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支援センター職員によるブログ

デジタル(DX)化が遅れている本当の理由

2023/09/06

姫野コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。

 

 20年前、日本は世界でも屈指のデジタル化社会だったことはご存じでしょうか。

 例えば、デジタルカメラ、カーナビ、インターネットが利用できる携帯電話、カメラが搭載された携帯電話などを最初につくったのも日本だったのを覚えていますか。

 電卓や、いまではデジタル分野では欠かせないアイテムのSDカードをつくったのも実は日本なんです。

 どこの企業にもオフオンやパソコンが入り、音楽もCDなどに置き換わり、世の中、デジタルばやりでしたね。

 それが今やデジタル競争力は世界29位とは・・・ 画像はこちら
 出所:Yahoo!ニュース「日本の競争力は世界29位 デジタル分野、過去最低に」より

 どうしてこうなったかは、ここでは割愛しますが、DX化にとって致命傷なのは「古いやり方を捨てられない」ことだと思っています。


 例えば、未だにFAXで受発注していませんか。

 また、Excel(エクセル)を業務システムとしていませんか。

 確かにExcelのデータは「デジタル」ですが、それを入力するデータそのものは「紙=すなわちアナログ」だったりしますよね。

 しかも、Excelは自由に入力を変えられますので、データベースとしては貧弱です。

 Excelは本質的に「タテヨコ計算を自動化する表計算」を行なうソフトウェアなのです。

 個人的にはDX化を阻む一番の原因は社内にいらっしゃる「エクセルの達人」ではないかと思っています。

 「どうにでもなるExcel」ですが、「どうにもならないITツール」であるという現実を見ながら、本当のDX化、本質的なIT化をすすめなければ、益々、世界から取り残されると思います。

 中小企業支援センターでは、企業のDX化に関しての助言、支援も行なっています。ご相談ください。


G7広島サミットをビジネスチャンスに

2023/08/02

阿須賀コーディネータ(創業支援) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・阿須賀です。

思えば2022年6月に、被爆地広島でG7首脳会議が行われることが発表されてから2023年5月に実際に開催されるまで、あっという間の一年でした。

中小企業支援や産業振興の視点からもビッグイベントであり、このチャンスを逃してなるものか、という事業者の皆さんの意気込みを感じた一年でもありました。

全体像がなかなか見えず、県と市で合同の県民会議が立ち上がりましたが決めるのは外務省、情報統制も機能し(関わった事業者さんから後日談をいろいろお聞きしました)、首脳がどこへいくとか何を食べるとかお土産は何、など本番までわからないこともたくさんあり、当日をドキドキしながら迎えました。

見たこともないような全国各地の県警のパトカーがホテルの駐車場を埋め尽くし、報道陣と警備のヘリコプターが終始飛び続け、テレビに映っている光景が今目の前の街で起こっている、という不思議な感覚でした。

その宴が終わり、サミット効果がどのくらいあったのか、検証はこれからだと思いますが、サミットをきっかけにいろんなアイデアが形になって誕生した商品もあり、目に見えないいろんな効果も感じています。そして今、広島には海外からたくさんの方が訪れているようです。皆さん、もうしばらくはこれでもか、というくらいに乗っかっていきましょう!


くせものを手なずけたウォータージェットピーニング

2023/07/05

向井コーディネータ(技術) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・向井です。

                                                                         

 最近の衝撃的な話題に、潜水艇「タイタン」の爆縮事故があります。高圧に耐えていた空間が、その限界を超えると一瞬にして押しつぶされる爆縮が起こり、それによって衝撃波が伝播していく現象です。流体機械では、これに近いキャビテーション(以下CTと略記)という現象があります。

 

 CTのメカニズムを以下に示します。流体ではエネルギー保存則が成立し、局所的に流速が早いところでは運動エネルギーが大きく、それによって圧力エネルギーが低下します。この圧力が飽和蒸気圧より低くなると蒸気の泡が発生します。その泡が崩壊する際に大きな衝撃圧を引き起こし(局所的に数百MPa、自動車タイヤの空気圧の約1,000倍)、近くの金属面の壊食(破壊・摩耗)につながることがあります。1999年にHⅡロケットの燃料ポンプの羽根車(インペラー)周りでCTが発生し羽根が破損しました。また、2001年にニュートリノの研究施設で知られるスーパカミオカンデにおいて、一つの光電子増倍管の破損による衝撃圧が発生し、それが伝播して光電子増倍管の全数破損事故に繋がった例が知られています。

 

 このように、流体を扱う技術者にとっては、CTは厄介な現象であり、絶対に避けなければなりません。一方、材料屋から見ると、CTで発生する衝撃圧を巧妙に活用できないかという考えが起こり、ウォータージェットピーニング(WJP)といった技術にまで発展しました。このWJPは、水中においてノズルから噴射された水噴流中のCTが、金属表面で崩壊する際に生じる衝撃圧によって表面を圧密化(表面に圧縮応力)するものです。 

