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2010/05/19
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長・北林です。
先日、レトルトカレーを買いに行きました。デパートとスーパーの食品売場に行って、じっくり選んでみることにしました。
当然のことですが、価格帯が違います。デパートは135円~840円、スーパーは88円~520円です。これは、業態の違いによる「価格戦略」の違いでしょう。
次に、高価格商品のパッケージは、高級牛の霜降り、ダークブラウンなど高級感のあるイラストや色彩となっています。「カラー戦略」がとられています。
大手食品メーカーのアイテム数は、スーパーが圧倒的に多いです。それに比較して、デパートが扱う商品は、○○ホテルカレー、△△牛ビーフカレーなどのこだわり商品が豊富です。メーカー側からの「流通戦略」もあるのでしょう。
子供向けカレーは、陳列棚の低い位置にあります。子供にも選択しやすいようにした「売場戦略」なのでしょう。
このように、ちょっと気をつけてみると、当たり前のことですが、メーカー、小売店舗とも様々なマーケティング戦略を行っていることがわかります。
また、当センターが毎月発行している「メールマガジン」最新号の中で、(株)流通プランニング研究所 代表取締役 所長 川上正人氏が、販路開拓には「販売対象の明確化」「企業価値・商品価値の明確化」などが必要だと述べています。
当センターでは、マーケティングをはじめ様々な経営課題に対する支援として、窓口相談、アドバイザー派遣などを行っています。どうぞ、ご利用ください。