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支援センター職員によるブログ

ぶどうの季節です(2)

2012/09/27

 おはようございます。 kodama.jpg
 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長・児玉です。

 前回の北林副所長に引き続き"ぶどう"について書いてみます。

 

 「甲州へ行くはぶどうの成り下がり」という江戸時代の川柳があります。甲州街道が整備されるなど甲府は幕府にとって重要な拠点であったのですが、江戸を離れることや行状の良くない旗本が懲罰的に送られた例も多いなど、甲州勤番には悪いイメージもあったことがベースになっています。(中里介山の小説「大菩薩峠」では、優秀な人物として甲府勤番支配の駒井能登守が登場する一方、悪党旗本として甲府勤番組頭の神尾主膳が登場します。) また、ぶどうは江戸時代から山梨の名産としてよく知られていたことも伺えます。(「勝沼や馬子も葡萄を食ひながら」という芭蕉の句もあるそうです。)

 

 さて、武道といえば、テレビで古武術家の甲野善紀氏が、畳の上に伏せた柔道選手を必死の抵抗にも関わらず軽々と持ち上げたり、タックルに来たラグビー選手を片手でいなしたり、ぴったりとくっついている人の間に割り込んですいすいと通り抜けたりなど色々な技を披露され、見るたびに「何でそうなるの?」という感じで驚かされます。
 古武術の技(体の使い方)は格闘系のスポーツだけでなく、「相手をかわす」、「素早く動く」、「相手の予期しない動きをする」、「体に負担を掛けない」など他のスポーツにも応用できるものがあり、これらの技を身に着けた日本の選手がオリンピックやワールドカップに出たら、「NINJAが現れた」と世界に衝撃が走るのではないかと、ちょっと想像してみたくなります。
 また、介護の現場でも、古武術は、被介護者の体を起こしたり、車椅子に移す時など、介護者、被介護者双方の負担を減少させる技としてその活用が提唱されています。

 

 私も発想を柔軟にして、中小企業支援センターが有する技(中小企業支援のための資源、ノウハウ)を、より効果的に支援事業に活用をする方法について考えてみたいと思います。

 皆様、今後とも、中小企業支援センターの事業を有効にご活用いただきますようよろしくお願いします。

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