 例えば、原子力の圧力容器は高級なステンレス鋼が使われていますが、材料/環境/応力(引張)の3要素が重なったところでの応力腐食割れ(SCC)が知られています。そこで、このWJPを使って表面を処理し、応力(引張)条件を排除して圧縮応力を付与することによりSCCを防止する技術が生まれました。また、疲労強度も大きく改善し、ライフサイクルアセスメント(LCA)の観点からも優れた技術といえます。(図1~4参照)

 

 この5月の国会でGX電源法が成立しました。その中に原発の運転期間を60年超えに延長することも含まれます。今回取り上げたような優れた技術を駆使しながら信頼性をさらに上げ、欧米とはエネルギー事情が異なる日本に合ったカーボンニュートラルに発展して欲しいと思っています。

 

キャビテーション図表修正①.jpgキャビテーション図表②.jpgキャビテーション図表③.jpg


「先行者利益」と「後発者利益」

2023/06/07

西村コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・西村です。

 

「汎用目的技術」とは、国家レベル、地球レベルで社会・経済に影響を与える技術のことを言います。 「汎用目的技術」の例として、蒸気機関、鉄道、電力、内燃機関、コンピューター、インターネット技術などがあり、そこから「補完的発明品」と呼ばれる自動車、テレビ等の発明品が生まれています。「補完的発明品」が広く普及・拡散されることで、私たちの社会は大きく変化して来ました。これまで登場した「補完的発明品」が全人口の半分まで普及する期間(ディフュージョン期間)を見てみると

自動車 80年 テレビ 30年 携帯電話 10年 インターネット 7年 スマートフォン 5年 となってます。

ここに「汎用目的技術」としてAI技術、「補完的発明品」としてChatGPTに代表される「大規模言語モデル」や「画像生成モデル」が加わるかと思います。ディフュージョン期間もこれまでの「補完的発明品」に比べ格段に短くなり、社会が変化するスピードも速まっています。変化が当たり前の社会が到来したと言えます。

このような状況に、私たちはどう対応すれば良いのでしょうか? 変化に対応するため、絶えずアクセクしないといけないのでしょうか?

 

競合他者よりも早く新しい市場に参入したり、新製品を市場に導入したりすることで得られるメリットを「先行者利益」と呼びます。先行者は、ブランド力の獲得、顧客の獲得、価格競争の回避、技術優位性、価格決定力等のメリットを得ることが出来ます。

今、ChatGPTの出現でいち早くこの技術を導入し「先行者利益」を得ようとする企業が多数出現しています。

それでは、先行者でなければメリットは得られないのでしょうか。先行者ではない、いわゆる後発者には「後発者利益」と呼ばれる別のメリットがあります。

「後発者利益」とは、後発者が先行者の失敗や間違いから学び、より良い製品やサービスを提供することで得られる利益です。後発者は、先行者の失敗から学ぶことで、開発コストやマーケティングコストを削減するだけではなく、より良い製品やサービスを提供することもでき、時には先行者よりも大きな利益を得る可能性もあります。

今回のChatGPTの例では、先行企業は「先行者利益」を得ることができるでしょう。しかしながら、新技術の急激な拡散等により予期せぬ問題が発生する危険性も抱えています。

私たち後発者は、今の状況を良く観察し、そこから賢く学び、得られる良いところだけを生活に活かし「後発者利益」を得て行きたいものです。

 

 


ChatGPTの衝撃とこれからどうなるの

2023/05/10

姫野コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。

 

 最近、毎日のようにニュースを賑わしています「ChatGPT(チャットジーピーティー)」ですが、その名前が記号のようで、なんだか難解ではありますが、簡単に言えばAIの一種で「自然言語処理」で今までにない、抜きんでた性能と情報量のため、もしかしたら仕事や生活が変るのではないかと言われています。
 
 そのChatGPTとは何か、今後はどうなるのかを、ChatGPTに質問してみました。
 
■Q:質問「CharGPTって何ですか」

●A:CharGPTの返答:「ChatGPTは、OpenAIが開発したGPT-3.5アーキテクチャに基づく大規模な言語モデルです。ChatGPTは、自然言語処理の分野で使用されるAIアシスタントの一つで、文章生成、対話システム、文章要約、翻訳などのタスクを実行することができます。ChatGPTは、様々な情報源から学習しており、世界中の様々な言語に対応することができます。」

■Q:質問「ChatGPTのGPTという名前の由来は」

●A:CharGPTの返答:「ChatGPTの「GPT」という名前は、「Generative Pre-trained Transformer」の略語です。この名前には・・・【長いので中略】・・・長い文章の処理に優れた性能を発揮します。ChatGPTは、GPT-3.5アーキテクチャを採用しており、これは、GPT-3から派生した改良版であることを示しています。」


