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支援センター職員によるブログ

絵馬に学ぶ

2019/05/23

向井コーディネータ(技術) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・向井です。

 新年度となり、元号も改まりコーディネータの活動も新たな気持ちで取り組んでいます。先日、知人から三原市にある御調八幡宮にいろいろな絵馬が奉納されていると聞いて行ってみました。鳥居をくぐり八幡川にかかった屋根付橋と拝殿近くの神楽殿に、古くは1800年代の色褪せた講談のハイライトシーンから戦中や最近のものまで60点余りの絵馬が奉納されていました。

 

 その中で目を引いたのは、屋根付橋の梁に飾ってあった平成22年寅年の開運招福の絵馬です。この絵馬には写真のように、元気、本気、勇気、根気と書かれていました。確かにこれだけの「気」が揃えば何でもうまく行くような気がします。

 

 ところで、生産技術、品質管理等の継続的改善手法にPDCAサイクルがあります。これは、Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Action(改善)を繰り返すことで業務をどんどん改善していきDoの質を上げていく手法です。この繰り返しのことを螺旋状に旋回しながら上昇していくことからスパイラルアップと呼んでいます。

 

 このPDCAと御調八幡宮の絵馬の「元気」、「本気」、「勇気」、「根気」がよくマッチしているように思います。すなわち、元気を出して計画を立て、本気で実行し、それに勇気をもって評価し、根気よく改善していくというものです。PDCAの各局面の心構えとして適切な感じがします。ITAIの世の中ですが、このような言葉がスパイラルアップの「やる気」につながっていくと考えています。今年度はこの4つの「気」とPDCAで企業の皆様の課題解決のお手伝いをして行きたいと思っています。

 

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「サブスク」 大流行

2019/05/15

姫野コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。

 今年度も中小企業支援センターのコーディネータとして在籍しております。よろしくお願いいたします。

 さて、みなさまは「サブスク」という言葉をご存じでしょうか。

 サブスクは「サブスクリプション=Subscription」を略したもので、製品やサービスなどを一定期間利用する事に対して、代金を払うシステムのことをいい、身近には新聞購読サービスなどがあるかと思います。

 2019年2月2日号の「週刊ダイヤモンド」での特集記事は「トヨタ・パナ・ソニーも参戦 サブスク革命」でした。

 いま世界中で「サブスクリプション」が大流行していて、日本でも珈琲から自動車までさまざまな業界で広がってきています。

 具体的には音楽配信サービスとしてのAppleMusicやSpotifyなどが一番わかりやすいと思います。これらのサービスでは、どれだけ音楽を聴いても一定の料金となり、そのことで音楽を買うということがなくなり、生活そのものが変わったのではないかと思います。


 あと、一番大きいのはソフトウェアではないでしょうか。

 従来はCD-ROMなどといった媒体によって販売され、購入した利用者は、永続的に使用することができる「買い取り形式」でしたが、一時期に費用がかかることや、バージョンアップなど料金が発生し、そのため、いつも最新ソフトウェアを活用できないなどの問題がありました。

 サブスクリプションであれば、いつでも最新版を活用できるなどメリットが大きいです。

 例えば、マイクロソフトではOffice365というサービスでは月額使用料となり、何年かおきにあったOfficeソフトウェアのバージョンアップ費用が不要になりました。


 「所有する」から「使用する」流れはこれからも加速していきそうです。


広島のプロスポーツ球団に学ぶ中小企業の可能性

2019/04/11

若本コーディネータ.jpg おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・若本(わかもと)です。今年度、経営を担当させていただきます。宜しくお願いいたします

 

 新年度のスタートと共に、新元号『令和』も発表されました。平成の30年間は戦争のない平和な時代でしたが、一方で少子高齢化と人口減少社会に突入し、東京一極集中が加速化する中で、次第に地方の活力が失われてきたように感じます。

 

 幸い、ここ広島市では「モノづくり企業」が産業基盤として強固な経済活動を担っており、地元中小企業であっても域外や海外からもお金を稼ぐことができる競争力を有しています。そこが、人口や経済規模では大差をつけられたものの、都市圏に地元大企業や中小製造業のすそ野が弱い「博多(福岡市)」と比べて、将来性、潜在成長力の違いになると思います。

 

 つまり、人口規模や交通アクセスといった「マーケットとしての魅力」は、大都市圏の企業進出やアジア圏からの観光客のインバウンドなどは見込めても、そのお金の多くは域外に流出しているのです。地元資本の中小企業は事業撤退や買収などで大資本に組み込まれ、地元で成長した企業は東京に本社移転するなど、さらなる東京一極集中が進みます。
 
