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2012/08/30
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・中宮です。
突然ですが、私はマヨネーズが大好きです。最近は健康にも気遣って、控えめにはなりましたが、以前はご飯やラーメンなどにもかけて食べていました。一人暮らしの頃の冷蔵庫の中は、何は無くてもビールとマヨは欠かさずあったのではと思います。マヨが無くなりそうな時は不安になり、スーパーに駆け込んだものです。
さて、ここからが本題なのですが、スーパーの棚にはいろんなブランドのマヨが陳列されているのですが、私がマヨを選ぶときには、どのマヨを買うかで悩んだことはありません。買うマヨのブランドはいつも○○○○○に決まっているのです。
このように、消費者が特定ブランドを繰り返し購買し(私の場合は、○○○○○)、代替ブランドがあっても(○○○○○以外のブランド)、必然的にその特定のブランド(○○○○○)を購買し続けることをブランド・ロイヤルティといいます。ロイヤルティとは忠誠心のことで、私の場合は、○○○○○のマヨ信者ということになろうかと思います。
さらに、ブランド・ロイヤルティから一歩進んだ考え方として、消費者と双方向でコミュニケーションを行って、一緒になってブランドを生んで、育てるブランドパトロナージュというものがあります。
マヨの場合は、私が一方的に○○○○○マヨ信者になっているだけで、メーカーと一緒になってブランドを育てている訳ではありません。
ちょっと違うかもしれませんが、ファンがアイドルグループの中の推しメンに対して、いろんな形の応援を通して、アイドルを育てている(?)姿を見ると、これもブランドパトロナージュなのかという気がします。私にはよく分かりませんが、きっとファンの方は、彼・彼女たちを育てているという思いで、もっと成長させようと更に応援に熱が入るのではないでしょうか。
企業にとってみれば、このような消費者の存在は非常に大きな強みになるでしょう。消費者は、他のブランドに心を奪われることなく、自社ブランドを支持してくれますし、他の消費者にも紹介してくれるかもしれません。
このように、企業にとってブランドマーケティングとは市場での競争優位を確立するために、非常に有効なものです。当センターの窓口相談には、マーケティングの専門家もいらっしゃいますので、興味のある方は、是非、ご連絡をお願いします。https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/keiei02.html
今回は、ちょうどマヨネーズが切れかかっていただけなのに、こんなことになりました。