■Q:質問「ChatGPTは今後どうなっていくの」

●A:CharGPTの返答:「ChatGPTは、自然言語処理の分野でますます重要な役割を果たしており、今後も進化し続けることが期待されています。ChatGPTの開発者たちは、モデルの改善や拡張に取り組んでおり、より高度な自然言語処理タスクへの対応や、より多様な言語のサポートなどが見込まれています。


また、ChatGPTは、今後ますます多くの分野での応用が期待されています。例えば、ChatGPTは、医療や法律、金融、教育などの分野での自然言語処理タスクに応用されることが考えられています。ChatGPTがこれらの分野での課題解決に貢献することが期待されています。」


というような答えが返ってきます。
その上で、以下の質問をしてみました。


■Q:質問「ChatGPTの情報源はなに。また、その情報の件数はどのぐらい。」

●A:CharGPTの返答:「ChatGPTの情報源は、インターネット上の巨大なコーパスと呼ばれる大量のテキストデータです。具体的には、ウェブページ、ニュース記事、書籍、ブログなど、様々な形式のテキストデータを収集し、学習に使用されています。また、ChatGPTは、Wikipediaなどのオンライン百科事典からの情報も学習しています。


ChatGPTが使用する情報源の件数は非常に膨大であり、公式発表では数千億のトークンを含む数十テラバイトのテキストデータが使用されているとされています。具体的な件数については明確にされていないため、推定するしかありませんが、数千億から数千兆にも及ぶとされています。」


 つまり、ChatGPTの正体はインターネット上にあふれる膨大な情報をできる限り収集し、それを各言語モデルとして組み合わせ生成しているのです。
 そのため、インターネットで流れている「間違った情報」までも扱うことから、時々、それは違うだろうという答えが返ってくることがあります。
 その他、個人情報や著作権のある情報などもあり、今後のあり方を検討することが、国を中心に行なわれています。
 
 AIはあくまで「道具」です。便利ではありますが、使い方を間違えないように、AIだから間違いないと思わないで、上手に付き合うことをおすすめします。


赤ちゃんの沐浴時間

2023/03/01

向井コーディネータ(技術) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・向井です。

                                                                         

 年明けに末娘が里帰り出産し、4人目の孫が誕生しました。子ども3人を含めると7人の赤ちゃんの沐浴に関わったことになり、さしずめ沐浴の風呂フェッショナルといったところでしょうか。沐浴していているときの赤ちゃんの共通のしぐさは、湯につけた瞬間は少しびっくりするのですが、そのうちおちょぼ口をして気持ちよさそうな表情をします。最近、これを見る度に幸せを感じています。ただ、赤ちゃんの心地よい状態がどこまで続き、どこから長湯で不快に感じてくるのか、気になっていました。今回、赤ちゃんの程よい沐浴時間について考えてみることにしました。

 

 このような解を導く方法として、相似則があります。1)すなわち、母親の程よい入浴時間が分かれば、それを基に同じプロポーションで大きさの異なる赤ちゃんが、同じ湯温のベビーバスに浸かり、同じ物理法則に従って体内に熱が流入し、それが蓄熱され、同じような温度分布になった時点を程よい沐浴時間と考えることができます。その相似則の考えを以下に示します。

 

 表面から入る熱量をQλ、その熱量が体内に溜まる蓄熱量をQcとすれば次式となります。

 入熱(皮膚内側近傍の熱伝導):Qλ=λ・θ/L・L2・t ・・(1)

 蓄熱(体全体の蓄熱量)  :Qc=ρ・c・L3・θ  ・・・(2)

   λ:熱伝導率、θ:温度差・温度上昇、L:代表長さ、θ/L:温度勾配、t:時間、

   ρ:密度、c:比熱、L2:面積、L3:体積

  (それぞれの記号で添字なしは母親、添字 ' は赤ちゃんとします。

   また、記号の後の数字はべき数とします。)

 この(1)と(2)の熱の比Qc/Qλが母親と赤ちゃんで等しく、(3)式となれば、両者は熱的に相似となります。

これを詳細に示せば(4)式となります。

        Qc/Qλ=Q'c/Q'λ                    ・・・(3)

        ρ・c・L2/(λ・t)=ρ'・c'・L'2/(λ'・t')      ・・・(4)

ここで、母親と赤ちゃんの体の物性値は全て等しい(c=c'、ρ=ρ'、λ=λ')とすれば簡単な(5)式となります。

         t/t'=(L/L')2                   ・・・(5)

さらに、母親と赤ちゃんは幾何学的に相似としているので、代表長さとLと体重Mの関係は、L/L'=(M/M')1/3となり、体重比に対する時間の比は(6)式となります。

        t/t'=(L/L')2=(M/M')2/3            ・・・(6)

