラインをISO(国際標準化機構)/IEC(国際電気標準会議)会合へ我が国より提案し、国際標準化の議論を進めていくとのことです。
クラウドサービスを利用する意向の企業の方は、当ガイドラインを一読することをお勧めします。
2011/05/30
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下縄です。
今回は、「飲食業」と「調理食品小売業」について、家計調査年報から家計需要の予測を行います。
総需要額は、「家計需要+事業所需要+観光需要」で求められ、例えば、広島市の飲食業の総需要額を飲食業販売額が上回れば、周辺市町から飲食需要を広島市が吸引していることを意味します。
家計需要額は、世帯種別費目別年間家計消費支出×世帯数で算定します。
平成22年の広島市の「飲食業」と「調理食品小売業」の家計需要額を算定すると、
【飲食支出の家計需要額】850億8,874万円
◎ 二人以上世帯の外食年間家計消費支出166,078円×二人以上世帯数325,449世帯
=540億4,992万円・・・A
◎ 一人世帯の外食年間家計消費支出165,543円×一人世帯数187,497世帯
=310億3,882万円・・・B
A+B=850億8,874万円(飲食支出の家計需要額)
【調理食品小売業の家計需要額】470億445万円
◎ 二人以上世帯の調理食品年間家計消費支出105,454円×二人以上世帯数325,449世帯
=343億1,990万円・・・C
◎ 一人世帯の調理食品年間家計消費支出67,652円×一人世帯数187,497世帯
=126億8,455万円・・・D
C+D=470億445万円(調理食品の家計需要額)
となります。
創業を目指す皆さまは、出店予定地から想定商圏を定め、商圏内世帯人員別世帯数を把握し、これに業種別年間家計支出を乗じて家計需要額を算定することにより、立地条件の善し悪しを吟味することになります。
創業に関する様々な問題や課題について、ご気軽に創業支援担当・下縄までご連絡ください。
2011/05/27
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
夏も近づき、冷たいものがおいしい季節になりました。わが家でも今シーズン初めて冷やし中華が食卓に並びました。
今年の夏は全国的に節電モードで、こういった食事も含めて電気をあまり使わずに涼をとる工夫をしなければいけません。わが家では以前からエアコンは28℃に設定しておりこれ以上温度を上げるのは難しいのですが、扇風機が5台(居間、寝室、子供部屋、風呂の脱衣場、なぜかトイレ)ありますので、なるべくエアコンを使わずに、扇風機で過ごそうと思います。
産業界においても、中国電力管内はそれほどでもないでしょうが、マツダ等の自動車メーカーが電力需要の少ない土・日に操業し、木・金に休業日を振り替えるなど節電に努める動きが出ており、それに伴い関連企業も影響を受けることが予想されます。また、個々の企業におかれましても、節電・省エネへの取組みが求められ、ISO14001、エコアクション21、広島市の省エネ診断、広島市民間建築物省エネ設備改修等補助金などそのためのいろいろな制度がありますが、これらの利用に当たっては、当センターのマネージャーが懇切丁寧にご指導しますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
2011/05/26
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・新本です。
ICTを新規導入したい、ICTをより効果的に活用したいと考える中小企業の経営者やICT担当者を対象に、ICT導入による経営管理改革について、事例を中心に紹介し、ICTの有効活用による新たな事業展開について、意識改革することができるセミナーを開催します。
◆日 時 平成23年7月1日(金) 13:30~16:30
◆会 場 メルパルクHIROSHIMA 6階「安芸」 (広島市中区基町6番36号)
◆対 象 広島市内の中小企業の経営者、ICT担当者など
◆受講料 1,000円
◆定 員 50名(先着順)
◆内 容 (1)ICTの最新動向について
(2)ICTを活用した経営管理能力の向上(経営情報の把握とその有効活用)
(3)ICTによる事務内容・手順の見直しについて
◆講 師 株式会社スプラム 代表取締役 竹内 幸次 氏
詳しくはこちらをご覧ください。
2011/05/25
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長・児玉です。
最近、「若者起業家養成講座」の準備のため、各大学を訪問しお話を伺っているところですが、私が学生だった頃に比べ、最近の学生さんは忙しくなっている様子です。
例えば、前期の授業は7月の中旬頃、期末試験は8月上旬までで、夏休みはその後から。また、3年生の後半頃からは就職活動が始まるとのことで、昔の学生生活のイメージとは少し違っているみたいです。
さて、今年度の新規事業である「若者起業家養成講座」ですが、(学生に限らず)30歳未満の若者を対象としています。この講座のテーマとして、自分の頭で考え、仕事を自分で企画し、計画して進めていく「自立型ビジネスパーソン」の育成を掲げており、起業する場合はもちろん企業内においてもビジネスパーソンとして必要な心構えや知識、能力を養成する講座とするように考えております。
