公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

閲覧補助
文字サイズ
標準
拡大
検索
お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お電話でお問い合わせ

082-278-8032

メールでお問い合わせ

お問い合わせ

支援センター職員によるブログ

真の「改善」とは「苦しみを乗り越える」こと

2011/12/08

kubo4.jpg おはようございます。
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジェクト・マネージャーの久保です。

 

 今日は改善に伴う苦しみを乗り越えずして、その成果は得られないというお話です。

 

 当センターの支援制度の中に、「経営支援アドバイザー派遣」という制度があります。経営課題の解決、生産性改善活動等々の企業が抱える様々な課題を解決するために、専門家を派遣してニーズに即した支援を行う制度で、すでにこれを利用されている読者もおられるかもしれません。
 改善に対する企業側の熱意・努力と専門家の指導がうまく噛合い、期待した或いはそれ以上の成果が得られた時には、企業側の担当者、派遣専門家共に大きな達成感、充実感を味わうことができます。
 しかし、すべてのケースがこのようにうまく行くとは限りません。同じ専門家が手掛けた案件でも、大きな改善成果に結びつく場合とそうでない場合があります。もちろん、専門家が得意とする領域と不得手な領域で、最終の結果が異なってくるということはあるでしょうが一方で、当事者である企業側を見てみると、改善に挑戦するという意識が希薄であったり、また改善へ向けての自らの変化を柔軟に受け入れられないというケースが多々存在することも事実です。
 せっかく外部の知恵を導入してまで改善に乗り出そうと行動を起こしておきながら、これに伴う変化を受け入れられないというのはおかしな話ですが、これまで会社の発展を目指して幾多の困難を乗り越えて現在の姿を築きあげてきた当事者にとってみれば、現状を変えるのは身を切られる以上の痛みを感じるのも事実です。
 しかし、経営改善、業務改善とはこの「痛み」「苦しみ」を乗り越える活動そのものなのだということをしっかりと心に刻んで、ゆるぎない決意をもって「改善」に臨んでください。

カテゴリ

最近のブログ記事

月別の記事

リンク集

このページのトップへ