 

 この(6)式から、赤ちゃんの沐浴時間に対するお母さんの入浴時間比は、赤ちゃんの体重に対するお母さんの体重比の2/3乗に比例するという解が得られました。例えば、母親の体重が55kgで湯の温度が両者等しく40℃、母親が湯船に浸かり、程よく温まるまでの入浴時間を15分とすれば、体重3kgの赤ちゃんの沐浴時間は2.16分(2分10秒)となり、意外と短い値となりました。(図1参照)

 

 この値が妥当であるか、検証する必要があります。赤ちゃんの沐浴時間を一般的な子育ての書物、雑誌、インターネット、文献等で調査してみると、3分~4分、5分~10分、10分~15分という記載があり、最短と最長で5倍もの開きがあります。ちなみに、我が家では、バスに浸かり、一通り体を洗ってから直ぐに上るようにし、沐浴時間は約4分となっています。結局、赤ちゃんから程よい沐浴時間を直接聞き出せた母親がいなく、分かっているようで意外と分かっていないのでしょうね。

 

 そこで、検証するための一つ妙案があります。少し会話ができるようになり、体重が12kg~15kg程度になる2~4歳頃を見計らって一緒にお風呂に入り、入浴時間の確な情報を得たいと思っています。このように帰納的に検証できれば、世の中の沐浴時間のスタンダードとして受け容れられ、赤ちゃんに感謝されるかもしれません。ただ、どんどん成長していけば、赤ちゃん時代の心地よかった沐浴のことはすっかり頭から消え去り、記憶に残らないのでしょうね。

 

 1)江守一郎、(第二版)模型実験の実験の理論と応用,(1985-7),技報堂

 

沐浴時間の図6.jpg

 


非日常な体験

2023/02/15

阿須賀コーディネータ(創業支援) おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・阿須賀です。
  

昨年のクリスマス寒波の大雪の日、どうしてもはずせない会議があり、早々に車をあきらめて公共交通機関で会場に向かいました。路面電車とJR、どの駅からどちらを選択するか必死で考えながら予定より1時間も早く家を出て向かいましたが結果は15分遅れて到着。他のメンバーは全員時間通りに来られていて大反省でした。

年が明けて1月の大雪の日は、急遽センターには向かわず自宅からのリモート対応で難なく切り抜けました。コロナでオンラインが日常になっていたからこそですね。

どちらも早くから積雪の予報が出ていたにもかかわらず、時代の流れに逆行するリアルな出席が必要(試食などがあったので仕方ないけど)で、そのうえ瞬間の判断ミスが重なるとなかなかうまくいかないものだと実感。もう少し事前のシミュレーションなどしておくべきでした。

そして2月に入り、なんでもないところで足を取られてけっこうひどい捻挫をしてしまい、車の運転はできるのに乗降時に体重がかかると痛かったり、今まで意識もしていなかったちょっとした段差がひびいたり、おふろでよろけて突き指してさらにできないことが増えたり。

これまで普通に暮らしていた時には気づかないことをいろいろと感じています。

日々順調にいくことが当たり前になっている中で、こうやって時々不自由な体験をすることも発想の転換には必要なのかもしれませんね。


久々の旅行

2022/12/28

西村コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・西村です。

 

10月某日兵庫県の淡路島に旅行に行ってきました。淡路島を縦断し、特産の玉ねぎ料理を食べながら鳴門の渦潮を見て帰ってくるというコースです。

神戸から車で淡路島に渡り、大阪湾が一望できるパーキングで途中下車しました。

展望台からの眺望は素晴らしく、明石海峡から和歌山県まで眼下に広がるスケールの大きさに圧倒されました。

当日は風が強く、流れる雲や波立つ海が一体となりダイナミックに動いている様にどこか異国にいる錯覚にも囚われ、早くも旅行のテンションが高まってきました。

六甲山の夜景が日本三大夜景と言われますが、淡路島からの大阪湾の眺望も素晴らしいものです。

その後、島内の観光地を巡りながら、徳島県鳴門市にある大塚美術館に到着しました。

大塚美術館は世界26カ国の古代から現代までの西洋名画約1000点が陶板を使って原寸大で展示されており、人気の観光スポットです。

教科書や美術書で見た世界の名画ばかりですので、ついつい立ち止まって見入ってしまい予定の時間を大幅に超過し、最後は駆け足で見て回る始末でした。結局、鳴門の渦潮は時間が無く断念しました。

今回は短い旅行でしたが、2年ぶりの旅行でもあり、壮大な景色と世界の名画に触れ、世界一周名画の旅をした気持ちに浸ることが出来大満足でした。

玉ねぎ料理も美味しかったです。

 

 


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