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支援センター職員によるブログ

ネーミングについて

2012/07/10

 おはようございます。
nakamiya.jpg がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。

 

 2012年は、金環日食や金星日面経過など天文現象の当たり年といわれています。皆様の中にも、観測用メガネを購入してこれらの現象をご覧になった方がいらっしゃると思います。テレビなどのメディアでも「これは○○年ぶりの現象で、次に見ることができるのは○○年後」などと盛んに放送していました。

 

 老若男女がこのブーム?の波に乗っていた中で、メディアが「宙ガール(そらがーる)」という言葉を頻繁に使用していたのが、非常に気になりました。「宙ガール」とは、天文に興味を持つ女性を総称する言葉らしく、「山ガール」が登山などを通して、天体に興味を持つようになったためにできた言葉ということでした。

 

 「宙ガール」という単語を聞いて、近年「山ガール」、「森ガール」、「釣女」、「歴女」などの単語が増えてきていることについて考えてみたいと思います。
 これらの単語は女性を対象にしており、男性を対象とした「宙ボーイ」、「山ボーイ」、「森ボーイ」、「釣男」、「歴男」もあるらしいのですが、メディアを通じて耳にするのは、もっぱら女性を対象にした言葉の方という印象を受けます。この理由は分かりませんが、女性の方が流行に敏感でアクティブな方が多いからなのかもしれません。

 

 天体好きの女性や山好きの女性は、昔から大勢いらっしゃったと思いますが、「宙ガール」、「山ガール」などという言葉が創られてからは、趣味の一つのカテゴリーとして確立された印象を受けます。
 もともと趣味とされていた方が、「宙ガール」などの呼称でひとくくりにされて、どのような感想をお持ちかは分かりませんが、このような言葉ができたことで、その分野に興味を持つ方の裾野が広がったことは間違いのないことだと思います。

 

 このことから、ネーミングの大切さを改めて感じました。
 「宙ガール」についても、単に「天体好きの女性」という表現では、今のようにブームになっていなかったのではないでしょうか。

 

 皆様も、新商品のネーミングを検討する場合は、ターゲットが誰なのかをよく検討したうえで、決定するようにしましょう。 

 当センターでは、マーケティング等の課題にも対応できる専門家による、窓口相談事業や専門家派遣事業を実施しておりますので、どんどん活用してください。

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