実施は9月から12月あたりで考えています。詳細が決まりましたらお知らせいたします。乞うご期待です。
2011/05/24
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長・北林です。
先日、家電量販店に行きました。私が扇風機売り場の前に立って、商品の説明を受けようとしたところ、間近に店員さんがいなかったため、一番近くにいた4~5m離れた店員さんに声をかけました。
すると、その店員さんは私に返事をする前に、さらに7~8m離れた店員さんの方をにらむように見た後で、私の方に迷惑そうな顔をして歩いて来ました。きっと、私が声をかけた店員さんは扇風機の担当ではなく、7~8m離れた店員さんの持ち場であったのでしょう。
今度は、別の日に同じ店に、microSDカードを買いに行きました。直接レジに商品を持っていくのではなく、商品名を記載したカードをレジに持っていき、代金と引き換えで商品を受け取ることとなっています。レジには列ができており、引き換えカードを持ちながら3~4分待っていると、ようやく私の番が回ってきました。いつもは引き換えカードをレジに渡して、レジの店員さんが該当するmicroSDカードを探してくるため、その間の待ち時間があるのですが、すぐにmicroSDカードが出てきました。
レジにお客さんがたくさん並んでいたため、別の店員さんが閉まっているレジを開けたのですが、その前に私が持っている商品記載カードを事前に見て、先に商品を用意していたようです。
扇風機の件では、客への対応より店員さんの事情が優先していたような印象を受けましたが、microSDカードの件では、客に対する素早い対応に感心させられました。
2011/05/20
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクト・マネージャーの久保です。
今日は商品や技術の開発とビジネスについて考えてみましょう。というと何か難しい話のように聞こえるかもしれませんが、要は"商品・技術の開発と金儲けは切り離して考えてはいけない"というお話です。
当センターの事業の一つに「製品・技術の開発助成金制度」があります。毎年、新年度がスタートするこの時期に申請の受付があり5月ごろに審査が行われます。年中行事のようなものなのでご存じの方も多いものと思います。
この申請書の作成をお手伝いするのも我々マネージャーの主要な仕事の一つで、毎年多くの企業からユニークなアイディアに基づいた新商品・新技術の提案があり、これらの提案に接することは楽しみの一つになっています。その中にあってこの"儲かりまっか?"という視点が希薄だったり、場合よっては全く抜け落ちている例が案外多いのに驚かされます。"開発"ばかりに目が向いてしまうことから起こることだと思いますが、企業が商品・技術を開発する究極的な目的は利益を上げることだ、ということを忘れないでください。
① これから開発する商品・技術を必要としているマーケットの大きさは?
② そのなかで、あなたの会社はどのぐらいのシェアーが取れるのか?
③ お客さんは、その商品・技術にいくらまでならお金を払ってくれそうなのか?
④ 結果として、その開発でどの程度の利益が見込まれるのか?ということです。
"儲かりまっか?"は商売人のあいさつ代わりの決まり文句ですが、開発にばかり気を取られると、このビジネスの「いろはの"い"」が案外おろそかになるので、要注意です。
多くの中小企業では、市場の分析や予測をしたり収益計画を立てたりするだけの人手がないのも事実ですが、今はインターネットで多くの情報を入手することが可能です。これをもとに、どれくらいの収益が見込めるのかの大雑把なシナリオを描いてみることは不可能なことではありません。"人手がない"と片づけてしまうかそれでも自分なりに"目算"を立てる努力をするかで、あなたの会社の将来は大きく異なってくるはずです。
2011/05/19
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・下條です。
このたび、新任で「広島市中小企業支援センター」への配属となりました。これまでは、建築技師として公共建築物の設計・工事監理及び建築確認行政等36年勤めてまいりました。中でも思い出に残っているのは、広島駅前のエール・エールの市街地再開発事業に携わったころで当時仕事を共にした方がこの職場におられたのでとても心強かったです。
3月11日の東日本大震災はこれまでになく大きな地震で建築家として多いに関心がありましたが、津波の被害が甚大で地震の被害状況はほとんど報道されませんでした。被災地の状況が報道されるにつれて皆さんも感じられていると思いますが、自分に何かできることがないかと思い続けました。新潟中越地震の時は応急危険度判定士の資格を持っているので即、手を挙げ6人の職員を引き連れ被災建物の危険度判定を行ってまいりました。地震で被害を受けた住宅に住めるのか不安に思っておられた住人に「大丈夫ですよ。」と言ってあげるととても安心されました。今回は、福島第一原子力発電所からの放射能汚染の影響で地元自治体から依頼がかからなく現在に至っています。これからは他に何かできることで応援していきたいと思います。
これからこの職場で携わっていく経済分野での仕事は初めてで、新たな気持ちで業務が円滑に遂行できるよう全力で取り組んでいきます。