 広島市はスポーツ王国としても知られます。「広島東洋カープ」や「サンフレッチェ広島」は、地方球団として「お金」も「人材」も不足する中で、地道に選手を育成し、チーム力で大都市球団に勝てるようになってきました。この間、オールスターや全日本に選出されるように育った選手が、どれほど大都市球団に引き抜かれ、戦力ダウンを繰り返したことか・・・。

 

 しかし両球団は厳しい経営の中で、多額なお金を投じて他球団の有力選手を引き抜くような安易なことはせず、じっくりと若い人を育て、戦力や戦術の工夫を積み重ねることで、有力選手が移籍してもすぐに次の選手が穴埋めをして常に優勝を争う球団に成長しました。各選手を広島市内の中小企業に置き換えると、とても大きなポテンシャルを感じます。当支援センターでは、スカウト役やコーチ役など、広島市の中小企業活性化の裏方として、新時代の中小企業の育成と活躍を応援していきます。

 


次世代モバイル通信「5G(ファイブジー)」がやってくる

2019/03/19

姫野コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。

 このところ、新聞や雑誌、ネットニュースなどで報道され、聞き慣れてきた「5G(ファイブジー)」ですが、それが生活にどのような影響があるのか良くわからないという声がありますので、できるだけ簡単に説明したいと思います。

 まず、5Gというのはモバイル通信規格で「モバイルネットワーク第五世代技術」のことであり、現在は4G(LTE)という規格が普及しています。

 1Gはアナログ携帯電話、2Gでデジタル化とデータ通信が開始され、番号が増えていくたびに規格が進化していき、通信速度が高速になっていきました。

 ちなみに3Gで初めて世界標準規格となり、当初の開発目標だった2Mbpsの通信速度が20Mbpsクラスまで高速化されました。※bps=(ビット毎秒)通信速度のこと

 その後、更なる高速化技術「LTE(Long Term Evolution)」が開発されましたが、これは正確には3.9Gと呼ばれています。

 その後に標準化されたIMT-Advanced規格が4Gと呼ばれるもので、速度も100Mbps(理論値)まで高速化したお陰で「スマートフォン」が実用的になり、急速に普及したのです。

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 さて、それでは5Gはどのような規格なのでしょうか。
 一言で表すなら「2020年代の社会を支えるモバイルネットワークを目指した規格」といえます。

 4Gのおよそ20倍の20Gbpsクラスの超高速無線通信でありながら、多数(数万台)の端末が密集している場所で安定的に、そして遅延なく通信できるというもので、ロボットなどの遠隔操作や自動運転自動車、また、大多数の人があつまる大規模スポーツイベントなどの活用を想定しています。

 東京五輪・パラリンピックを迎える2020年に実用化を目指していますので、競技会場にいながらにして、双眼鏡ではなく、スマートフォンの画面で拡大映像やリプレーを見たりできるようになります。

 例えば、サッカーのゴールシーンを会場にいながらスマートフォンで確認したりするなど、新しい観戦スタイルができ、楽しみが増えそうで、待ち遠しいです。


激動の2019~2020年

2019/02/12

阿須賀コーディネータ(創業支援) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・阿須賀です。

   

2019年がスタートしてあっという間に1か月がたちました。今年は、天皇陛下退位と即位で5月1日、10月22日が祝日となります。

経営者にとっては、まず最初の10連休、旅行やレジャーなどビジネスチャンスだ!という業界もあれば、社員みんな10連休だと5月の売り上げが成り立たない!という切羽詰まった事業者さんもあることでしょう。いずれにしても、年末年始でさえ10連休というのはなかなかありませんので、配送や人員のやりくり、営業日数減をどこで取り戻すのか、など頭の痛いところです。

そして5月から新元号元年ということで結婚などのイベントも増えるといわれています。10月には消費税があがり、ビジネス環境が大きく変わる1年となりそうです。さらに2020年は東京オリンピックに嵐の活動休止、と続きます(嵐ツアーのたびに周辺ホテルは満室という現象が起きていますから経済的影響も大でしょう)。我が家的には娘が大の嵐ファンだったため、嵐ロスの影響は計り知れません。

中小企業支援策も、軽減税率対策補助金、ポイントバック制度、キャッシュレス対応の機器や手数料に対する補助などこれまで以上のたくさんのものが出てくる見通しです。もちろん、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金、事業承継補助金などのメニューも継続される予定ですから、これまでのやり方を変え新しいことにチャレンジする絶好のチャンスでもあります。我が家の娘も、嵐活動休止までは2年弱ありますから、きっとその間に新しい人生へと踏み出してくれることでしょう。


「コンビニの競争力」

2019/02/07

佐藤コーディネータ

おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・佐藤です。

 

