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支援センター職員によるブログ

サービス工学その3

2011/04/13

hamada3.jpg おはようございます。 
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャーの浜田文男です。


 今回は、『最適設計ループ』の各フェーズ(観測、分析、設計、適用)で求められている技術のうち重要度が高いものを紹介します。


1.観測フェーズ
1.1 初期仮説策定技術
 1.1.1 顧客のニーズ・満足度・ロイヤリティ調査技法
   新サービス検討やサービス改善に先立ち、顧客の声を聞き取るための技法。
   (例)顧客インタビュー、フォーカスグループインタビュー、顧客アンケート等
1.2 センシング技術
 1.2.1 行動測定・記録技術
   RFIDや非接触ICカード、各種センサなどの工学技術応用によって人間の行動を把握する

   ための技術。
   (例)RFID、電子マネー、マイク、ジャイロセンサー、映像記録
2.分析フェーズ
 2.1 数理分析技術
2.1.1  データマイニング技術
    人間の行動に関する大規模定型・非定型データから、仮説を発見するための技術。
  (例)データマイニング、テキストマイニング
3.設計フェーズ
 3.1 シミュレータ技術
  3.1.1 集団行動シミュレータ
    人間の集団に関するモデルを用いて集団としての振る舞いを再現したり将来予測する

    ための技術。
    (例)マルチエージェントシミュレーション、人工市場
 3.2 プロセス設計技術
 3.2.1 プロセス可視化
   サービスの内容や特性を表記する技術。
   (例)サービス・ブループリンティング
4.適用
 4.1 ライフログ基盤技術
  4.1.1 ライフログの実用化技術
    ライフログを全業界的に利用できるようにするための基盤技術
 4.2 人材育成技術
  4.2.1 従業員の作業評価支援
    評価の数値化、定量化技術


 さらに、これらを実現するためにIT基盤技術があります。
 サービス業の生産性向上に向けた取り組みを進めるための考え方ですが、参考にして頂きたいと思います。

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