どうぞ、よろしくお願いします。
2011/05/17
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。
ゴールデンウィークも終わり、徐々に暑い季節が近づいてきました。今年は東日本大震災の影響もあり、ゴールデンウィーク期間中の旅行者も例年ほど多くなかったと聞きました。
旅行ではありませんが、ゴールデンウィークの時期によくタイのバンコクに出張に行っていたことを思い出したので、その時のことを書きたいと思います。
バンコクの5月の平均気温は、30度くらいといわれていますが、湿度が高く、不快感は非常に高いものでした。空港から一歩外に出たとたんに、汗が噴き出していたことをよく覚えています。
しかし、現地の人々は汗もかかず、いたって普通に生活していました。幼いころから同じ環境で生活していたため、体も順応していたのだと思います。たまにしか行かない私たちにとっては、厳しい環境でも現地の人々にとっては、当たり前の環境なのでしょう。
これは、ビジネスの世界にも当てはまるのではないでしょうか。会社の中にいる者にとっては、当たり前の環境、習慣であっても、外から見れば不思議で非効率的に思えることが多くあるように思います。生活環境に体が慣れるのはいいことかもしれませんが、ずっと同じ職場環境にいて、自分たちの仕事のやり方に疑問を抱かなくなっては進歩が止まってしまい問題です。
当センターでは、広島市内の中小企業や創業者の方が抱える経営上の課題などの解決を支援するため、経営コンサルタントや税理士等の専門家が相談に応じる事業を行っています。ほぼ毎日、開設しておりますので、これまでの仕事の方法を見直してみたいとお考えの方は、ぜひご利用ください。
まずは、お気軽に当センターまでご連絡ください。
2011/05/16
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・岸野です。
創業に失敗しないためには、いろいろなポイントがあると思います。その中でも、私が業務の中で感じていることをまとめてみました。
創業に失敗しないためのポイント
1.夢を掘り下げる
2.夢から理念や方向性を導き出す
3.夢をかなえるという強い意志を持つ
4.夢から独自のアイデアを導き出す
5.夢を商品やサービスに活かす
6.夢を計画に落とし込む
7.PDCAサイクルを回す
8.顧客や業界に注意を払い経営改善を怠らない
1.~3.は、夢を整理する。
4.~6.は、夢を形にする。
7.~8.は、夢を検証し、修正する。
以上のポイントを実践することで、失敗する確率は大幅に減少できると思います。
2011/05/12
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。
シンガポールに滞在していた時、目前に広がる海は内海なのではないかと思うようになりました。
内海の良い点は海の交通が容易なことです。それゆえに、古くから交易が発達し、異文化交流が盛んです。
さらに言いますと、内海は波も穏やかで海の開拓がしやすいところでもあります。
先日、岡山大の山中准教授らのグループが、鹿児島湾奥の海底にレアメタルのアンチモンを多量に含む鉱床を確認したと発表しました。
推定で国内年間販売量の約180倍に当たる約90万トンが埋蔵されているといいます。
世界で産出されるアンチモンの約8割は中国産で、半導体やバッテリーの電極など電子部品に使われているとのことです。
このニュースは、日本には資源がないといわれ、そう信じこんできた私達にとっては、朗報です。
海は私達がこれから注目していきたい資源の宝庫です。
日本は世界4位の海洋大国であり、その海によって外敵からも守られて来ました。
海から様々な資源を獲得していくことは大事です。その中でも内海の持つ意味は大きいと思います。
今回のレアメタル確認も、内海である鹿児島湾です。
まず内海から様々な海洋開発に取り組んで行くのが易しいのではないでしょうか。
そしてその内海の持つ資源の一つに観光資源があります。
特に、風光明媚・温暖な瀬戸内海には、これから大きく発展するに違いない観光資源があります。
それゆえに、シンガポールにいた時に、"瀬戸内海を地中海にしよう!"という会を立ち上げようかと思いました。
地中海は、世界中の人々が観光に訪れる風光明媚な内海です。地中海に倣えば、瀬戸内海は世界に誇れる観光地になっていくものと思えました。
私達にとって必要な資源を、これまで以上の環境意識を持って、海から得ていく、そんな時代に21世紀はなっていくのではないでしょうか。
そして広島市は、その産業能力の高さからも、海洋資源開発における前線基地の一つになっていくものと思います。
2011/05/11
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・三井です。
いい店ひろしま受賞店舗が集まった交流会が4月26日に開催され、参加しました。この交流会の中で、受賞店舗の方から受賞して良かった点について話していただきました。
良かった点としては、①注目度のアップ、②来店者数の増加、③従業員が仕事に誇りや自信を持ち、モチベーションが高くなったこと 等がありました。
今年度のいい店ひろしま顕彰事業が始まる前に、受賞店舗の方々の声を聞けたことは大変良かったと思います。頑張ります!