私が利用するある2つのコンビニ店のこと。

1つは駅すぐ前のA店。もう一方は駅から少し離れたB店。それぞれ差別化を図っていますが、私が良く買う、「新聞」の品揃えに違いはなく、少しでも便利なA店を利用していました。

 

ところが、ある日を境にA店からB店にブランドスイッチをします。

A店で新聞を買った時のこと。私が1000円札を差し出すと、レジ係の彼女は私が握るお札を奪うように取り上げ、レジの中へ。そしてお釣りを持って行けとばかりに荒々しく私に差し出します。えっ、と思い彼女の顔を見ると、その視線は別にあり、目が合うこともニコリとすることもありません。

多少のことはどこの店でもあるので、特に気に留めることはありませんが、この日ばかりはあまりにショッキングで、決断に至りました。

 

コンビニは飽和時代を迎え、フィットネスジム、シェア自転車サービスの併設、更には顔認証による省力化など競争は激化しています。これからのサービスの枠組みを構築することは大切なことですが、今回のことは、足元のサービス低下により顧客離れを起こすことの象徴です。コンビニ業界に関わらず未来のサービスを提供する前に、顧客に離脱されないよう筋道をつくり上げることの必要を改めて感じました。


SDGs経営元年

2019/02/05

向井コーディネータ(技術) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・向井です。

 昨年12月に「SDGs(持続可能な開発目標)時代の環境と社会、そして未来へ」をテーマに東京ビッグサイトでエコプロ2018が開催され、見学する機会がありました。出展内容は大学サークルのリサイクル活動から大規模な火力発電プラントの排ガス中のCO2を回収するCCS(CO2回収貯留技術)まで、参加者も小学生の社会見学から企業や大学の専門家まで一堂に会した一大イベントでした。会場内の食事処も食材や容器等にエコを意識したもので、身近なところまでエコ活動が浸透しつつあることを感じました。


 その余韻も冷めやらぬある休日に、自宅で焼いたホットケーキを味わうことになりました。甘いのがいいということになり、家内が冷蔵庫から取り出してきたスプレー缶のノズルから簡単にふわふわしたホイップクリームを出しました。こんな便利なものがあるのだと驚きましたが、表示を見てまたびっくり。なんとスプレーガスに亜酸化窒素(N2O、別名笑気ガス)が使われていました。亜酸化窒素の地球温暖化係数はCO2の約300倍(メタン:25倍)あります。


 そこで、この欧州から輸入したスプレー缶のホイップクリームと、地元中国地方の生クリームを入手して自宅で泡立てた場合の2つのケースについて、輸送時と泡立時のCO2排出換算量を試算し、それにクリームの利便性を下の表1にまとめてみました。スプレー缶のホイップクリームのCO2排出換算量は688gとかなり高くなりますが、いつでもどこでも必要な量だけ利用でき利便性に優れています。一方、生クリームの場合はその逆で、CO2排出換算量は25g(スプレー缶タイプの約1/30)になりますが、調理に時間を要し、少量の使用に不向きで利便性に難があります。これらを見比べると、どちらを選択すればよいのか悩んでしまいます。


 温暖化対策は、このように本質を理解した上で、つくる責任つかう責任を念頭におき、消費者はかしこい選択を、生産者は持続可能性(社会・環境)と性能利便性(経済価値)の両立を目指すことが重要です。今年は「SDGs経営」の元年といわれています。

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変化を機会に~変わるスーツの買い方~

2018/12/11

佐藤コーディネータ

おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・佐藤です。


息子が新社会人になるにあたり、門出を祝うためスーツを見に行った時のこと。

スーツといえば「洋服の青山」かなと思いつつ、調べてみるとオーダースーツを革新的な価格で販売する店がいくつも誕生していました。例えばパターンオーダー2着合わせて48,000円(1着24,000円)とか、イタリア輸入の高級生地でも2着68,000円(1着34,000円)と驚きです。業界NO.1の青山では、客単価@28,000円といわれているので、既製品よりもお得な価格のものも少なくありません。


生地の大量直接仕入れ、縫製工場の内製化、在庫ロスの軽減、ネット広告での販促によりコストを落としつつ、顧客の好みやスタイルに合わせたスーツを仕立ててくれます。既製品ではパンツの裾の調整位ですが、あちこち採寸して上下とも体にフィットしたものに仕立ててくれるので息子も満足そうでした。

スーツを着る世代人口が減り、またクールビズなどカジュアル化が進むなどスーツの販売額はピーク時の70%減とも言われていますが、それを機会ととらえ新規参入するうねりが来ています。


購入者からするとより良い買い物ができる選択肢が増えているので、購入検討中の方は一度お調べになられると良いと思います。


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