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2010/06/18
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北林です。
地元、広島東洋カープは、現在3連勝中ではありますが、勝ち星より負け数が先行し、低迷しています。私は今シーズン、マツダスタジアムに4回行き、1勝3敗です。終盤での逆転勝ちもあれば、0対8の大敗もありました。勝てばなんとも思わないのですが、惨敗した時には、「高いチケット代だったなぁ」とつい思ってしまいます。
ところで、チケット代のような商品やサービスの価格設定は利益に直結するため、マーケティングの意思決定の中で重要な要素です。設定方法については、理論的には①「コストに基づく価格設定」、②「需要に基づく価格設定」、③「競争に基づく価格設定」があります。
①「コストに基づく価格設定」
コストに、適正と思われる利益を上乗せして価格を決定する方法です。企業側の都合に基づくものと言えます。
②「需要に基づく価格設定」
商品、サービス等の持つ魅力を基準に価格を決定する方法です。お客様にとっての価値が基準になっていると言えます。
③「競争に基づく価格設定」
同種の商品、サービス等の価格を基準にして設定する方法です。競合関係に基づくものと言えます。
カープが負けた時に、チケット代に思い至ったのは、このうち「需要に基づく価格設定」に見合う「ワクワク感」「ドキドキ感」をその試合に感じることができなかったからなのでしょう。