2011/05/10
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・小林です。
私ごとですが、iPhoneを購入して、早くも10カ月。使いこなせるように、日々、奮闘中です。
ビジネスの現場においてiPhoneをどのように活用できるのか。ブログで皆様にお伝えしていきたいと思っています。(とはいえ、初心者視点ですからハードル低めで勘弁してださい。)
先日、パソコンで顔写真から似顔絵を作る方法をご紹介しました。
パソコンでできるのなら、iPhoneでもできるでしょう!?と思い、探してみました。
やっぱり、いろいろありますね。ちなみに、私はToonPAINTというアプリをダウンロードしました。(たまたま無料でしたので( ̄ー ̄)ニヤリ。現在は有料になっています。)
早速、自分の写真を撮って使ってみましたが、何かが足りないんです。個性的なヘアースタイルが問題であると判断し、ちょっと、髪の毛を載せるアプリを検索。ありました!そして加工してみると・・・
出来栄えには納得です!が、問題は、私に見えないことでしょうか・・
2011/05/09
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。
先日(5月1日)、広島市立中央図書館に行きました。階段を上り入口から20メートル位進むと少し低い所にホールがあります。そこが2階展示ホールです。現在、『コンピュータの歴史展 ―手回し計算機からパソコン、そしてスーパコンピュータ―』が開かれています。5月15日(日)までです。
展示コーナーや体験コーナーでは懐かしい機器や書物が展示されています。一例を挙げますと、展示図書では「夢をかたちに」(山本卓真 著)、体験コーナーでは広島発のゲーム「ぷよぷよ」(コンパイル)があります。
一方、現在の広島市の新たな取組がパネルで紹介されています。この取組の原点は、「広島市科学技術政策大綱」(2003年策定)です。その【基本理念】は、"科学技術の真に人間的な目的のための利用"であり、【広島市の役割】、4つの【基本方針と施策の展開】と続きます。
このうち2つ目の基本方針である"社会的課題を解決するために―社会の持続的発展に向けた取組の推進―"の計画として「広島市ICTビジョン2010-2015」(2010年10月)が策定されています。
ところで、情報発信・利便性向上・にぎわい創出を狙いとしてデジタルサイネージが設置されていますが、効果はどのような感じなのでしょうか。少し気になるところです。
2011/05/02
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
最近、シルシルミシルさんデーやリアルスコープなど、スーパーやコンビニでよく目にする食品の製造工場や大手レストランチェーンの料理の製造現場を紹介するテレビ番組をよく見ます。大体どこの工場も製造ラインがオートメーション化されていて、1台うん百万円~うん千万円もする加工設備で特殊な加工技術を見せて、お笑い芸人がああだ、こうだと言っています。ただ、意外と手作業の部分も多く、やはり作業員の熟練した技術は不可欠で、技能の伝承は大切だと感じました。
先日は、発売以来35年のロングセラーを誇っている「さくらんぼ餅」の製造工場の紹介がありましたが、ここは社長夫婦と息子夫婦の4人で営業している典型的な家族経営の小さな工場でした。ここでも添加物の微妙な分量や攪拌技術に熟練工の技が生きており、日本の製造業はこういった中小企業が支えているのだなあと改めて思いました。
今、日本の産業界は大変な事態に直面しています。でも、このような中小企業の底力で、必ず復興できると信じています。我々も少しでもそのお役に立てるようがんばりたいと思います。
がんばれ日本!!
がんばれ中小企業!!